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事故物件を見張るホラーゲーム「日本事故物件監視協会」Steamページ公開

 インディーゲームデベロッパーの「Loxarc Inc.」が手掛ける新作ホラーゲーム「日本事故物件監視協会 -Japan Stigmatized Property-」が、Steamにてストアページを公開しました。リリース時期は「近日登場」、価格は現時点では未定です。

  • ■ “業務開始”は深夜0時から 任務は異常の監視と報告

     本作ではプレイヤーが、「日本事故物件監視協会」の一員として、事故物件に設置された複数の監視カメラ映像を見守ることになります。業務時間は毎晩0時から朝5時まで。

     カメラを切り替えながら、物件内に異常が発生していないかを監視し、発見次第すみやかに報告することが求められます。

     異常を見逃す、あるいは誤報が続くと「業務失敗」。反対に、すべての異常を適切に処理できれば「業務成功」となります。

    ゲームには実在する物件が登場

    ゲームには実在する物件が登場

     カメラ映像には通常と暗視の2モードが用意されており、片方でしか視認できない現象もあるとのこと。見逃しを防ぐには、画面の細かな変化に気づく観察力と、根気強く夜を乗り切る胆力が求められそうです。

     担当物件は全4件が用意され、「家具の移動、物体の出現・消失」「人影・霊体の侵入」「壁の血痕、映像ノイズ」など様々な異常が発生。難易度も「通常」と「特別手当付き(高難易度)」の2段階から選択可能で、配信・実況プレイも歓迎されているので、ホラーゲーム配信者にとっても注目の一本となりそうです。

    ゲームには実在する物件が登場

    ゲームには実在する物件が登場

    ■ “リアルすぎる”公式サイトの作り込みにも驚愕

     さらに注目したいのが、本作の公式ウェブサイト。一見すると実在する協会の公式ページと錯覚してしまうほど、見た目・文言ともにリアルな作りになっています。

    "リアルすぎる"公式サイト

     トップページには「協会について」「業務報告」「求人情報」などのメニューが並び、「求人情報」の項目からは、将来的にゲーム本編のダウンロードが行える予定となっているようです。真顔で最後まで読んでしまいそうな“本気のネタサイト”としても、ホラーファン以外に刺さる魅力があります。

     あらゆる意味で新感覚のホラーゲーム「日本事故物件監視協会 -Japan Stigmatized Property-」。今後の更新情報にも注目が集まりそうです。

    <参考・引用>
    Steamページ「日本事故物件監視協会 -Japan Stigmatized Property-
    公式サイト「日本事故物件監視協会 -Japan Stigmatized Property-

    (山口弘剛)

     

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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