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Thingsが総額3.2億円の資金調達を実施

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株式会社Things
製造業×生成AIの挑戦を加速。「PRISM」は次の成長フェーズへ



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89483/15/89483-15-c70c3f51a9daa6ff315b1604313e7f1b-3840x2560.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「製造業における知の掘り起こし」をテーマに、エンジニアリングチェーンのDXに挑む株式会社Things(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木 敦也、以下「当社」)は、第三者割当増資により、総額約3.2億円の資金調達を実施したことをお知らせします。調達した資金は、プロダクト開発および採用・組織体制の強化に当てる予定です。これにより、製造業の現場に埋もれた技術情報の可視化と共有をさらに促進させ、業界全体の品質向上と技能継承を支援してまいります。

資金調達の背景と今後の展望
当社は2021年9月に設立され、社内に散在する技術情報を一元化・利活用できる製品ナレッジ活用クラウド「PRISM(プリズム)」の開発を開始しました。2023年5月の正式版リリース以降、国内初のSaaSネイティブなPLMとして初心者でも直感的に操作できるシンプルなUIや、導入コストを半分以下に抑えられる柔軟なカスタマイズ性をご評価いただき、導入企業数は着実に拡大しています。

一方、生成AIの急速な進展を契機に、製造業におけるデータ活用の在り方が根本から見直されつつあります。従来はデータベース化が難しかった図面や文書表形式の帳票といった非構造化データへの注目が一気に高まり、CADファイルやBOM管理が中心のPLMシステムそのものの定義や価値の捉え方も大きく変わろうとしています。こうした変化は一時的なトレンドではなく、製造現場における情報基盤の再構築を促す構造的な転換点だと捉えています。

私たちはこの環境変化を大きな機会と捉え、プロダクト開発の加速と事業拡大に耐えうる強固な組織体制の構築を目的に資金調達を実施。エンジニアに加え、セールスやカスタマーサクセス(CS)を含む組織全体の基盤を強化し、生成AIを活用した技術情報の掘り起こしと活用をより多くの現場で支援してまいります。なお今回のリリースにあわせ、サービスページを一部リニューアルしましたので、ぜひご覧ください。

▼「PRISM」サービスページ
https://mono-prism.jp/

投資家一覧
・i-nest capital
・MEイノベーションファンド(三菱電機株式会社のCVCファンド)
・新韓-GBフューチャーフローファンド
・紀陽キャピタルマネジメント株式会社
・Headline Asia
・STATION Ai Central Japan 1号ファンド
・株式会社キーエンス

代表コメント
鈴木 敦也:株式会社Things 代表取締役CEO
これまで私たちは、製造業の様々な部署に散在した技術情報の一元化を通じて、品質工場や手戻りの減少、工程短縮を支援してまいりました。現場に深く入り込み、属人化や情報の断絶といった根深い課題に向き合う中で、「PRISM」は多くのメーカーの皆さまから評価をいただき、今では“無いと業務が回らない”存在として製品開発の現場でご活用頂いています。

こうした取り組みを通じて、組立型製造業において不可欠なデータ基盤であるBOMシステムを構築できていることが、私たちの大きなアドバンテージです。生成AIの活用においては質の高いデータ基盤が不可欠と言われるなかで、部品情報・設計意図・不具合履歴といった技術情報が構造的に蓄積されていることは、AIの実用性や精度を大きく左右します。

これまでのDXはビッグデータ全体の20%に過ぎない構造化データが中心でした。しかし生成AIの登場により、図面や報告書、帳票といった「取り残された80%の情報資産」にも活用の道が開かれつつあります。私たちはこの技術革新を捉え、ものづくりの現場に眠る情報資産を活かす基盤を構築し、生成AI時代の製造業インフラを日本から世界へ展開していきます。

採用について
~資金調達に際し、Company Deckをリニューアルいたしました~
Thingsでは「モノのデータを民主化する」というビジョンに共感し、共に熱狂できる仲間を求めています。 現在、事業拡大に伴い、エンジニア・セールス・カスタマーサクセス・コーポレートなど、さまざまなポジションでメンバーを募集中です。当社のビジネスやプロダクト、組織カルチャーにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ採用サイトよりお気軽にご連絡ください。

▼ 採用サイト
https://things-inc.com/recruit

▼ Company Deck
https://speakerdeck.com/things2109/things-company-deck

PRISMについて
文書に埋もれた技術情報を活用する、製品ナレッジ活用基盤「PRISM」
「PRISM」は図面・報告書・帳票をAIが自動で分類・整理し、BOMへの統合や関連文書との紐付けを実現します。生成AIアシスタントが、“ベテラン技術者”のように、情報収集から帳票作成・レビューまでを支援。部門間の情報をシームレスにつなぎ、製品開発や品質管理の効率化・高度化を推進する、AI支援型PLMです。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89483/15/89483-15-e559e93a0ddaf371473d4f94bd2af93d-2124x1026.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



▼ 「PRISM」サービスページ
https://mono-prism.jp/

▼ 「PRISM」導入事例(株式会社コトブキ様)
https://mono-prism.jp/case/kotobuki

会社概要
社名:株式会社Things(英語表記:Things, Inc.)
設立:2021年9月
代表取締役CEO:鈴木敦也
Webサイト:https://things-inc.com/
株式会社Thingsのプレスリリース一覧:
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/89483

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