おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

リリースプラス

シリーズDラウンド資金調達完了のお知らせ

update:
イノバセル株式会社
ラウンド合計調達額は73億円強に到達



 便失禁・尿失禁の治療を目的とした細胞治療・再生医療により、人々の健康とQOL向上を目指すイノバセル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役Co-CEO:ノビック・コーリン(Colin Lee Novick)、代表取締役Co-CEO:シーガー・ジェイソン(Jason David Sieger))は、シリーズDラウンド資金調達をクローズしたことをお知らせいたします。
シリーズDラウンドにおける合計調達額は、当初の最低目標額(35億円)の2倍を超える73億円強に到達いたしました。


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/91867/25/91867-25-763478bf6922c7ba5e00a52b0149841a-1332x220.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 本ラウンドでは、戦略的パートナーからの出資に加え、国内外の長期的視点を有する機関投資家やクロスオーバーファンドなど、多様なカテゴリーの投資家からの資金調達を実現しました。

参加投資家の例(順不同)
 ・ 戦略的投資家:アルフレッサ株式会社、あすか製薬CVC(あすかイノベーション投資事業有限責任組合)
 ・ 海外機関投資家:M&G Investments(国際的な大手資産運用会社)運用ファンド、Arcus South East Asia(マレーシア)
 ・ 国内クロスオーバーファンド:UntroD野村クロスオーバーインパクトファンド投資事業有限責任組合、ひふみクロスオーバーpro(ひふみスタートアップ投資事業有限責任組合)
 ・ 国内外ベンチャーキャピタル:SBIインベストメント株式会社運営ファンド、Happiness Capital(香港)、Felicity Global Capital(シンガポール)
 ・ 国内外富裕層投資家:J-Ships(特定投資家向け銘柄制度)を用いた「FUNDINNO PLUS+(ファンディーノプラス)」を活用した特定投資家など

 本ラウンド最大の特徴として、新しい手段を積極的に活用して大型の資金を調達したことが挙げられます。全世界で3,459億ポンド(約68兆円、2024年末時点)の資産を運用するM&G plcの資産運用部門であるM&G Investmentsが本ラウンドのアンカー投資家として参加し、いわゆるJ-KISS型新株予約権にアレンジを加えた新株予約権を通じて20億円を投資しました。
 また、中長期的スタンスで投資を行う投資家(M&G Investments、UntroD野村クロスオーバーインパクトファンド投資事業有限責任組合、ひふみクロスオーバーpro(ひふみスタートアップ投資事業有限責任組合)、Arcus South East Asia(マレーシア)など)が参加したことも本ラウンドの特徴です。エバーグリーン型インパクト投資家であるHappiness Capital(香港)も典型的なベンチャーキャピタルよりも長期の投資スタンスで参加しました。
 当社グループは、シリーズDラウンドで調達した資金を活用して、切迫性便失禁の治療を対象とした再生医療等製品「ICEF15」の第III相日欧国際共同試験を推進し、さらに米国におけるICEF15第III相治験開始準備、日米欧におけるICEF15市販品製造販売体制の構築、ICEF15以外のパイプライン製品の研究開発などの戦略的な取り組みを加速する方針です。

■イノバセル株式会社 代表取締役Co-CEO ノビック・コーリン及び代表取締役Co-CEOシーガー・ジェイソンのコメント
 既存株主を含めた多くの投資家さまの力強いご支援をいただいてシリーズDラウンド資金調達をクローズできたことを心より光栄にまた有難く思います。同時に、望外の金額を調達することができ、その金額の大きさと患者さまに一日も早く当社製品をお届けする責任の重みを改めて実感しているところです。私たちは今回調達した資金を当社グループの中長期成長ポテンシャルに対するご期待の表れとして受け止めております。
 現在治療の選択肢が限られている患者さまに新たな“希望”となる細胞治療・再生医療を届けることこそ、私たちイノバセルの使命です。シリーズDラウンド資金調達を通じて頂戴したご支援を糧として今後も果敢に挑戦を重ね、革新的な医薬品をグローバルにいちはやく届けるバイオベンチャー企業を目指して努力してまいります。

