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スタディスタジオ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 鈴木孝一、以下「当社」)は、英検(R)受験生向けWebサービス「スタスタApps」において、英検(R)3級レベルの英文を用いたWPM(Words Per Minute)測定サービスをリリースいたしました。本サービスは単に「速く読む」だけを計測するのではなく、「きちんと内容を理解した上でどの程度速く読めるか」を重視して設計されており、読んだ英文が回答時点で消えるなど、さまざまな仕掛けによってチート行為を防ぎ、正確な読解速度を算出できるよう工夫しています。
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WPM計測結果
【1】WPM測定サービス公開の背景と狙い
(1) リーディング速度が英語学習全般におよぶ影響
英検(R)対策において、リーディングは重要なスキルですが、一度の読みで素早く且つ正確に理解する能力は、リスニングやスピーキングにも良い影響を及ぼすと考えられています。音声を聞く場合も、一語一句を処理している暇がないため、ある程度の速読力や意味把握力が必要です。スピーキングにおいても、英文を頭の中で再構成する際に素早く英語を処理する力が求められます。こうした総合的な英語運用能力を高める狙いで、今回のWPM測定を英検(R)3級レベルから始め、受験生がゲーム感覚でスピードと正確性を両立させられるような仕掛けを導入しました。
(2) 「速く読む」だけでなく「しっかり理解する」設計が必須
従来の速読トレーニングでは、単語を斜め読みして速度を上げることに意識が偏り、意味を正確に捉えているかを検証しづらいという問題がありました。結果として「速くは読めるが、読了後の理解度が不十分」というケースも見られたのです。そこで当社は読了後の問題回答を必須とし、正答できなければWPMが表示されない仕組みを採用。英語を正しく理解してこそ速度が意味を持つ、という本質に立ち返って開発に取り組みました。
WPMを計測してみる
【2】テストの具体的な仕組み
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テスト開始画面
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カウントダウン後にスタート
1. カウントダウン後にスタート
「開始」ボタンを押すと、3秒のカウントダウン後に英文が表示され、読み始めのタイミングが明確化されます。ユーザーはこの間に心の準備を整え、いざテストが始まったらすぐに読み進めることができます。
2. 英文をできるだけ速く、かつ正確に理解
与えられた英文は英検(R)3級相当のレベルです。文章量はそれほど長くなく、初心者でも取り組みやすい一方、内容理解を伴わない“スキップ読み”は通用しません。
3. 読み終わったら「読了ボタン」を押す
ここで計測タイムが止まり、WPM(1分間あたりの単語数)を算出するための基礎データが揃います。
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英文がない状態で問題に答える必要がある
4. 回答画面へ進むと英文が消える
最も大きな特徴の一つが「回答時点で英文が消えてしまう」点です。つまり、答え合わせで英文を参照できないため、読了時点で頭に残っていなければ問題を解けないのです。
5. 2つの問題に「日本語で」回答
質問文は英語で提示されます。そして回答は日本語で行います。これにより、意味を理解しないまま英文に登場した単語をそのまま書くだけで答えになるようなズルを防ぎ、純粋に「内容を理解していたか」をチェックできます。
6. 両方正解すればWPMが表示される
正解できなければWPMは表示されません。つまり、速く読んだとしても理解できていない場合は記録が残らないため、“チート”や適当読みを抑止する仕組みとなっています。
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WPMを計測してみる
【3】チート防止のための設計
・ 読み飛ばしを防ぐ
もし英文を斜め読みして時間を短くしても、内容を把握できていなければ問題回答で正答できず、WPMは算出されません。
・ 英文消去
回答画面を開いたら英文を参照できないため、うろ覚えや適当な推測では太刀打ちできません。
・ 日本語回答を必須
質問が英語で、回答を日本語で行うことで、英文に登場した英単語をそのまま英語で書けばOKという逃げ道をふさぎ、確実に理解度を問えるようにしました。
