
三井ホーム株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:野島 秀敏、以下:「当社」)は、9月1日『防災の日』に合わせ、日経新聞に「在宅避難に強い家」の広告を掲載します。この広告は、従来の「災害時は避難所へ」という考え方から、安全な家で生活を維持する「在宅避難」へと変化しつつある行政の方針と、それに伴う社会のニーズに応えるものです。
多くの人々が、避難所の環境やプライバシー、衛生面への不安を抱える中、三井ホームは、地震に強いだけでなく、災害時も快適な生活の質(QOL(※1))を確保する住宅を追求しています。このたび、当社が木造マンション向けに開発した高強度技術を戸建て住宅に最適化し、圧倒的な強度と、デザインの自由度を両立させた『MOCX WALL工法』が、これからの時代の新しい防災住宅のスタンダードを確立します。
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1. 圧倒的な強度が証明する、揺るぎない安心感
『MOCX WALL工法』は、当社の木造マンション「MOCXION」のために開発された壁倍率30倍超相当のオリジナル耐力壁の技術を応用した、革新的なツーバイフォー工法です。この工法は、震度7の地震波に60回(※2)耐え抜いた「プレミアム・モノコック構法」をベースに、さらなる耐震性、設計自由度、断熱性、環境性能を高めたものです。
この壁の強さを支えるのは、独自開発のくぎ「NX50」です。一般的な釘とは一線を画す太さとスクリュー加工により、優れた食いつきと抜けにくさを実現し、壁倍率を最大11倍まで向上させました。この圧倒的な強度が、大地震はもちろん、繰り返す余震からも住む人々の命と暮らしを守り、「在宅避難」という安心の選択肢を現実のものにします。
さらに、当社は過去に発生した震度7の地震の際には、引き渡し済みの対象エリア全棟に被害状況調査を実施しています。その結果、揺れによって修復不能となった建物は一つもなく、優れた耐震性を改めて証明しています(※3)。当社は今までの調査結果により「在宅避難」に適した建物を提供することにより、お客様に長期にわたる安心を提供しています。
2. 強度が創出する、これからの時代のQOL
『MOCX WALL工法』の真価は、その強度が設計の自由度を飛躍的に高める点にあります。高い壁倍率によって必要な壁量を減らすことが可能となり、これにより、従来のツーバイフォー工法では実現が難しかった、大開口の窓や広々とした開放的な空間を実現します。また、さがり壁や段差のないフラットな天井やバルコニーも可能となり、住まいのデザイン性が格段に向上します。
さらに、高気密な構造は、高い遮音性を発揮し、屋外の騒音だけでなく、隣室や上下階からの生活音も低減します。これは、災害時の避難生活だけでなく、日常の暮らしにおいても静かで快適な住環境を提供し、住まいのQOL向上に貢献します。
3. 日経新聞広告との連動について
本日9月1日、『防災の日』に合わせ、日本経済新聞に掲載される「在宅避難に強い家」の広告は、本発信で前述した『MOCX WALL工法』による住宅で新しい防災のあり方を提唱するものです。この広告をご覧になった皆様には、ぜひ本発信を通じて、同工法がもたらす安心と快適性の詳細をご確認いただければ幸いです。
4.「MOCX WALL工法」について
URL:https://www.mitsuihome.co.jp/home/mocxwall/
※1 QOL=Quality Of Lifeの略。「生活の質」「人生の質」のこと。
※2 2 階建プレミアム・モノコック G での実験です。国立研究開発法人土木研究所にて実大振動実験実施(2016年7月11日~13日)。
※3 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000136716.html