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株式会社Linkhola（本社：東京都港区、代表取締役：野村恭子、以下「Linkhola」）は、ボランタリークレジットの創出・取引を支援するプラットフォーム「EARTHSTORY」を提供するカーボンインフラ企業です。この度、株式会社光陽社（本社：東京都文京区、代表取締役：犬養 岬太、以下「光陽社」）と、ボランタリークレジット応援購入にかかる協業につき基本合意いたしましたのでお知らせします。
このたびの合意に基づき、光陽社は「EARTHSTORY」初のクレジット購入企業として、同プラットフォームに登録されたプロジェクトが発行するボランタリークレジットの購入準備を開始します。
そして、中長期的には太陽光発電、森林、畜産、EV（電気自動車）など、多様なクレジットの取引を視野に入れ、両社で国内のボランタリークレジット市場の更なる拡大を目指してまいります。
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EARTHSTORYではクレジット化可能なメニューを順次拡張しております。
ボランタリークレジット市場の現状と課題
ボランタリークレジットは、企業や団体が創出する環境価値（温室効果ガス削減量）を民間主導でクレジット化し取引する仕組みです。世界では2030年に25兆円規模に成長が期待されていますが、日本国内ではこの市場が活発化していません。国が主導するJ-クレジット制度はあるものの、クレジット化する企業にとっては、申請の煩雑さや所要時間の問題等が障壁になっていると言われております。他方、カーボンニュートラル宣言をする上場企業などは国内の限られたJクレジットか、海外のボランタリークレジットの選択しかない状態が続いております。
そのため、企業がクレジット化のアクションに慎重になり、また海外クレジットの購入が増えると日本円の海外流出の助長になるといった側面もあり、結果として政府やグローバル全体で掲げるカーボンニュートラル目標達成に向けた手段としてクレジット制度が普及しきれてないのが現状です。
Linkholaの取り組み
Linkholaは民間主導の「ボランタリークレジット」の発行から取引までを一気通貫で支援するプラットフォーム『EARTHSTORY』を提供しています。企業がスピーディ（高速化）かつ幅広いスコープ（多種化）でクレジットを柔軟に活用できる仕組みを整えることで、日本の環境技術や地域発プロジェクトのボランタリークレジット市場の発展を目指しております。
サービスリリース以降、環境価値（温室効果ガス削減量）を有する企業のクレジット創出に注力してまいりましたが、今回の光陽社との協業により、EARTHSTORYにおけるクレジット取引の促進、流動化が図られ、ボランタリークレジット発行プラットフォームとしての更なる利便性向上が見込まれます。
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EARTHSTORYカーボンクレジット発行証書（クレジット保有を証明する書面）
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株式会社光陽社について
光陽社は、昭和24年創業の総合印刷会社（東証スタンダード上場）で、日本のカーボンニュートラル目標に向けて、環境負荷の低減に向けた様々な取り組みをおこなっています。具体的には、飯能市の自社工場（飯能プリンティングセンターBASE）のゼロカーボン化、印刷物ごとのCO2排出量算定システムの構築、工場屋根の太陽光パネルの導入等、持続可能な印刷業の実現に向けた施策の強力を図っています。
上記のような、Scope1とScope2の排出量の削減活動は成果をあげていますが、紙を大量に使う印刷業界としてサプライチェーンによる排出量Scope3の削減が課題となっています。この度、更なる脱炭素経営の推進の加速を目指し、光陽社は「EARTHSTORY」におけるボランタリーカーボンクレジットの応援購入、カーボンオフセット策を採用することを決定いたしました。
今回のLinkholaが進めるEARTHSTORYボランタリークレジットの創設と普及のビジョンに共感し、ボランタリークレジットの応援購入を行い、自社のScope3のオフセットや顧客向け印刷サービスのオフセットなどへの活用を通じて、包括的な脱炭素経営を一層加速させるとともに、環境価値の取引市場の発展に貢献していきます。
