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アフリカ特化、募集総額30億円のVCファンドを組成

update:
株式会社アンカバードファンド
- 25億人市場をターゲットに、日本企業との連携で新市場を開拓-



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74482/10/74482-10-2afb252620ec31299237ec85f56b0472-850x478.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社アンカバードファンドは、マネックスベンチャーズ株式会社と共同で、アフリカ・MENA地域に特化した新ファンド「アンカバードマネックスアフリカ投資事業組合(英語名:UNCOVERED MONEX AFRICA INVESTMENT PARTNERSHIP)」を設立しました。本ファンドは、モバイルインターネット人口が2030年までに現在の推定5億人から11億人に達すると予測される同地域における構造的な成長機会を捉え、テクノロジーを活用してインフラ機能を創造・拡張するアーリーステージのスタートアップに対し、資金提供と成長支援を行います。金融、モビリティ、流通、サステナビリティの4分野を軸に、日本企業との連携も視野に入れながら、経済的リターンとアフリカへの社会的インパクトとの両立を目指します。



ファンド設立の目的
「アフリカの成長を加速するテクノロジー起点の産業創出ファンド」
 アフリカは、2050年までに人口が25億人に達し、世界の成長エンジンとしての地位を確立していくことが見込まれています。都市化と中間層の拡大に伴い、インフラ、金融、物流、農業、エネルギーなど産業全体で構造的な需要が急拡大します。特にモバイルインターネット人口は2030年までに11億人に達すると予測され、デジタル技術を基盤とした社会・産業インフラの進化が加速しています。


 本ファンドは、こうした人口動態に支えられた市場成長を捉え、先進テクノロジーを活用する有望なアフリカ発スタートアップに対し成長資金を供給し、インフラ機能を内包する産業の発展と市場の創出を両輪で推進していきます。
 さらに、日本企業が持つ技術力・事業アセットとの連携を通じ、アフリカという成長市場における新たな事業機会の創出にも貢献します。急成長市場であるアフリカにおいて、実需に根ざしたテクノロジー投資を通じ、投資家に対して経済的リターンと戦略的リターン(情報収集や新規事業開発の機会等)を同時に提供することを目指します。


主な投資テーマ
アンカバードマネックスアフリカ投資事業組合は、以下の4領域に注力するアーリーステージのスタートアップを主な投資対象として活動予定です。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74482/10/74482-10-bc824135a827b96acfe39595ea75be35-850x476.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



■ 金融
 金融へのアクセス率が低かった課題に対して、デジタルソリューションが人々の金融包摂を実現する中、中小事業者の資金需要も拡大しており、日本の金融機関によるファイナンスの機会も求められています。

テーマ例)
・消費者向けデジタル金融
モバイル決済、マイクロレンディング、保険など、金融包摂を支えるB2C型Fintech
・中小企業向けデジタル金融
中小事業者の決済・融資・会計支援等、エコノミーの根幹を支える中小企業向け金融ソリューション

■ 流通DX
 都市人口の増加に伴い、適切にモノが届く仕組みを構築する物流インフラやECのスタートアップが急成長しています。スタートアップを通じて、日本企業製品の販路拡大も実現されています。

テーマ例)
・小売・日用品流通のデジタル化(RetailTech / Eコマース)
在庫・サプライチェーンの可視化と需要予測により、低価格・安定供給を実現する流通モデルの革新
・物流ソリューションとフルフィルメント
ラストワンマイル配送、倉庫最適化、越境物流など、急成長するD2C・EC市場を支える物流インフラ

■ モビリティ・都市交通
 アフリカ各国では都市人口が急成長するとともに、中間層や商用ニーズによる自動車需要が増加しており、関連ビジネスが成長しています。また、EVを政策として推進している国が多く、パーツやバッテリー技術、データビジネス等において日本企業との連携機会が模索されています。


テーマ例)
・中古車流通とアフターマーケットのDX
デジタルプラットフォームを通じた車両流通の効率化と整備・保険など周辺サービスの展開
・EV車両およびバッテリーアズアサービス(BaaS)
新興国市場におけるEV普及を支える小型EVの製造、バッテリー管理・交換インフラ構築

■ サステナビリティ
 水資源が豊富にもかかわらず世界未開拓耕作地の約6割を占めるアフリカでは、農業生産性向上が課題となっており、日本の農機・肥料・IoTなどが必要とされています。
 また、再エネ比率約90%のケニアを筆頭に、欧米企業とのカーボンクレジットの取引が実現しており、今後日本企業との取り組みも期待されます。

テーマ例)
・世界の食糧危機に応える、7億人の農業生産性を革新するテクノロジー(AgriTech)
気象データの利活用、スマート農機・灌漑インフラ、農作物の高付加価値化支援
・自然資本を経済資本に変えるカーボンクレジット関連事業
衛星・IoT等を活用し、炭素吸収源の測定・検証・取引を行うカーボンエコノミー


両社の強みを生かしたパートナーシップの意義

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/74482/10/74482-10-4ce4e67949c093fb95973559ef2cdadd-850x476.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



 アンカバードファンドとマネックスベンチャーズは、それぞれの強みを補完し合うことで、アフリカにおける社会課題の解決と持続可能な経済成長を加速させることを目指しています。アンカバードファンドは、アフリカをはじめとするグローバルサウスに特化したベンチャーキャピタルとして、現地起業家との強固なネットワークや、事業開発・JV構築の実績を有しています。第1号ファンドで培った知見をもとに、地域に根ざした事業創出を推進してきました。


