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【日本航空123便墜落事故から40年】未曾有の事故で実践された「死者の尊厳を守り、遺族を支援する看護」

update:
日赤
~8月7日(木) 研究者がご取材をお受けします~



2025年8月12日、「日本航空123便墜落事故」から40年となります。乗員乗客524人のうち520人もの尊い命が失われたこの事故は、単独機の航空事故における死者数で史上最悪となりました。
日本赤十字社(本社:東京都港区、社長:清家篤、以下「日赤」)は、当時、8月13日から9月28日まで、医師や看護師、事務職などで構成する救護班を154班、延べ1033人(うち、看護師623人)を派遣し、生存者の救護や遺体の検案などにあたりました。
特に、日赤の看護師は、対応にあたった県・医師会・日本航空を含む各機関をあわせた1008人の看護師のうち62%を占めており、大きな役割を果たしました。
今回、この事故を「看護」の視点から調査・研究する、日本赤十字看護大学の内木美恵教授にインタビューいただける機会を設けましたので、ご案内いたします。

<インタビュー概要>

1 日時 令和7年8月7日(木) 11:15~12:15 (集合 11:00)
2 場所 日本赤十字社 本社(東京都港区芝大門1-1-3)
3 取材対応者
  ■氏名    内木 美恵(ないき みえ)
  ■所属・役職 日本赤十字看護大学 国際・災害看護学 教授
  ■お話しできること
   ・事故を研究しようと考えた背景(研究疑問)
   ・研究で見えてきた、当時の活動における看護職の「死者の尊厳を守る看護」
   ・事故の経験を思いとともに継承する授業での取り組み
4 主な内容
  ・事故における日赤の活動説明
  ・研究概要の説明
  ・質疑応答(メイン・45分程度)
5 ご取材のお申込み方法
  以下のURLまたは二次元コードよりお申込みください。
  メールにて当日のご案内をお送りいたします。
  https://forms.office.com/r/5kZpvPqyqe
  締切:8月6日(水)正午

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33257/212/33257-212-692ff118f601d2e21385c19cbbf9003f-198x251.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

日本赤十字看護大学 国際・災害看護学 教授 内木 美恵

(略歴)
日本赤十字看護大学大学院 看護学研究科博士後期課程修了、博士(看護学)。高山赤十字病院、日本赤十字社医療センター 、葛飾赤十字産院(現:東京かつしか赤十字母子医療センター)、大森赤十字病院での勤務を経て現職。同大附属災害救護研究所 災害看護部門長兼務。 (専門分野:国際・災害看護学)



【参考】実践された「死者の尊厳を守り、遺族を支援する看護」
この事故において看護職は、遺体や遺品から“死者の生前の姿”を思い描き、死者であっても一人の人間として、家族など身近な人々の大切な存在として捉えて看護にあたりました。
突然の死を余儀なくされた死者の無念と、損傷の激しい遺体で対面する遺族の心痛に思いを馳せた看護師たちの思いは、事故で亡くなった人々の存在の大切さを受けとめ、その苦悩を和らげようとして生まれた「死者の尊厳を守る看護」の実践であったとされています。
遺体を清め、傷を隠し、必要以上に人目に晒されないようにし、さらには可能な限り美しく整えたその活動は、後に「整体」と呼ばれることになります。全く予期していなかった死別で、遺体と対面できず死の実感すらもてなかった遺族が多かったなかで、こうした看護師たちの献身的な活動は、遺族がもう一度、遺体に手を触れ、お別れをする場を整えることで、遺族が死を受け容れることにもつながったと考えられています。
(記述は、川原由佳里・内木美恵ほか(2024年)「日本航空123 便墜落事故における看護:遺体の検案と処置,身元確認に焦点をあてて」など参考)

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