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ファストドクター、オンライン診療で「呼吸器内科」を提供開始

update:
ファストドクター株式会社
慢性呼吸器疾患への継続的な医療アクセスを支援



 ファストドクター株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:菊池亮〈医師〉・水野敬志)はオンライン診療サービスにおいて新たに「呼吸器内科」を提供開始します。咳や息切れなどの慢性的な症状を抱えながらも、地域性や生活環境により通院が難しい患者に、対面診療と連携しながら新たな医療アクセスを提供します。

 当社はこれまで、感染症などの急性期対応に加え、生活習慣病や精神疾患、アレルギー症状といった慢性期領域のオンライン診療サービスを展開してきました。本診療科の新設は慢性呼吸器疾患に求められる 「長期的かつ切れ目のない治療」 を支援するとともに、初期相談から継続治療まで一貫して対応できる体制を整え、ビジョン「1億人のかかりつけ機能を担う」の実現を後押しするものです。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31533/109/31533-109-67df126ee52a9e0db3df2790e393ac5e-2000x1330.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


▍概要
【主な対応症状】
喘息症状/息切れ/喘鳴/長引く咳/慢性閉塞性肺疾患(COPD) 等
※ 診療前相談にて、医師が症状や既往歴を確認します。緊急度が高い場合やオンライン診療の適用外と判断された場合には対面診療をご案内し、その際の診療前相談費用はかかりません。

【主な処方薬】
吸入薬/喘息発作の治療薬/長時間作用性β2刺激薬 等
※ 処方は医師の判断によります

【ご利用可能時間】
午前7時~午後9時 365日対応

【診察費例】
保険診療における自己負担分 + システム利用料(初診330円、再診880円)
※ 各種医療証が適用されます
※ 医師の判断により薬の処方がある場合、別途薬代がかかります

【ご利用が想定されるケース】
- 咳や息切れ等の症状に対し、「対面受診すべきか」をまず医師に相談したい
- 仕事・育児・介護等で通院が難しいが、吸入薬などの定期処方を切らしたくない
- 夜間や休日に症状が悪化し、医師のアドバイスを早めに受けたい
- 離島・中山間地域など近くに専門医療機関が限られる地域で、初期相談や継続治療を受けたい 等

※ 医療相談を含む医療行為はファストドクターが提携する医療機関所属の医師によって行われ、 当社が医療行為を行うものではありません

呼吸器内科オンライン サービスサイト

▍診療体制
 呼吸器領域での経験を有する医師(現在約50名)によって構成され、日本喘息学会の実践ガイドラインに基づいてオンライン診療が行われます。 画像検査や身体診察が必要な場合は、地域の医療機関と連携して対面受診につなぐ仕組みを整備し、患者の安全性に配慮した体制を整えています。

 また、治療効果の評価には国際指標「ACT(Asthma Control Test)」を導入し、症状を継続的にモニタリングします。処方は、既往歴のない患者では初診時に最大7日分、既往歴のある患者も初診時は最大7日分までとし、以降は医師の判断により最大30日分まで可能で、薬の効果を確認しながら適宜処方内容を調整します。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31533/109/31533-109-9640c676dbd6825e0fe65d4ed8f02052-550x712.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
医学博士 木村 英晴 先生
【監修医コメント】
医学博士 木村 英晴 先生
日本内科学会 総合内科専門医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医

経歴:
金沢大学附属病院をはじめ、国立がんセンター中央病院、近畿大学医学部などで、呼吸器内科の専門医として、長引く咳や気管支喘息などの専門性を要する診療に従事。

コメント:
咳症状は、外来診療で多くみられる症状のひとつです。一方で、長引く咳の診療や気管支喘息の適切なコントロールは専門性を必要とする場合があります。オンライン診療は、どこからでも専門医らにアクセスでき、専門性の高い診療を気軽に受けることができる手段です。我々は呼吸器内科オンライン診療を広めていきたいと考えています。




