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部分発作を適応とする抗てんかん剤「ブリィビアクト(R)錠」 投薬期間制限解除のお知らせ

update:
ユーシービージャパン株式会社
ユーシービージャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:菊池 加奈子)は、抗てんかん剤 「ブリィビアクト(R)錠25mg、同50mg」(一般名:ブリーバラセタム)について、新医薬品にかかる14日分を限度とする投薬期間制限が2025年8月末日に終了し、本日より1回14日分を超える処方が可能になりましたので、お知らせします。

ブリィビアクトは、2024年6月に厚生労働省より製造販売承認を取得し、同年8月より錠剤を、本年4月より静注用製剤を販売しております。このうち、錠剤がこの度、投薬期間制限解除となり、慢性疾患であるてんかんの患者さんに対して、通院間隔を考慮した柔軟な処方期間の設定が可能となりました。

ユーシービージャパンは、てんかん領域のパイオニアとして、本剤を必要とされる患者さんに確実にお届けできるよう取り組むとともに、より多くのてんかん患者さんとそのご家族のQOL(生活の質)向上を目指して、今後も適正な情報提供活動や疾患啓発に積極的に取り組んでまいります。


ブリィビアクト(ブリーバラセタム)について
ブリィビアクトは、てんかん発作に関わるとされる脳内の神経終末にあるシナプス小胞タンパク2A(SV2A)に結合することにより作用を発揮すると考えられており、SV2Aに高い親和性を示し、選択的に結合します。ブリィビアクトは、欧州をはじめ世界50か国以上において、部分発作の治療薬として承認されています。ブリィビアクトは、忍容性を理由とした用量漸増の必要性がなく、単剤もしくは併用で初期用量から臨床効果が期待できる用量での投与が可能です。

てんかんについて
てんかんは、有病率が約1%、世界に約6,500万人の患者さんがいる疾患で1、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢で発症します 2。日本では約71万~93万人のてんかん患者さんがいると言われ、毎年8万6,000人が新たにてんかんを発症していると考えられています2。てんかん発作は臨床症状などに基づき、部分発作(二次性全般化発作に移行することもある)、全般発作および分類不能のてんかん発作という3つの主要なタイプに分類*され、このうち部分発作は、全症例の約60%を占める最も高頻度に発現する発作です。患者さんの大部分が長期的な薬物療法を必要としますが、本邦のてんかん患者さんの約30%は、単剤療法または併用療法として複数の抗てんかん剤を使用しているにも関わらず、コントロール不能な発作に苦しんでおり3、有効で忍容性の良好な新しい抗てんかん剤が依然として期待されています。
*ILAE(国際抗てんかん連盟)2025の分類名では、部分発作は「焦点発作」、二次性全般化発作は「焦点起始両側強直間代発作」、分類不能のてんかん発作は「焦点/全般不明発作」と「分類不能発作」に用語改訂されました。

UCB(ユーシービー)について
UCB(www.ucb.com)は、ベルギーのブリュッセルに本社を置くグローバルバイオファーマで、ニューロロジーや免疫・炎症領域の重篤な疾患と共に生きる患者さんのより良い生活の実現を目指して、革新的な医薬品の研究開発ならびにソリューションの提供に力を注いでいます。約40カ国に拠点を置き、従業員数は9,000名あまりを擁しており、2024年の収益は61億ユーロでした。UCBはユーロネクスト・ブリュッセル証券市場に上場しています。
ユーシービージャパン株式会社はUCBの日本法人として1988年に設立され、抗てんかん薬、関節リウマチ治療薬および乾癬治療薬を中心に医薬品事業を展開してきました。2023年より希少疾患領域でも治療薬の販売を開始しました。患者さんにとっての価値を創造するバイオファーマリーダーとして、従来の治療で十分な改善が得られなかった患者さんに、新たな治療の選択肢を提供することを目指しています。ユーシービージャパンは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)におけるベルギーパビリオンにダイアモンド パートナーとして協賛しています。
ユーシービージャパンの詳細についてはhttps://www.ucbjapan.comまたは、LinkedInYouTubeをフォローしてご覧ください。


出典
1 Moshe SL. et al: Lancet. 385(9971),884-898, 2015
2 日本てんかん学会:「てんかん専門医ガイドブック 改訂第2版」 診断と治療社. 2020
3 松本理器 てんかん治療2020 神経治療 38: 437-440, 2021

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