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日産のローランドが世界王者の走りで24/25年ABB FIAフォーミュラE世界選手権ドライバーズタイトル獲得!

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ベルリン第14戦はキャシディが制す



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152544/46/152544-46-3f63b5d86f87eced85042a4dc1824ad7-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- オリバー・ローランド(日産 フォーミュラEチーム)が、2024/25年ABB FIAフォーミュラE世界選手権ドライバーズタイトルを獲得。ハンコック・ベルリンE-Prix第14戦において4位でフィニッシュし、パスカル・ヴェアライン(タグ・ホイヤー ポルシェ フォーミュラEチーム)との激しい競争を制す
- ニック・キャシディ(ジャガーTCSレーシング)が、ベルリンE-Prix第14戦で優勝。同チームは今週末2勝目を挙げたことになる。表彰台には、2位のジャン-エリック・ベルニュ(DSペンスキー)、3位にジェイク・デニス(アンドレッティ フォーミュラEチーム)が並んだ
- FIAチーム選手権では、日産(204ポイント)がポルシェ(226ポイント)とのポイント差を大きく縮めた。一方、FIAマニュファクチャラー選手権では、ポルシェ(342ポイント)が首位を維持しており、日産(335ポイント)は僅差で2位
- ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、7月26日(土)・27日(日)にロンドンで開催される第15戦・第16戦のダブルヘッダーをもって、シーズン最終戦を迎える

ハンコック・ベルリンE-Prix第14戦において、日産のオリバー・ローランドが見事な走りを見せ、2024/25年ABB FIAフォーミュラE世界選手権のドライバーズタイトルを獲得。ローランドはこのレースで4位に入り、タグ・ホイヤー ポルシェのパスカル・ヴェアラインを抑えて、チャンピオンの座を決めました。
熾烈を極めたベルリンでのタイトル決定戦。ローランドは第14戦で力強い走りを披露し、4位でフィニッシュしてタイトルを確定。一方、宿敵のヴェアラインは、最も重要な場面で失速を喫することとなりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/152544/46/152544-46-c325173013cbf2ec641ac460b13f419a-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ヴェアラインは日曜日の第14戦でポールポジションを獲得し、優勝候補筆頭としてレースに臨みました。ポルシェ勢が序盤からレースを支配する中、ヴェアラインは41周のレースの大半でトップを走行。チームメイトのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに加え、カスタマーチームであるクプラ・キロから参戦するダン・ティクタムとデビッド・ベックマンのサポートも受け、盤石な体制で首位を維持していました。
しかし、アタックモードの使用が始まると、状況は一変。プレッシャーが高まる中、ローランドは持ち前の果敢なドライビングと大胆な判断力を発揮し、ポジションを徐々に上げました。ヴェアラインは次第に集団に呑まれて順位を落とし、ポイント圏外へと後退。ローランドにとっては、まさにチャンスが訪れた瞬間でした。
レース中盤、ローランドはトップ10圏内で冷静にポジションを維持。そして30周目、アタックモードを活用してロビン・フラインス(エンヴィジョン・レーシング)とミッチ・エヴァンス(ジャガーTCSレーシング)をオーバーテイクし、一時的に首位へと浮上しました。さらに34周目には2回目のアタックモードを発動し、9位からわずか1周で再び先頭グループへと返り咲きました。
この時点でヴェアラインはポイント圏外に沈んでおり、ローランドにとって4位でのフィニッシュがタイトル獲得に十分な状況となっていました。レース終盤には、エネルギーに余裕を残したニック・キャシディ(ジャガーTCSレーシング)が20番手スタートから怒涛の追い上げを見せ、ジャン-エリック・ベルニュ(DSペンスキー)、ジェイク・デニス(アンドレッテイ フォーミュラEチーム)とともにローランドを追い抜いていきました。
ローランドはこの動きを無理に抑えることなく、賢明に4位の座を守り抜きました。背後では激しいバトルが繰り広げられましたが、ローランドは冷静に対応し、最後までポジションをキープ。キャシディが優勝を決めたことで、ジャガーは今週末2勝目を獲得。続いて、2位にベルニュ、3位にデニス、そして4位に入ったローランドが、自らのチャンピオン獲得を祝いました。
ヴェアラインは16位でチェッカーフラッグを受け、タイトル争いから脱落。2020年にアントニオ・フェリックス・ダ・コスタがベルリンで王座を決めて以来、最も早く決着したFIAドライバーズタイトルとなりました。
チーム選手権では、日産がポルシェとの差を大きく詰め、現在はポルシェが226ポイント、日産が204ポイントです。また、マニュファクチャラー選手権では、ポルシェが342ポイントで首位を守っており、日産は335ポイントで僅差の2位につけています。
ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、7月26日(土)・27日(日)にロンドンのエクセル・ロンドンで開催されるダブルヘッダー(第15・16戦)でシーズン最終戦を迎えます。