▍背景
 厚生労働省の「オンライン診療その他の遠隔医療の推進に向けた基本方針」では、慢性疾患患者へのオンライン診療の活用が、医師・患者双方の利便性と治療の継続性を高める手段とされています※1。慢性呼吸器疾患は早期診断と継続的な治療が不可欠ですが、たとえば「肺の生活習慣病」と呼ばれるCOPDは国内の患者数が530万人超と推定されながらも、その多くが未診断または適切な治療を受けていないと指摘されています※2。加えて、長期にわたる治療が必要である一方、身体的あるいは地方在住や介護、育児など生活環境に制約がある場合には、定期的な通院が困難なケースも少なくありません。

 当社は、2040年に予想される医療需要のピークを見据え、時間や場所にとらわれない医療アクセスを実現する「バーチャルファーストケア」モデルを提案しています。オンラインでの症状相談やトリアージを初期医療の入口とし、必要に応じて対面診療や各種検査と連携するハイブリッド体制を前提とすることで、限られた医療資源の効率的な運用と、疾患の見落としや重症化防止といった患者の安全性の両立を可能にします。この体制により、患者の状態変化に応じてシームレスに対応し、急性期から慢性期、在宅療養に至るまで切れ目なく患者を支えることが可能になると考えています。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31533/109/31533-109-552f672d533fb3d417f19dfa230efde5-2000x829.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
対面とオンラインを連携した、バーチャルファーストケアによる患者体験のマネジメントイメージ


 今回の呼吸器内科新設は、こうした社会的ニーズへの対応と当社が提唱するモデルの活用を組み合わせた取り組みです。 今後も、地域的な制約や家庭環境による医療アクセス困難さが招く初期治療の遅れや継続治療の中断、医療資源の偏在といった社会課題に向き合いながら、診療領域の拡充を進め、患者にとって安心できる医療アクセスと地域の医療体制の補完を両立してまいります。


※1 オンライン診療その他の遠隔医療の推進に向けた基本方針|厚生労働省
※2 呼吸器の病気|日本呼吸器学会
▍ファストドクターのオンライン診療サービスについて
 「ファストドクター オンライン診療」は、提携医療機関との連携により、幅広い診療科に24時間365日、保険診療対応で提供しています。 夜間や休日を含め、地域の医療機関へのアクセスが難しい場合などに最短5分で提携医療機関の医師とテレビ電話で相談が可能です。診療後には、最短1時間で処方薬を近隣の薬局で受け取れるほか、宅配にも対応しています。

 申し込みから各種手続きまで、簡単な操作でオンラインで完結します。診療の待ち時間や順番もリアルタイムで確認が可能など、ご高齢の方や体調不良時の患者さまの負担を軽減することに努め、緊急時や医療アクセスが困難な状況でもよりスマートで安心できる医療体験を提供しています。
- 身体的な症状に対応:内科、小児科、発熱外来、呼吸器内科、皮膚科、アレルギー科、泌尿器科、生活習慣病外来、婦人科
- こころの症状に対応:精神科、心療内科、こどもの発達
- 24時間365日対応(一部診療科を除く)
- 健康保険・医療証が適用


オンライン診療 サービスサイト



【ファストドクター株式会社について】
 ファストドクターは、2016年に創業した日本最大級の医療支援プラットフォームです。約5,000名の医師をはじめとする豊富な医療リソースを活用し、救急往診やオンライン診療を通じた医療体制を構築しています。地域の医療課題や社会的ニーズに応える多様なサービスを展開し、医療機関や自治体と連携して地域医療を補完しつつ、生活者や企業には新たな医療アクセスを提供するという両輪で、持続可能な地域医療の実現に貢献しています。

所在地:東京都渋谷区恵比寿4丁目20-3
設立 :2016年8月
代表者:菊池 亮(医師)・水野 敬志
URL :https://fastdoctor.jp/corporate/

【本件に関するお問合せ】
ファストドクター株式会社 広報 田島めぐみ
メール:pr@fastdoctor.jp  電話: 090-7843-9782

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