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Sylveraの日本カントリーマネージャーに勝村友城が就任 – 2026年のGX-ETS義務化移行を見据えたカーボン市場拡大支援

update:
Sylvera Ltd.
カーボンクレジット評価・データプラットフォームをリードするSylveraが、日本の排出量取引制度の本格導入に先立ち、アジア太平洋地域での体制を強化します。



東京、[7月31日午前9時] - 世界有数の独立系カーボンクレジット評価、およびデータ提供企業であるSylvera(シルベラ)日本市場への本格参入に伴い、2026年に予定されているGX-ETS(グリーントランスフォーメーション排出量取引制度)の義務化移行に向けた日本の動きに先駆けて、勝村友城 (かつむら ゆうき)が日本カントリーマネージャーに就任したことを本日発表しました。
この戦略的な人事は、日本企業、金融機関、政府機関が進化するカーボンクレジット市場を適切に理解・活用できるよう支援する体制を整えることを目的としています。GX-ETSは、2026年までにアジアで中国に次ぐ2番目に大きいカーボン市場への成長が見込まれており、これまでの任意参加制度から義務的制度へと段階的に移行する予定で、約400社を超える企業の参加が見込まれています。
日本のカーボン市場における信頼と実績
Sylveraは、2024年に日系JCM(共同実施メカニズム)プロジェクトの初の独立評価を実施するなど、日本のカーボンクレジット分野において豊富な経験を有しています。同社の分析では、JCMの設計において他の二国間炭素取引スキームと比較して、ガバナンスと透明性の高さが際立っており、政府主導のカーボン取引が責任ある形でスケールできるという好例であると評価しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/166753/1/166753-1-4eb0557be38dfdf31095abdb89622f8b-2440x2259.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Allister is a repeat entrepreneur with a PhD in Machine Learning and an MBA from London Business School.

SylveraのCEOであるアリスター・フューリーは次のように述べています:
日本は、JCMを通じて国際的なカーボン取引を実運用をリードしており、アジア全体の市場形成に大きく貢献してきました。GX-ETSの義務化が進み、Jクレジットが東京証券取引所で取引されるようになった今、日本企業には、クレジットの品質、リスク、価格に関する意思決定を自信を持って行うために、第三者による信頼できるクレジット評価が不可欠です。
パリ協定第6条と国際市場の発展を支援
Sylveraは、パリ協定第6条の枠組みを導入・運用する政府や企業を長年支援してきた実績をもとに、日本市場への展開を進めています。同社は、カーボンクレジットの購入国および販売国の双方をサポートしており、シンガポールやその他の東南アジア諸国とは調達およびクレジット評価に関するパートナーシップを築いています。また、UNDP(国連開発計画)とは、クレジットの発行国における能力構築支援で連携しています。
SylveraのCEOであるアリスター・フューリーは次のように述べています:
日本企業の間では、高い環境的健全性(ハイ・インテグリティ)を備えたカーボンクレジットへの強いニーズが見られます。特に、発行前にクレジットの質を見極めて確保したいと考える企業から、当社のソリューションが注目されています。こうしたクレジットは、価格、価値の維持、企業の評判リスクといった面で一貫して優れたパフォーマンスを示しており、GX-ETSの義務化に向けた準備を進める企業にとって極めて重要な要素です。
重要な転換期における戦略的な市場参入
勝村の就任は、GX-ETSの第一フェーズが2026年3月に完了するというタイミングに合わせたものです。GX-ETSは、2030年までに温室効果ガス排出量を46%削減するという日本のNDC(国が決定する貢献)目標に沿って設計されています。また、日本政府は、義務制度への対応手段の一つとして、国際的な自主カーボンリムーバルクレジットの活用も認める方針を示しており、今後は世界各国からのクレジット調達や品質評価の機会が拡大していくと見られます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/166753/1/166753-1-c4b98d6456853dc3b1eafa992a8b87c6-1004x1056.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Japan country manager, Sylvera

Sylveraの日本カントリーマネージャーに新たに就任した勝村は、次のように述べています:
日本のカーボン市場は、義務的な取引制度へと大きく舵を切る中で、極めて重要な成長機会を迎えています。鉄鋼、化学、電力などの産業分野では、クレジットの環境的健全性と経済的価値の両面において、より高い透明性と判断基準が求められています。Sylveraが提供する独立したクレジット評価とデータインテリジェンスは、クレジットのライフサイクル全体における意思決定を、より透明性と確信を持って行うための鍵になると確信しています。

略歴:
2012年に日系証券会社に入社し、リテール営業に従事。2014年にBloombergへ移り、エンタープライズセールスを経て、セルサイド・事業法人・政府機関を担当するセールスチームのリーダーとしてビジネスを牽引。2021年にはSlalomにて、金融機関および外資系企業を中心とした事業開発に従事し、大手自動車メーカーのグローバルDXプロジェクトをリード。2024年にS&P Global Market Intelligenceへ入社後は、大手銀行・証券・保険会社を担当し、デリバティブ商品の評価・プライシングデータに関する営業を担当。2025年6月よりSylvera日本カントリーマネージャーに就任。
Sylvera(シルベラ)について
Sylveraは、世界をリードするカーボンインテリジェンス・プラットフォームです。独立した評価(レーティング)、データ、分析情報を通じて、実質的な気候変動対策への投資を促進しています。独自のデータサイエンス、機械学習、そして現地調査の専門知識を活用し、これまでに500件以上のカーボンプロジェクトを評価。さらに、世界21,000件以上のプロジェクトへのアクセスを提供しています。
同社のサービスは、企業、投資家、トレーダー、政府機関など、世界中のステークホルダーから信頼を得ており、Balderton Capital、Index Ventures、Insight Partners、Salesforce Venturesなど有力な投資家から出資を受けています。

メディアお問い合わせ先
Youtse Sung(VP マーケティング)
youtse.sung@sylvera.io
GX-ETS(グリーントランスフォーメーション排出量取引制度)について
GX-ETS(グリーントランスフォーメーション排出量取引制度)は、日本政府が2023年に導入した自主参加型の排出量取引制度です。2026年には義務化される予定で、日本の2030年温室効果ガス排出削減目標の達成と、より広範なグリーントランスフォーメーション(GX)戦略の推進を目的としています。
本制度では、「Jクレジット」および「JCMクレジット」が取引対象として認められております。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/166753/1/166753-1-2f562359b6ed2a42e29a827ce7d84b74-1564x402.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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