【4】結果画面とランクシステム
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WPM計測の結果は画像でダウンロード可
1. WPM算出後の画面
ユーザーのWPM値と「読了時間/総単語数」などを元に、図表やグラフで表示。読み終わったスピードが分布のどの位置にあるかが視覚的に示されます。英検3級では110WPM程度が求められると言われており、110が中心にくるようにグラフを描いています。
2. 12種類のランクで楽しめる
「見習い」「一人前」「凄腕」など、全12種類のランクを用意。ユーザーは自己ベスト更新や上位ランク到達を目指して何度でも挑戦可能です。
3. 画像ダウンロード機能
結果画面はワンタップで画像保存でき、SNSシェアや友達同士の競争などに利用できます。学習モチベーションを保つ仕組みとして好評です。
WPMを計測してみる
【5】学習効果の広がり
1. 繰り返し挑戦で読解力アップ
速読力は一朝一夕には身につかないものの、本テストを何度も試すことで、段階的に読む速度と理解度が向上します。さらに結果を数値として記録することで、成長を実感しやすい点が継続学習の支えになります。
2. 英検(R)以外の英語学習にも有効
WPMは英語のリーディング力を測る基本指標。TOEICやIELTSなど他の英語試験にも通じるため、英検(R)以外の受験生や英語学習者にとっても高速リーディング練習のツールとして活用できます。
3. リスニング・スピーキングへの好影響
前述のとおり、一度で英文を理解する力はリスニング・スピーキングにも波及します。実際にスタスタLIVE英検の講師によれば、読解力が上がった受講生は聴き取り時も英文処理が速くなり、スピーキング時の文章構成もスムーズになるケースが少なくないとのことです。
WPMを計測してみる
【6】今後の改善と拡張
1. 問題数の充実
現在は100問程度のオリジナル英文と問題を用意していますが、今後は問題数をさらに増加させて、ユーザーが飽きることなく多様なジャンル・長さの英文を読めるようにする計画です。最後まで読まないと間違えてしまう問題や、内容が理解できると思わず笑ってしまうようなユーモアのある英文などを増やしてくことを計画しています。
2. 3回連続計測の平均値を表示
一度の計測で運や体調が影響してしまう可能性があります。そこで今後は「連続3回を実施→平均WPMを算出」する機能を検討。より安定した読解スピードの指標を得られるようにします。
3. 上位級への拡張
すでにユーザーから「2級や準1級のWPM測定も欲しい」との声が届いているため、より高度な英語レベルで同様のテストを実装予定です。難易度や語数に合わせ、ランクシステムも調整します。
【7】スタスタLIVE英検との連携
当社が運営するオンライン英検専門塾「スタスタLIVE英検」では、リーディング速度向上を重視する指導を取り入れています。生徒が本WPM測定テストを使って成長度を可視化し、講師が結果を参照しながら「読解の正確性」「集中力維持」「語彙補強」のアドバイスを行うことで、短期間で英検(R)合格を目指す学習モデルを強化していきます。
・ AI+人間講師の二重指導: テスト結果をAIが即時表示し、講師が補足解説や個別アドバイスを加える。
・ 全英語運用技能との連動: リーディング速度アップに伴い、リスニングやライティングにも良い影響があることが期待される。
本件に関するお問い合わせ先
スタディスタジオ株式会社
代表取締役 鈴木孝一
・ 住所: 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8b
・ E-mail: info@studystudio.jp
・ TEL: 050-3579-7479
公式サービスURL:
・ WPM計測テスト(英検(R)3級レベル): https://apps.studystudio.jp/wpm-test
・ スタスタApps: https://apps.studystudio.jp/
・ 合否判定(CSEスコア)ツール: https://apps.studystudio.jp/cse-calculator
・ ライティングAI添削: https://apps.studystudio.jp/writing-review
・ スタスタLIVE英検: https://studystudio.jp/contents/live_eiken
※英検(R)は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
※このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
以上