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DeepL、リアルタイム音声翻訳ソリューション「DeepL Voice」の機能を拡充

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DeepL
対応言語の拡大やZoom連携を発表

米国ニューヨーク発ー2025年7月23日ー 言語AIの世界的な先進企業であるDeepL(本社:ドイツ連邦共和国ケルン市、CEO:ヤロスワフ・クテロフスキー、以下DeepL)は本日、リアルタイム音声翻訳ソリューション「DeepL Voice」の機能拡充を発表しました。今回の機能拡充には、対応言語の追加や高度な会議支援機能の実装に加えて、新たにZoom Meetingsとの連携(提供開始日は後日)が含まれます。これまでに、Inetumや、サイボウズ株式会社、Brioche Pasquierなど、企業での導入が急速に拡大する中、今回の機能強化により、より広汎にグローバルな職場における円滑な多言語コミュニケーションを支援することが可能になります。

言語の壁は、グローバル企業にとって日常的な摩擦を生み出しています。約70%の企業が、社内連携、カスタマーサービス、ITなどの分野で言語のギャップによる業務上の問題をかかえており、61%が国際的な成長の妨げになっていると回答しています。2024年11月に発表したDeepL Voiceは、こうした課題に対処するため、バーチャルおよび対面の両方でリアルタイムの多言語音声翻訳を可能にしています。DeepL Voice for Meetingsは、バーチャル会議中に翻訳されたキャプションを提供し、DeepL Voice for Conversationsは、モバイルデバイスで利用でき、対面会話において即時の音声翻訳を実現します。

今回のアップデートにより、DeepL Voiceは以下の新機能を提供します:
- 対応言語の拡充:音声入力において新たに中国語、ウクライナ語、ルーマニア語に対応。既存の13言語(英語、ドイツ語、日本語、韓国語、スウェーデン語、オランダ語、フランス語、トルコ語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、イタリア語)に加わり16言語に拡大しました。翻訳キャプションは、ベトナム語とヘブライ語を含む、DeepL翻訳が対応する35言語で利用可能です。

- 会議の生産性向上:会議の全文書き起こしと翻訳結果をダウンロード可能。議事録やフォローアップ作業を効率化し、専用の管理者コントロールにより企業レベルのセキュリティとコンプライアンスを確保します。

さらに、DeepL Voice for Meetingsには、既存のMicrosoft Teams連携に加え、Zoom Meetingsにも対応予定です(提供開始日は後日)。これにより、世界中で広く利用されているバーチャル会議プラットフォーム上で、多言語コミュニケーションがより身近なものになります。対面会話でのやり取りには、iOSおよびAndroid向けのDeepL Voice for Conversationsが引き続き利用可能です。

これまでに多くの企業がDeepLを導入する中、最近新たにInetumや、サイボウズ株式会社、Brioche Pasquierなどのグローバル企業が次々とDeepL Voiceを導入し、言語の壁を取り払い、コラボレーションを加速させています。19カ国に約28,000人規模の従業員を擁するグローバルITコンサルティング企業のInetumは、言語能力ではなく専門性に基づいてコンサルタントを配置することで、適切なスキルを適切なプロジェクトに割り当て、国際的なチームワークを強化しています。

InetumのCTOチームメンバーのセバスチャン・デュモン氏は次のように述べています。
「DeepL Voiceを活用することで、社内のサポートチーム体制を国をまたいで配置することでき、言語の違いに関係なくすべての従業員に対応できるようになりました。」

DeepLの創業者兼CEOのヤロスワフ ・クテロフスキーは次のように述べています。
「グローバル企業にとって、言語の壁は業務の足かせになりかねません。そのため、20万社以上の企業が、日々の明確なコミュニケーションのためにDeepLを信頼してご利用いただいています。今回のDeepL Voiceの機能アップデートにより、中国語を含む新たな言語でのコミュニケーションが可能になり、会議後の文字起こしや翻訳もすぐに確認できるため業務の生産性をさらに向上しました。加えて今後、Zoom Meetingsに対応します。グローバル企業にとって、よりシームレスかつ、アクセスがしやすく、効果的な、リアルタイムでの多言語コミュニケーションを実現します。」

DeepL独自のAIモデルは、リアルタイム音声翻訳に特化して調整されており、世界中の企業が重要なコミュニケーションに求める正確性、品質、セキュリティを実現しています。DeepL Voiceは、DeepLが誇る企業レベルのセキュリティ基準に準拠しており、セキュリティとデータプライバシーを最優先に設計されています。
DeepL Voiceの詳細は、https://www.deepl.com/ja/products/voice をご覧ください。

DeepLについて
DeepLは、世界中のビジネスにおける言語の障壁を取り除くことを使命としています。DeepLの言語AIプラットフォームは、228のグローバル市場で20万社以上の顧客と数百万人の個人から信頼を得ており、テキストと音声の自然な翻訳と人間が行ったような文章の推敲を実現しています。企業のセキュリティを念頭に置いて設計され、言語向けに特別にチューニングされたDeepLのAIソリューションを世界中の企業が活用し、ビジネスコミュニケーションの変革、市場の拡大、生産性の向上を実現しています。CEOのヤロスワフ"ヤレック"・クテロフスキーによって2017年に設立されたDeepLは、現在1,000人以上の情熱的な従業員を擁し、Benchmark、IVP、Index Venturesなどの世界的に有名な投資家の支援を受けています。

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