コメント
オリバー・ローランド(No. 23/日産 フォーミュラEチーム)
「正直、レース前はロンドンに向けてあまりダメージを受けずに終えられればと思っていました。信じられない、本当に言葉が出ません。すごい気分です。最初は無理せず走ろうと思っていたのですが、他のドライバーたちが非常に攻めてきたので、途中からは自分も腹をくくって本気でいきました。幸いトラブルも避けられて、本当に信じられない気持ちです。」

ニック・キャシディ(No. 37/ ジャガーTCSレーシング)
「本当に最高のレースでした。まず、正直なところ、今日という瞬間はオリ(ローランド)と日産のチームのものだと思っています。2戦を残して世界チャンピオンになるなんて、すごい偉業です。オリバー、おめでとう。彼は今シーズンずっと素晴らしいパフォーマンスを見せ続けてきました。僕たちのチームも、今日のレースに向けて完璧な判断をしてくれました。マシンの仕上がりも非常によく、予選でのミスは悔しかったですが、レースでのパフォーマンスは抜群で、本当に楽しいレースでした。これでベルリンでは3勝目になります。以前はこのコースと相性が悪かったのですが、ここ3年連続で素晴らしい結果を出せていて、自分にとって特別な場所になっています。今年のジャガーはシーズンを通して着実に進化してきました。チームの将来は非常に明るいと思いますし、この数戦を見ればそれは明らかです。今日のマシンは本当に素晴らしかったです。」

ジェイク・デニス(No. 27/アンドレッティ フォーミュラEチーム)
「今日はマシンの仕上がりが本当に良く、戦略も完璧に実行されました。優勝できるチャンスは十分にありましたし、実際かなり接戦でした。ここ最近は不運が続いていたので、この2位という結果でチームに少しでも報いることができて嬉しいです。ロンドンでのホームレースに向けて、良い流れをつかめたと思います。今シーズンのチャンピオンの座を既に手にしたオリバーには心からおめでとうと言いたいです。彼は僕の良き友人でもあるので、すごく嬉しいです。」

ジャン-エリック・ベルニュ(No. 25/ DSペンスキー)
「序盤は少し慎重に入りましたが、昨日の不運を思えば今日の表彰台はとても嬉しいです。昨日も表彰台を狙えた内容だったと思いますし、週末を通して良い流れがありました。チームにとっても努力が報われる形となり、僕としても満足しています。良いレースでした。」

ハンコックE-Prixにおけるサステナビリティ推進
- FIA Girls on Track:120人の若年女性を対象に、ワークショップ、ゲーム体験、キャリアトーク、ピットレーンウォークなどのプログラムを通じて、エンパワーメントと教育の推進が行われました。
- フォーミュラEは、シリーズの地域社会貢献および社会的サステナビリティ戦略の一環として、「ベター・フューチャーズ・ファンド」を通じてAWO Berlin-MitteおよびRückenwindを支援。テンペルホーフ空港に居住する難民を含む地域支援プログラムに、2万5,000ユーロの寄付を行いました。


選手権関連する今週のその他のニュース
- Feastables:人気YouTuberのMrBeastが創設した「Feastables(フィースタブルズ)」が、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の公式スナックパートナーに就任。デジタルネイティブ世代向けに急成長中のチョコレートブランドと、世界最速加速のモータースポーツとのパートナーシップにより、これまでに累計6億2,100万回以上の視聴を記録するコンテンツを展開しています。
- Vodafoneが、2025年ハンコック・ベルリンE-Prixの公式テレコミュニケーションパートナーに決定。また、「Change. Accelerated. Live: ロンドン」のアソシエイトパートナーとしても協力し、革新と持続可能な未来の実現に向けて共に取り組みます。
- フォーミュラEは、公式クラウドパートナーであるGoogle Cloud、ならびにRNIB(視覚に障がいのある人への情報提供や支援などを行う英国の慈善団体)と協力し、視覚に障がいのあるファンのために、AIを活用した音声レースレポートを提供する新たな取り組みを発表。モータースポーツのアクセシビリティをさらに高める画期的なプロジェクトです。


フォーミュラEとABB FIAフォーミュラE世界選手権について
ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、世界初の電気自動車によるFIA世界選手権で、カーボンニュートラルが認証された唯一のスポーツです。世界有数の都市の中心部でドラマチックなレースを展開し、世界をリードする自動車メーカーに電気自動車のイノベーションを加速させるためのモータースポーツプラットフォームを提供しています。フォーミュラEのチーム、メーカー、パートナー、放送局、開催都市は、このスポーツに対する情熱と、持続可能な人類の進歩を加速させ、人々と地球により良い未来をもたらす可能性を信じるという信念によって結ばれています。
トップページ https://www.fiaformulae.com 
Tokyo E-Prix https://www.fiaformulae.com/ja/calendar/tokyo 


ABBについて
ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのグローバルテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。エンジニアリングとデジタル化の専門知識を結び付けることで、産業のパフォーマンスを高め、効率性、生産性、持続可能性を向上させ、優れた成果を生み出せるよう支援します。私たちは、これを「Engineered to Outrun」と呼びます。140年以上の歴史を有し、世界中に105,000人以上の従業員を擁するABBは、スイス証券取引所 (ABBN) および ナスダック・ストックホルム (ABB) に上場しています。
https://global.abb/ 

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