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茶の湯愛好家、手仕事好きの心を鷲づかみのコレクション! あそび心と見立てのセンスが光る、44の「私の茶箱」が1冊に

update:
   
株式会社世界文化ホールディングス
書籍『44の茶箱あそび』2月14日発売



世界文化社は、書籍『44の茶箱あそび』(多田けい子・著) を 2月14日(木)に発売します。
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♦「自分の茶箱が作りたい」─ 小さな箱から広がる物語

茶箱とは、お茶を点てる道具一式を箱や籠にコンパクトに詰めて携帯できるようにしたものです。
本書では、インスタグラマー@tea_keikoとしても知られる多田けい子さんが、10年以上の歳月をかけて組んだ44の茶箱を収録。どれも著者の自由な発想で作られましたが、すべてお茶のルールに従った道具立てがなされています。

道具を入れる袋である仕覆はすべて著者の自作で、手仕事好きの方にもおすすめ。これから茶箱を組みたいという人には、多田さんの経験が語られるコラム「茶箱茶籠の組み方ワンポイント」も役に立ちます。

また本書に掲載された茶箱では、長い歴史を歩んで来た多田家に伝わる道具も多く使われています。
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十二か月の茶箱「一月 瑞雲の籠」●宜興(ぎこう)の急須、赤絵の茶入、染付三つ重ね茶碗などの煎茶道具類を、竹製の網代提藍に。仕覆は錦や金襴などの古典的な布から無地のインドシルクまでを色もとりどりに組み合わせている。

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個性的な茶箱「フィオルッチの箱」●洋ものの白い薬箱に薬瓶を合わせたお洒落なひと組。赤を道具にも仕覆にも配し、発想の元となるフィオルッチのスカーフと色合わせしている(左頁)。現代美術の展示作品のようなコンテンポラリーな仕上がりに。茶筅筒と茶巾立はブリキ製で自作。

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西洋風の茶箱「仏蘭西の籠I」●手付き籠の内張りや仕覆にチョコミント色が際立つ。アンティークのカップに合わせて、テイストが異なる道具を合わせた妙。仕覆の緒の代わりにリボンを使ったりタッセルを加えたりしたことで、よりフレンチな印象に。


「私の茶箱は、私の思い込みや思い出が詰まったもので流儀のものとはまるで違うかもしれません。けれど作る時にはお茶のルールに従って道具立てをし、必ず箱に収まるように作りました。自由な発想から作っても、ルールがあって遊ぶほうがより楽しいと思っています」 (本文より)

♦CONTENTS 本書目次より

私の茶箱の世界へ、ようこそ

十二か月の茶箱
1 一月 瑞雲の籠/2 二月 冷え寂びの箱/3 三月 雛祭りの籠/4 四月 ブルーデニムの籠/5 五月 新緑の籠/6 六月 ブリキの箱I/7 七月 夏の灯台/8 八月 南国の籠/9 九月 月見の籠/10 十月 秋色の籠/11 十一月 龍潜月の籠/12 十二月 ホワイトクリスマスの箱
茶箱茶籠の組み方 ワンポイント1.道具同士の大きさ
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十二か月の茶箱「二月 冷え寂びの箱」

可愛い茶箱
13 ままごとバスケット/14 赤ずきんちゃん気をつけて/15 サトちゃんの籠I/16 サトちゃんの籠II/17 小さな籠
茶箱茶籠の組み方 ワンポイント2.道具見立ての面白さ
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可愛い茶箱「サトちゃんの籠I」

個性的な茶箱
18 フィオルッチの箱/19 マダガスカルの箱/20 夜の魔法/21 バカラの箱/22 不思議な模様/23 ブリキの箱II/24 夏の夜明け/25 街の夕暮れ
<コラム>多田けい子流 仕覆の楽しみ
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個性的な茶箱「バカラの箱」

西洋風の茶箱
26 仏蘭西の籠I/27 仏蘭西の籠II/28 フェルメールの籠/29 プラハの箱/30 栗鼠の箱
茶箱茶籠の組み方 ワンポイント3.アクセントになる道具
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西洋風の茶箱「フェルメールの籠」

東洋風の茶箱
31 蓮の籠/32 蓮仙人の籠/33 菱模様提藍/34 青天の籠/35 永樂兎の器局/36 ドラゴンフライの箱/37 唐物建水の茶箱/38 麒麟の籠
<コラム>多田家に伝わる道具から
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9728/1957/9728-1957-e0b57f061a22023a4ca9665c023dd3d5-2183x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本的な茶箱「浅井先生の籠」

日本的な茶箱
39 九谷の籠/40 春の野原で/41 夏の茶籠/42 秋草の籠/43 菊の籠/44 浅井先生の籠

44の茶箱──道具一覧

♦著者プロフィール 多田けい子

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1956年石川県鳳珠郡穴水町出身。
早稲田大学第一文学部卒業。結婚後金沢市に住み、現在に至る。2003年に仕覆作り、12年に茶箱作りを始める。13年はじめての自作茶箱展を開催。17年の第3回展を最後に個展は終了するつもりだったが、24年ふるさと能登半島の地震発生を受け、能登地震復興チャリティ特別展「モノあそびコトあそび 多田けい子 ・ 四十四の茶箱」を開く。
インスタグラム@tea_keiko は、フォロワー 62,000人を超える。



♦刊行概要

[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/9728/1957/9728-1957-3c2c92b0780fcf806e033a74e84c4b6b-1975x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


『44の茶箱あそび』
小さな箱から広がる物語


■発売日:2025年2月14日 (木)
■定価:2,420円(税込)
■著者:多田けい子
■仕様:B5変型判/128ページ
■発行:株式会社世界文化社
https://books.sekaibunka.com/book/b10123607.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4418253025/sekaibunkacom-22

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