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テラドローン、FPSO業界における世界最大規模のグローバル企業2社と協業し、ドローンを活用した洋上原油貯蔵タンク検査の実証実験実施のご報告

update:
   
Terra Drone株式会社
アメリカ、イギリス、ブラジル、ガボンに事業拡大



Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は、SBM Offshore(本社:オランダ・スキポール、CEO:Øivind Tangen)およびBW Offshore(本社:ノルウェー・オスロ、CEO:Marco Beenen)と協業し、ドローンを活用した洋上原油貯蔵タンク検査に関する実証実験を実施いたしました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20194/325/20194-325-a399d7b1ac6a785bd4a123a9c4987ac4-3900x2044.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


実証実験の概要
SBM OffshoreおよびBW Offshoreは、世界最大規模のFPSO(Floating Production, Storage and Offloading system:浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)運用企業です。本実証実験は、SBM OffshoreおよびBW Offshoreが運用する各FPSOにおける、ドローンを用いた原油貯蔵タンク内の検査となります。本実証実験においては、グローバルに展開する船級協会ABS(American Bureau of Shipping:米国船級協会)によるクラス認定を受けたテラドローンが提供するTerra UT Drone(超音波探傷検査機器を搭載したドローン)が用いられました。Terra UT Droneの使用により、拡大鏡や内視鏡を使ってタンク内の表面や内部を視認し亀裂や腐食を見つけることができ、また超音波を出してタンクの厚さを測定することで、タンク内の腐食や摩耗を確認することができます。

実証実験を実施した場所
SBM Offshore:ブラジル
BW Offshore:アメリカ、イギリス、ガボン
ドローンを用いたFPSOの原油貯蔵タンク検査のメリット
従来のFPSOにおける原油貯蔵タンクの検査は、作業員が高所や狭所での作業を行う必要があり、危険なリスクを伴うことが課題となっていました。しかし、Terra UT Droneを使用することで、タンク内の安全区域からドローンを操作することが可能になるため、より安全に検査を実施できます。また、作業員数を最小限に抑え、オペレーションリスクを軽減しながら、作業効率を向上することにもつながります。さらに、検査時間を大幅に短縮することができるため、タンクの停止時間を最小限に抑えられ、生産性の向上にも寄与します。
今後の展望
テラドローンはABSクラス認定を受けたプロバイダーとして、Terra UT Droneを活用したFPSOの原油貯蔵タンクの検査を行い、点検事業を拡大してまいりました。SBM OffshoreおよびBW Offshoreも2025年までにFPSOの原油貯蔵タンクの検査へのドローン導入を強化し、作業員の安全性とオペレーション効率を向上させることを目指しています。テラドローンは今後も、最先端技術やサービスを提供し、海洋プラットフォームの検査作業における安全性と効率性の向上に貢献してまいります。
SBM Offshoreについて
SBM Offshore N.V.は、オランダに本社を置く企業グループであり、オフショア石油・ガス業界向けにシステムおよびサービスを提供しています。同社の関連企業は1950年代初頭にオフショア事業を開始し、シングルブイ係留(SBM)システムのパイオニアとしての地位を確立しました。SBM Offshoreは、浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)をリース・運用するとともに、オフショア生産設備の設計・エンジニアリング、建設、設置、運用、保守に携わっています。また、同社はアムステルダム証券取引所のメインボードに上場しており、2003年以降、AEX指数の構成銘柄として認定されています。
BW Offshoreについて
BW Offshoreは、40年以上にわたり、先進的なオフショア生産ソリューションの運用および複雑なプロジェクトの実行において豊富な経験を有しています。これまでに40件のFPSO(浮体式生産貯蔵積出設備)およびFSO(浮体式貯蔵積出設備)プロジェクトを成功裏に完了しています。同社は組織全体で緻密なエンジニアリング、信頼、チームワークを重視した企業文化を築き上げてきました。また、オフショア技術および運用能力を活用し、クリーンエネルギー生産ソリューションを開発することで、エネルギー転換に積極的に取り組んでおり、世界のエネルギー市場のニーズに応じたオーダーメイド型のエネルギーソリューションの提供を目指しています。
Terra Drone株式会社
Terra Drone株式会社(テラドローン)は、「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、ドローンの開発及びソリューションを提供しています。また安全かつ効率的なドローンや空飛ぶクルマの運航を実現するための運航管理システム(UTM)の開発・提供にも注力し、幅広い産業に貢献しています。

テラドローンは、測量、点検、農業、運航管理の分野で累計3000件以上の実績を誇っています。また、当社グループを通じて提供されるUTMは、世界10カ国での導入実績があります。こうした成果により、Drone Industry Insightsが発表する『ドローンサービス企業世界ランキング』で、産業用ドローンサービス企業として2020年以降連続でトップ3にランクインしています。

テラドローンは、ドローンや空飛ぶクルマの普及を見据え、低い空域の安全かつ効率的な移動を支える“低空域経済圏のグローバルプラットフォーマー”として社会課題の解決を目指します。
詳しくはhttp://www.terra-drone.net
本件に関する問い合わせ
Terra Drone株式会社
メール: pr@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net

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