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『3DARVI』に新機能、“全世界対応”の航空気象情報と、ルート描画機能が追加!

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株式会社エムティーアイ
~国際線にも対応し、より広域で悪天候を回避し安全な運航サポートへ~



 株式会社エムティーアイ(以下、「当社」)は、当社が運営する航空気象サービス『3DARVI』に、新機能として「全世界対応の航空気象情報」と、「ルート描画機能」を追加し、航空気象情報は5月1日(木)より、ルート描画機能は6月30日(月)より提供を開始しています。
 本機能の追加により、国内の気象情報に加えて海外の気象情報も確認できるようになり、国際線を運航する国内の航空会社をはじめ、海外の航空会社でも『3DARVI』を導入できます。これにより、運航に影響を与える世界中の気象情報を3Dでリアルタイムに可視化し、気象条件の良いルート選択や、安全運航に必要な判断ができるよう支援します。
 また、飛行中に航空機のコックピットから最新の気象情報を確認できるオプション機能「IN FLIGHTモード」※1を使用することで、今回追加となる全世界対応の気象情報もパイロットが直接確認することが可能です。運航中にパイロット自身で確認ができる情報が増え、より素早く最適な判断をサポートします。

◆国際線を含む長距離運航に対応した、「全世界対応の航空気象情報」と「ルート描画機能」を追加!
 『3DARVI』は、気象現象を3Dで可視化し、パイロットや運航管理者が直感的かつ迅速に情報を把握できる航空気象システムです。航空機の運航に影響を与える気象情報とフライトプランを、ひとつの画面でまとめて確認ができ、悪天候を回避し、航空機の安全な運航をサポートします。
 これまで、国内向けの気象情報を中心に展開し、国内線を運航する航空会社で活用されてきましたが、国際線の増加や気象リスクの多様化が進むなか、広域かつ複雑化する気象状況に対応した運航支援の重要性が高まりつつあります。また、日本の運輸安全委員会の調査※2によると、2004年から2023年までに発生した大型旅客機の航空事故67件のうち約55%が乱気流に関連しており、負傷者数は計118人にのぼります。特に2022年には年間最多となる6件の乱気流関連の事故が発生しています。さらに、機体への着氷に起因する事故や重大インシデントも複数報告されており、乱気流や着氷に関する運航時の安全対策の強化が求められています。
 このような背景と海外での利用も見据え、国際線を含む長距離フライトにも対応可能な機能強化を進め、今回、「全世界対応の航空気象情報」と「ルート描画機能」を追加しました。「全世界対応の航空気象情報」に搭載された機能のなかでも、全世界対応の晴天域で発生する乱気流情報および、飛行中に機体に着氷する可能性を示す情報を3Dで表示する機能は、『3DARVI』の独自機能で、海外向けだけではなく、国内向けにも5月1日(木)より追加しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2943/1170/2943-1170-a6d67b7dc24b6f518a4b29137e672d5f-732x995.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
    晴天域で発生する乱気流情報表示イメージ
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2943/1170/2943-1170-909313a2a9891ef48479d542f296d0a1-729x991.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
   機体に着氷する可能性を示す情報表示イメージ


◆『3DARVI』の新機能、導入第一弾企業としてZIPAIRで運用開始!
 今回追加した新機能を、株式会社ZIPAIR Tokyo(以下、「ZIPAIR」)が導入第一弾企業として5月より随時運用を開始しています※3。
 ZIPAIRでは、今回の機能追加により、上空における運航支援機能がさらに充実し、『3DARVI』全体としての機能連携も一段と強化されました。


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2943/1170/2943-1170-6a4bc7888f29d7247f811e6d8e7d2c86-650x249.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 当社は今後も、『3DARVI』の提供を通じて、航空業界における安全性の高い正確な運航に貢献していきます。

※1 「IN FLIGHTモード」:気象データを大幅に軽量化することで、飛行中にコックピットから最新の気象情報を確認できる
  機能。
  確実な悪天候回避を目指して、ZIPAIR、エムティーアイ、JAXAが『3DARVI』で連携開始
  https://www.mti.co.jp/?p=34472
※2 ~事故等調査事例の紹介と分析~運輸安全委員会ダイジェスト
  https://jtsb.mlit.go.jp/bunseki-kankoubutu/jtsbdigests/pdf/jtsbdi-No44_all.pdf
※3 ZIPAIRでは、「全世界対応の気象機能」と「ルート描画機能機」の一部機能を運用中です。

<航空気象システム『ARVI』、『3DARVI』について>
『ARVI』は、航空機の運航に影響を与える気象情報とフライトプランを、ひとつの画面でまとめて確認ができる航空気象システムです。
リアルタイムな気象現象と飛行ルートをひと目で確認でき、運航管理者による気象条件の良いルート選択や、安全なフライトプランの作成を支援します。また、データ量の大きい複数の気象情報を重ねて表示してもスムーズに操作ができるため、パイロットや運航管理者は、飛行ルート上に危険な気象現象が発生していないかを素早く確認でき、業務の効率化も図ります。さらに気象現象を3Dで可視化する『3DARVI』も提供し、直感的かつ迅速な情報の把握を可能とすることで、航空機の安全な運航をサポートしています。
『ARVI』『3DARVI』の詳細についてはこちら :
https://www.aviavi-arvi.com/


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2943/1170/2943-1170-02ddfe47850512b28c3413c1bc24428c-689x537.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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