ソーシャルメディアプラットフォーム「X(旧Twitter)」は、検索機能に関する新たな仕様変更を2025年7月1日に発表しました。
日本公式アカウントの発表によると、今後は「検索ワードがユーザー名にのみ含まれている場合、検索結果には表示されません」とのこと。
つまり「ユーザー名」のみで検索した場合、その語句が本文に含まれていなければ、検索結果には表示されないという仕様です。
従来は、「ユーザー名」で検索すると、その「ユーザー」の投稿全ても表示される仕組みでした。たとえば「おたくま経済新聞」で検索すると、従来はおたくま経済新聞が投稿したもの全てと、語句を本文に含む投稿が入り交じって検索結果に表示されていました。
それが今後は、おたくま経済新聞で検索した場合、「本文に語句が含まれたもの」のみが表示されます。
この変更により、検索精度の向上や、意図しないアカウントの表示を抑える効果が期待される一方で、特定ユーザーを検索結果から探したい場合には従来より手間がかかる可能性があります。なお、検索後に「アカウント」タブでアカウントのみを表示させることは従来通り可能です。
とはいえ、ユーザー名に目立つワードを入れて、検索に浮上させるという「目立つことを目的にした」行為がこれで抑制できるようになりました。また、検索結果がより投稿本文に基づいたものに絞られることで、「語句そのもの」に関する投稿を的確に探し出す体験は向上したといえるでしょう。
【検索機能のアップデート🔍️】
Xの検索対象からユーザー名が除外されるようになりました⚡️
このアップデートにより、検索ワードがユーザー名にのみ含まれている場合、検索結果には表示されません。機能に関するご要望やご意見は公式コミュニティでお聞かせください👂️https://t.co/Vaz2qpcotb
— Japan (@XcorpJP) July 1, 2025
<参考・引用>
X日本公式アカウント(@XcorpJP)
※公開後に「アカウント」タブについての説明を追記しました。