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株式会社Arent(東京都港区、代表取締役社長:鴨林広軌、証券コード:5254 東証グロース、以下「Arent」)は、建設現場における日々の管理業務を支援する新製品『PROCOLLA(プロコラ)』を発表しました。
『PROCOLLA』は、工程管理を軸に、安全・品質・コスト・出来高・環境などの現場監督が担う多様な業務(QCDSE※)の支援を視野に入れた、現場支援型のスマート工程ソフトです。現場が担う幅広い業務に寄り添う形で設計されており、誰でも直感的に操作でき、工程の変更対応や関係者との情報共有をスムーズに行うことができます。さらに生成AIを活用することで、工程表作成や工程情報の分析などにおいて高度な支援が可能になりました。
本製品は、大手ゼネコンである株式会社大林組(本社:東京都港区、代表取締役 社長 兼 CEO:佐藤俊美)に協力をいただき開発されました。建築現場における豊富な実務経験と知見を持つ大林組の現場視点を随所に取り入れることで、従来の工程ソフトでは実現が難しかった実用性と現場への高い適合性を兼ね備えたツールとして完成しました。
販売および導入支援は、株式会社オプライゾン(東京都港区、代表取締役社長:佐藤寛人、以下「オプライゾン」)が担当し、すでに同製品は大林組の一部の建築工事現場にて試行運用が開始されています。
※QCDSEとは、建設現場で特に重要とされる5つの管理項目(品質・コスト・工程・安全・環境)の頭文字をとった略語です。
■開発の背景と課題
建設業界における工程管理は、プロジェクトの進捗を左右する重要な要素であるにもかかわらず、現在でも多くの現場ではExcelや紙ベースの管理が主流であり、情報の属人化や共有遅延が課題となっています。また、急な設計変更や協力会社との調整、本社との連携など、現場マネジメントはますます複雑化しており、柔軟かつ即時に対応できる体制が求められています。こうしたニーズに対し、既存のツールでは十分に応えきれていないのが実情です。
Arentはこれらの課題を踏まえ、「工程管理=単なる計画表」ではなく、「工程=現場業務のハブ」と再定義しました。クラウド、生成AI、リアルタイム編集といった最新技術を取り入れることで、現場・本社・協力会社が“工程”を軸に一体化できるコラボレーション環境の構築を目指し、『PROCOLLA』を開発しています。
開発プロセスでは、大林組の実プロジェクトにおける現場の声やフィードバックを直接反映。机上の理想論ではなく、現場の実務に根差した「本当に使える」ツールを目指し、「手間が減る」「すぐ使える」といった実感のあるUI/UXを実現しました。
■製品の特徴と主な機能
『PROCOLLA』は、現場が担う幅広い業務に寄り添う形で設計されており、誰でも直感的に操作できる、スマート工程ソフトです。さらに、生成AIを活用することで、工程表の作成や工程情報の分析などを効率化し、現場業務と情報をつなぐハブとして機能します。【直感的で誰でも使えるUI/UX】
- 工程表作成機能
マウス操作とドラッグ&ドロップ中心で誰でも作成可能。
- リアルタイム同時編集
複数人での同時編集に対応し、情報共有を円滑に。
- 印刷最適化(特許出願中)
レイアウトや引出し線の自動調整、テンプレート機能などで紙出力にも対応。
- タグ付けによるフィルター機能
種目や工程線にタグ付けすることで、必要な工程だけを表示、出力可能
【生成AIによる支援例】(開発中、特許出願中)
- 工程表の自動生成
現場の関係資料や過去のデータをもとに、AIが工程の構成や順序を提案。
- 自然言語での操作指示
「◯◯工事を1週間前倒し」といった指示を自然言語で入力可能。
- 工程表データを分析し、ドキュメント作成
「8/1~8/7の工程を要約して」といった指示によりAIが回答。
■製品動画紹介
▼本リリースで紹介した『PROCOLLA』の機能を動画でご覧いただけます。[動画: https://www.youtube.com/watch?v=W1GFNGxoSpY ]
■販売情報
- 発売日:2025年8月7日(木)- 製品サイト: https://procolla.com
- 商品に関するお問合せ:https://procolla.com/contact
オプライゾンは、建設テック・スマートビルサービスプロバイダーとしての知見を活かし、『PROCOLLA』の販売とサポートを担当します。
■導入実績と効果
『PROCOLLA』は、2025年4月より大林組の建築工事現場にて試行運用が開始されています。プロジェクトマネジメントにおける業務効率化が進み、工程管理に関する作業時間を約20%削減できる見込みです。工程表の作成・共有だけでなく、若手技術者の育成や印刷業務の効率化に貢献し、特にプロジェクトマネージャーの負担軽減が期待されています。■製品名にかけた想い
製品名『PROCOLLA』は、『PROCESS(工程)』『PROFESSIONAL(専門性)』『COLLABORATION(協働)』を掛け合わせた造語です。ロゴデザインでは、中心に配置した工程線を異なる色の円で囲むことで、コラボレーションの力で工程管理をより円滑に行えることを表現しています。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63436/91/63436-91-9b6d08f25cc31edbe060549892d98a9e-3900x1602.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■株式会社Arentについて
株式会社Arentは、「暗黙知を民主化する」をミッションに掲げ、建設DXを推進するDXのスペシャリスト集団です。顧客志向を徹底し、日本企業に眠る高度なコア技術をコンサルティングで見極め、システム化し、デジタル事業化(販売)までをクライアント企業とともに伴走しながら、一気通貫で提供しています。これまで多くの大手建設企業と共同でプロジェクトを推進しており、実績を基にした信頼性の高いサービスを提供しています。- 会社名:株式会社Arent
- 本社所在地:東京都港区浜松町2-7-19 KDX浜松町ビル3階
- 代表者:鴨林 広軌
- 設立:2012年7月2日
- 資本金:8億11百万円
- 事業内容:建設業界を中心としたDXコンサルティング、システム開発、システム販売
- URL:https://arent.co.jp/
- お問い合わせ先:info@arent3d.com
■株式会社オプライゾンについて
株式会社オプライゾンは、大林組と日立ソリューションズによって設立された合弁会社で、ゼネコンの建設プロジェクト実装のノウハウ、システムインテグレーターのITサービス構築・運用のノウハウを併せ持ち、様々なクラウドサービスをサブスクリプション型で提供します。建設業界の喫緊の課題である建設プロセスのデジタル化や建物のスマートビル化に伴う新たなサービスの提供を視野に入れた事業を展開しています。- 会社名:株式会社オプライゾン
- 本社所在地:東京都港区港南2-16-5 NBF品川タワー5階
- 代表者:佐藤寛人
- 設立:2023年2月1日
- 資本金:4億95百万円(主要株主:大林組、日立ソリューションズ)
- 事業内容:建設テックやスマートビルに関わるネットワーク、システム、ハードウェアの販売、導入支援、運用、保守
- URL:https://oprizon.com/
- お問い合わせ先:https://oprizon.com/contact