 一方、マネックスベンチャーズは、日本有数の金融グループであるマネックスグループのベンチャー投資子会社として、70億円超のファンド出資運用実績と130社を超える支援実績を有し、投資・経営の両面において信頼性の高い支援体制を構築しています。また、アフリカ企業への出資を通じて、アフリカ市場への深い理解を培ってきました。両者の連携により、単なる投資にとどまらず、日本企業とアフリカスタートアップの協業や事業共創を可能とする支援体制を構築し、経済的リターンとアフリカでの社会的インパクトとの両立を実現する新しいファンドモデルを展開してまいります。


出資者からのコメント(一部)
■マネックスグループ株式会社 代表執行役社長CEO 清明祐子
「2050年に世界人口が100億人に達すると予測され、その25%をアフリカが占める巨大市場となります。一方で、多くの社会課題が残される中、モバイルインターネットの急速な普及を背景に、次世代の社会インフラ構築を目指すスタートアップが次々と誕生しています。
2018年にルワンダを訪れ、UNCOVERED FUNDの寺久保氏とお会いしてから7年。スタートアップ投資の視点から見ても、まさに“その時”が来たと強く感じています。


アフリカ市場に深い知見を持つUNCOVERED FUNDと、マネックスグループの先進的な金融知見を活かして投資を行うマネックスベンチャーズが共同運用する本ファンドへの出資を通じ、世界が注目するフロンティア『グローバルサウス』における将来的な事業展開の可能性も視野に、幅広い投資機会の創出と探索を推進してまいります。」


■スカイライトコンサルティング株式会社 代表取締役 羽物俊樹
「アンカバードマネックスアフリカ投資事業組合への出資には、多大なる期待を寄せております。アフリカは、著しい成長を遂げる魅力的な市場であるのみならず、地域の社会課題を解決しつつ経済的な成長を目指すスタートアップが多数存在しております。本ファンドを通じ、社会的なインパクトを創出し、未来への架け橋となることを心より願っております。」

■ 眞下弘和, Director of SGgrow Pte. Ltd.
「2016年にナイジェリア投資の1件目としてPaystack社へ投資実行して以来、ナイジェリアに今日まで20件以上投資してきました。ナイジェリアはインターネット人口が世界で第7位。しかしながら、日本企業や日本人投資家が極めて少なく、今後のナイジェリアの成長を期待している我々としては、この過去の9年間は『同じ日本人で協力し合える仲間を探す旅』でもありました。


 ちょうど昨年2024年に、知り合いの紹介で、1人の人物にお会いしました。その人の企画運営するSHOWCASE AFRICAというイベントも東京で参加してみました。それ以来、親密にお付き合いさせて頂き、日本最大のグローバルテックイベントであるIVSでも、インド&アフリカ関係の各種イベントでご協力頂きました。一緒にお仕事させて頂き、また様々なコミュニケーションを経て、『Exitまで見据えた優秀な投資センス』があり、『しっかりとした周りのフォロー』『事業への興味と実行』『仮説力と想像力や挑戦意欲』などの全てのポイントで、信頼感ある人物に出会えました。それが寺久保さんです。そして、共同運営のマネックスベンチャーズのメンバーの方々もしっかりとされていて優秀だと感じました。


 個人では、これまでも、『協業したい』もしくは『特に応援したい』と思ったケースで、VCファンドのLP出資も行った事がありました。今回は、その個人の投資ポリシーに基づき、リターン期待もさる事ながら、将来の協業も含めてご一緒したいという思いで、UNCOVERED FUNDさんの2号ファンドに投資させて頂きました。UNCOVERED FUND1号では、ナイジェリアのLemFi社で部分Exitもされて、大きくリターンを出し始めた寺久保さん、2号での活躍も益々期待しております!」


ファンド概要
■ファンド名称
アンカバードマネックスアフリカ投資事業組合
(英語名:UNCOVERED MONEX AFRICA INVESTMENT PARTNERSHIP)


■運営体制
株式会社アンカバードファンド × マネックスベンチャーズ株式会社(共同運営)


■募集総額
最大30億円(予定)


■募集期間
2026年7月末まで


■投資対象
アフリカに本店所在地がある、またはアフリカ/MENA(Middle East & North Africa)地域※を主たる営業地域とするテクノロジー企業。主な投資対象分野は、金融、小売、物流、モビリティ、農業、エネルギーなどのインフラ関連領域。※MENAの中では主にエジプト、モロッコ等を想定


■出資規模
1社あたり10万~200万米ドル程度(フォローオン投資を含む)


企業概要

株式会社アンカバードファンド
代表取締役:寺久保 拓摩
設立:2019年9月26日
所在地:東京都港区北青山2丁目7-13
事業内容:アフリカを中心としたグローバルサウス地域のスタートアップへの
ベンチャー投資および事業開発支援
URL:https://uncoveredfund.com/
問合せ先:info@uncovered-fund.com



マネックスベンチャーズ株式会社
代表取締役:万代 惇史
設立:2005年11月
所在地:東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル25階
事業内容:ベンチャーキャピタル事業 
URL:https://www.monexventures.com/
問合せ先:info@monexventures.com

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