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ヤマタネ、BASF、NEWGREENの3社で、脱炭素・低環境負荷米の生産・流通と付加価値の創出に向け、戦略的提携の協議を開始

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株式会社ヤマタネ


 株式会社ヤマタネ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:河原田 岩夫、以下「ヤマタネ」)、BASFジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ハシビ・ゼイダム、以下「BASF」)、および株式会社NEWGREEN(本社:東京都小金井市、代表取締役CEO:山中 大介、代表取締役COO:中條 大希、以下「NEWGREEN」)は、日本の水稲栽培において、脱炭素・低環境負荷につながる新しい栽培法の支援と、その生産物の流通ならびに付加価値創出に向け、戦略的提携の協議を開始いたしました。今後3社は、デジタルソリューション、カーボン認証プログラム、流通インフラの連携を検討し、持続可能なコメ生産を支援するエコシステムの実現に向けた事業連携について協議を進めてまいります。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127741/61/127741-61-8fe8e75a741a61e715fa407b88759348-956x169.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



【背景・目的】
 日本のコメ生産は現在、構造的課題に直面しています。生産者の高齢化や後継者不足、気候変動による収量・品質の不安定化、インフラの老朽化などの課題があり、量と質ともに安定した供給にリスクが生じています。持続可能な生産と安定した流通を実現するためには、生産性の改善や現在の栽培環境に適した栽培法の確立と収益性の改善が急務となっております。
 ヤマタネ、BASF、NEWGREENの3社は、近年新しい栽培法として注目される「節水型乾田直播栽培(※)」(以下「本栽培方法」)をもとに、生産者の収益性を向上させる仕組みを強化します。具体的には、xarvio(R) デジタルファーミングソリューションのAI技術を活用した農学的意思決定エンジン(ADE)により本栽培方法の栽培体系の確立を推進し、生産者へ収益が還元される仕組みの構築を目指します。
 この取り組みにより、生産現場を基点とした脱炭素化と、付加価値米のサプライチェーンの構築が一層強化され、農業の環境面と経済面との両面における持続可能性に貢献します。
(※)本栽培方法では、水を張っていない田んぼに直接播種を行います。出芽後も湛水せず、必要に応じて灌水を行います。レベリング、育苗、代掻き、移植(田植え)、水管理など、水稲栽培において労力とコストがかかる工程を省くことができます。

【各社コメント】
ヤマタネ コメント
ヤマタネは2024年に創業100周年を迎えました。次の100年を見据え、持続可能な農業生産と食料供給に資するべく推進する本協業では、生産者が脱炭素農法により新しい収益源を確保し、安定した販路と拡大可能な経営を構築することを支援します。ヤマタネがこれまでに培った物流・食品事業の強みを、新しい取り組みを通じて生産者に還元し、産地の「続く」を支えてまいります。

BASFジャパン コメント
日本の農業は、環境・経済・食料安全保障といった持続可能性にかかる多体問題に直面しています。今回の取り組みは、デジタル技術と実際の流通インフラを融合させることで、農業に新たな価値を創出しながら、安定したコメの供給を実現することを目指しています。BASFは引き続き生産者向けに包括的なポートフォリオを提供し、生産者がより多くの収量を達成するだけでなく、持続可能性への取り組みに対して報酬を得られる仕組みなどを通じて、収益性を高め、持続可能な農業を実現する取り組みを後押しします。


NEWGREEN コメント
NEWGREENはこれまで、水田の自動抑草を行う「アイガモロボ」の開発・製造、節水型乾田直播水稲栽培の実践と推進、そしてBASFと連携したカーボンファーミングプログラムの構築などを通じて、“生産性の向上と環境負荷の低減の両立“に挑んできました。今回のエコシステムを構築する取り組みでは、生産者が農業経営の適応力を強化できる環境を一層整え、環境負荷の低減を実現する新たな流通の形を築いてまいります。

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ヤマタネ 経営企画部 広報担当
TEL:03-3820-1116 E-mail:kikaku@yamatane.co.jp

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