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光陽社 飯能プリンティングセンターBASE
Linkholaのビジョン-民間主導のクレジットで脱炭素化を加速させる
Linkholaは、民間主導のクレジット「ボランタリークレジット」の申請、審査、発行までをワンストップで提供する「EARTHSTORY」を運営しています。本プラットフォームは、国内外でボランタリーカーボンクレジットを創出し、販売し、収益を得ることができるカーボンインフラサービスです。
これまで様々な学術研究や環境関連事業に携わってきた知見・ノウハウを活かし、Jクレジット等既存の制度ではクレジット創出が難しい領域にも柔軟に対応し、企業の脱炭素経営を強力に支援してまいりました。
「すべての人と企業で一緒にカーボンニュートラル社会をつくる」というビジョンのもと、私たちLinkholaは、クレジット化を目指すパートナー企業様や国内外の専門家との協業を通じて、持続可能な未来を築いていきます。新時代のリーダーシップを取りながら、脱炭素化と経済的インパクトを追求し、信頼性の高いカーボンクレジットを創出することで、持続可能な社会を支えてまいります。
ボランタリークレジットの購入に関心のある企業様へ、小口購入から長期購入まで、幅広い応援購入のニーズに応えるパッケージを取り揃えておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。
【メッセージ：株式会社光陽社 サステナビリティ事業部 部長 佐々木様】
株式会社光陽社は、2050年カーボンニュートラル達成に向けて様々な取り組みを実施しています。その達成に向けた施策の一環として、ボランタリークレジットの創出を支援することに決定いたしました。弊社では、非化石証書や省エネ・森林吸収のJ-クレジットを利用していましたが、購入までの手続きの多さや価格高騰という課題を抱えていました。それらに対する一つのアンサーとして、Linkholaさんのボランタリークレジット創出事業に多大な期待をしています。
【メッセージ：株式会社Linkhola 代表取締役 野村恭子】
このたび、光陽社様とボランタリークレジットの応援購入にかかる基本合意を締結できたことを大変嬉しく思います。脱炭素経営を本気で推進する企業が、弊社プラットフォーム上のクレジットを選び、自社のオフセット対応や顧客提供価値の向上を目指して行動に移して頂くことは、国内市場の変革にとっても極めて意義深いと感じております。
私たちLinkholaは、「EARTHSTORY」を通じて、企業のもつ環境価値を可視化し、案件創出からクレジット化までをシームレスに支援することに注力してきました。この一連の流れがいよいよ「取引」という実を結ぶ段階に入ったことは、当社の取り組みにとっても大きなマイルストーンです。
ボランタリークレジットを、実用的なものとして普及させるためには、発行する側だけでなく、それを信頼し、応援し、利用していく企業の存在が不可欠です。今回の光陽社様の一歩が、多くの企業の行動変容のきっかけとなることを期待しています。今後もパートナーの皆様と共に、日本から世界に誇れるボランタリークレジットの普及を推進してまいります。
■株式会社光陽社
代表者：代表取締役 犬養 岬太
所在地：東京都文京区湯島2-16-16ヒラヤマビルディング
事業内容：企画・デザイン・DTP・製版・印刷・デジタルコンテンツ制作・、ディスプレイ・ オンデマンドPOP・ノベルティ制作・、WcLock事業（ビジネスサポート）
設立：昭和24年（1949年）10月21日
会社HP：https://www.koyosha-inc.co.jp/
■株式会社Linkhola
代表者：代表取締役 野村恭子
所在地：東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F
事業内容：カーボンニュートラル支援事業、地方創生事業、脱炭素・DXに向けたコンサルティング事業
設立：2020年1月20日
会社HP：https://www.linkhola.com
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Linkhola 事業開発部
Email: contact@linkhola.com
電話番号: 03-6821-1822
https://www.linkhola.com/linkholacontact/
