サステナビリティ経営支援サービスを提供する株式会社エスプールブルードットグリーン（本社：東京都千代田区、取締役社長：八林 公平）は、マブチモーター株式会社（本社：千葉県松戸市、代表取締役社長：高橋徹）の排出量算定を支援し、インタビュー記事を公開しました。
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【記事全文はこちら】https://www.bluedotgreen.co.jp/casestudy/ghg/interview_mabuchimotor/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral&utm_campaign=20250515
サステナビリティが根付く一方で、課題も
当社は「国際社会への貢献とその継続的拡大」という経営理念のもと、小型直流モーターの製造販売に特化した事業を展開しています。特徴は、標準化戦略に則り小型・軽量・高効率で高品質なモーターをリーズナブルな価格で提供していることです。また1964年と早期から海外に進出、現在では各海外拠点の地産地消を推進する「世界5極事業体制」を確立し、モーター販売における海外販売比率は約90％を占めています。
当社にはサステナビリティの考えが根付いており、創業時から「社会課題の解決」や「人々の安全で快適な生活への貢献」による企業価値の向上を目指してきました。そのため、経営理念の延長線上でサステナビリティ対応を始めることができたのです。ただ一方で、最新の動向や制度に関する十分な知識を持つメンバーがほとんどおらず、課題も感じていました。
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マブチモーター株式会社 経営企画本部 経営企画部 サステナビリティグループマネジャー 竹中様
レビュー支援で、算定方法の不安を払拭「専門的な企業の支援を受けたい」という思いは、取り組み当初からありました。その中でもエスプールブルードットグリーンを選んだ理由は、当社の状況を理解した上で最適な提案をしてくれたからです。まずはTCFD開示のサポートをお願いし、その次の年にはLCA（ライフサイクルアセスメント）算定も支援してもらいました。当社では既に独自の方法で算定を進めてはいたものの、無料版データベースの使用や第三者検証の未実施など、不安がありました。そのような中でこれまでの算定が適切なのか手頃な価格でレビューできると提案してもらい、依頼することを決めました。
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マブチモーター株式会社 品質保証本部 第一品質保証部 チーフクオリティエンジニア 寺嶋様
現状にマッチする提案や、粒度の細かいアドバイスが魅力これまでTCFD開示をはじめ、LCA算定やGHG排出量算定、SBT認定など多くの分野で依頼しましたが、共通していたのはプロセスを詳細に明示して、当社の考え方や現状を確認しながら柔軟にサポートしてもらえた点です。
たとえばTCFD開示支援では、「○日までに××部門からこの情報を入手してください」など、行動レベルで進め方を提示していただけました。加えて、LCA算定では「まずはライフサイクルフローを書いてみましょう」と、我々の現状を整理するところから始めてくれたおかげで現在地を明確に把握でき、やるべきことへの理解が深まりました。また、質問への回答には各省庁が発行している資料など、信頼性のある情報を併せて提示してくれるため、安心感があり、支援を依頼して本当に良かったと感じました。
一足早い取り組みで、顧客対応もスムーズに
サービス導入の効果としては、お客様からの質問に対してスムーズに回答できる点があげられます。お客様がCFP（カーボンフットプリント）に関する話を希望された際も、支援を受ける中で培った知識を活かし、滞りなく回答できました。お客様にも「きちんと取り組みが進んでいる」という印象をお持ちいただけたと認識しています。また、TCFDやGHG排出量についての情報開示が充実した点も効果が大きく、各ステークホルダーへの説明も、より会社の実態を表した開示ができるようになりました。
当社では、サステナビリティ関連の指標を「未だ財務的に貢献していないが、未来の業績に寄与する指標であり、財務指標同様に重要である」という意味を込め “未”財務指標と呼んでいます。特に、製品を通じて社会課題を解決していくことが最も重要な役割と考えており、今後も全社一丸となって推進できる体制づくりを進め、サステナビリティ対応をさらに加速させていきたいと考えています。
［企業紹介］
マブチモーター株式会社 https://www.mabuchi-motor.co.jp/
［会社概要］
商号 ： 株式会社エスプールブルードットグリーン
所在 ： 東京都千代田区外神田３-12-8 住友不動産秋葉原ビル 11 階
代表者名： 取締役社長 八林 公平
事業内容： 環境経営支援コンサルティング
設立 ： 2011 年 11 月
