
「これは、ある種の生活史みたいなものです。ほんとうに楽しんで作った一冊です。」
(谷川俊太郎『絵本★百貨典』より)
昨年11月に亡くなった詩人・谷川 俊太郎さん(1931~2024)の1周忌を前に、株式会社晶文社(代表取締役 太田泰弘/東京都千代田区)では、長く品切れとなっていた詩人唯一の写真詩集を12年ぶりに重版いたしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123287/21/123287-21-8ce6762077d68d8651ae1adccbb30627-1212x968.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『写真』帯付き書影
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123287/21/123287-21-cc2640def50936e02f4dde62c5879293-1200x444.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
p.24-25
「ここに写っている人々、
撮った私、
それぞれの時間は現実のうちにあるが、
同時に想像力の
うちにしかないとも
言えるのではないか?」
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123287/21/123287-21-c1e9f75d50c51c766d896bb23556a48e-1200x444.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
p.30-31
谷川さんの写真について考えていくと、
もっと広がりのある普遍的な「写真論」にまで
行く着くのではないかという、
根拠のない予感が僕にはある。
(解説・飯沢耕太郎)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123287/21/123287-21-bbef53d32ffc893c712e983091c21626-2280x819.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
p.88-89
■著者プロフィール
◇谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)
1931年東京生まれ。詩人。1952年に処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』で第1回鮎川信夫賞など、受賞・著書多数。詩集、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している。2024年11月逝去。
■書誌情報
書名 『写真』
著者名 谷川俊太郎 著 解説:飯沢耕太郎
定価 2,420円(本体2,200円)
判型 A6変型上製
頁数 144頁
ISBN 978-4-7949-6795‐4
初版発行日 2013年2月
発行 株式会社晶文社
書籍サイト https://www.shobunsha.co.jp/?p=2582