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株式会社ユニゾンシステムズ（本社：福岡県福岡市中央区、以下「ユニゾンシステムズ」）は、佐賀県で開催される「SAGA2024」にて、22競技、417配信のスマートフォン及びリモート技術等を活用した配信業務を請け負ったことをお知らせいたします。
■配信業務受託の背景
ユニゾンシステムズでは、近年最新ITを活用した「スマートプロダクション」に力を入れており、毎年7月に福岡市で開催される「金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会」の1000試合を超える大規模配信を3年連続で実施しているほか、バスケットボールや卓球など幅広い競技の配信を行ってまいりました。そのような流れのなか、2023年10月には西九州地区の営業拠点、配信サービスの提供拠点として、佐賀市に佐賀オフィスを開設いたしました。
今回、佐賀県が開催地に選ばれたことを受け、ユニゾンシステムズがこれまで培ってきた配信業務のノウハウを用いて、佐賀県から全国へスポーツの力を届けるべく、大会の配信業務を受託いたしました。今回の配信業務では、佐賀新聞社様やサガテレビ様などの佐賀県の主要企業と緊密に連携し、最新のICT技術を活用した撮影・配信を行ってまいります。
■配信体制について
今大会では、スマートフォン・リモートプロダクション・管理センターの技術により、大量のカメラ・大量の実況中継・大量の要員調達のハードルを下げ、1日最大55試合の配信を実現いたします。
特にスマートフォンの配信に関しては、アプリのインストールのみで配信準備が整うため手軽に配信をすることができます。この体験をSAGA2024で成功させることで、その後のスポーツ配信にも活用していきたいと考えております。
・スマートフォンを軸とした撮影システム
撮影システムには、スマートフォンカメラアプリの「LM-Cam」※を使用し、OBSやLiveShellなどの配信機材を使わずに、限られたスペースを有効活用して撮影を行います。Wi-Fi環境で「LM-Cam」の遠隔操作機能を利用して撮影を行うことで、スマートフォンの設置場所や台数の調整が容易になることに加え、現地要員を縮小して配信を行うことができます。
・リモート技術の導入
様々な大会の大規模配信から得たノウハウを活かし、実況解説を現地のみでなく遠隔で行うことができる体制を整えます。また、配信映像に関しては、遠隔作業で競技特性に合わせた得点CGやテロップを挿入することにより、一目で試合状況がわかる形での配信を実現いたします。
・管理センターの設置
24時間稼働の大容量通信回線網を持つ施設に管理センターを設置し、映像監視・映像管理・要員管理・機材管理を実現するためのネットワークシステムを設置します。会場や試合形式により管理センターの役割を変え、柔軟な配信体制を構築します。
■大会概要
◆SAGA2024
会期日程：令和6年10月5日（土）～10月28日（月）
（会期前実施競技：令和6年9月5日（木）～9月17日（火）、9月21日（土）～10月1日（火））
SAGA2024：https://saga2024.com/
■ユニゾンシステムズの取組み
株式会社ユニゾンシステムズは、創業33周年を迎えるITベンダーです。これまで放送局に特化したシステムを開発してきましたが、ここ数年一般企業にも映像を取り扱う機会が増えてきたことから、放送局の映像管理ノウハウを活かした一般企業向けシステムを提供開始しました。映像は事実を映し出すものであり、映像を活用したビジネス分析は、今後も拡張していくと考えられます。当社はITによる映像の切り出し、加工技術を通して、映像の企業活用案を提案していきます。
（https://www.unixon.co.jp）
※ LM-Camは（株）LiveMediaのサービスです。
ＳＡＧＡ２０２４承認第 542 号