イノバセル株式会社について
 当社の前身はオーストリアのインスブルック医科大学からスピンアウトした再生医療スタートアップ企業であり、当社はこのオーストリア企業の親会社として2021年に日本で設立されました。
 当社グループは細胞治療・再生医療の事業化を通じた人々の健康とQOLの向上を目指しており、現在は切迫性あるいは漏出性便失禁、および腹圧性尿失禁を治療するための再生医療等製品の研究開発・事業化に取り組んでいます。
 当社グループのパイプラインで開発が最も進んでいるICEF15は、患者さまご自身の筋芽細胞を利用し、“局所投与”での筋肉再生を図ることにより、切迫性便失禁の根本治療を目指す製品です。現在当社グループはICEF15について欧州11ヶ国及び日本で第III相国際共同試験であるFidelia試験を実施中です。また当社グループは、これまでに欧州においてICEF15(切迫性便失禁を対象)とICES13(腹圧性尿失禁を対象)の2つの後期第II相試験を含む複数の臨床試験を完遂しています。

トピックス

  1. 「Googleも祝福?」と話題に 検索結果のテイラー・スウィフト“祝福演出”の正体

    「Googleも祝福?」と話題に 検索結果のテイラー・スウィフト“祝福演出”の正体

    米ポップスター、テイラー・スウィフトがNFL選手トラヴィス・ケルシーとの婚約を8月27日に発表した直…
  2. LINEの画面って拡大できないの?タイトル画像

    ピンチ操作が効かないLINE画面も拡大!iPhoneの隠れ便利機能「ズーム」活用術

    iPhoneでは写真やWeb画面を2本指の「ピンチ操作(ピンチイン/ピンチアウト)」で簡単に拡大でき…
  3. 地上へ向かう階段

    「8番出口」モデルは大阪の地下通路? ファン注目の大阪天満宮駅を探索

    ゲーム「8番出口」についてユーザー間で議論や考察が行われてきたのが、「ゲームの舞台である地下通路にモ…

編集部おすすめ

  1. 作文嫌いの救世主 親子で楽しむ「魔法のワークシート」が超便利

    作文嫌いの救世主 親子で楽しむ「魔法のワークシート」が超便利

    夏休みの宿題において、多くの小学生が悩まされる「作文」。特に低学年の子どもにとっては「何から書けばいいのか分からない」壁にぶつかることもしば…
  2. それ水着やないんよ……孫と水遊びをするお婆さんの斬新すぎるチョイス

    それ水着やないんよ……孫と水遊びをするお婆さんの斬新すぎるチョイス

    暑い日に庭のプールで孫と水遊びをするお婆さん。日焼け防止にもなる、つなぎタイプの水着を着ているかと思いきや、よく目を凝らすとお婆さんが着てい…
  3. たいちくんX投稿より

    ゆりにゃさん元パートナー、Xで未練吐露→ネットの反応は冷ややか

    インフルエンサー・ゆりにゃさんの、公私にわたる元パートナーである「たいちくん」こと齊藤太一氏が、8月17日に自身のX(旧Twitter)を更…
  4. 匿名質問文化を支えた「Peing-質問箱-」終了 2017年の誕生から8年

    匿名質問文化を支えた「Peing-質問箱-」終了 2017年の誕生から8年

    匿名で質問やメッセージを送れるサービス「Peing-質問箱-」が、2025年8月29日をもって終了することが発表された。運営は8月15日付で…
  5. マクドナルドのポケカ騒動 期間中の店舗を訪れた記者が感じた“異様な雰囲気”

    マクドナルドのポケカ騒動 期間中の店舗で感じた“異様な雰囲気”

    マクドナルドは8月11日、ハッピーセット「ポケモン」のポケモンカードキャンペーンを巡る混乱について公式サイトで謝罪しました。期間限定カードを…
Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

提携メディア

Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト