
ー可処分精神を味方に、今日の売上×明日のファンを両立するー
「開拓する。マーケティングの地平と、人と社会が心待ちにしていた喜びを。」をパーパスに掲げるトライバルメディアハウス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:池田紀行)は、高野修平(執行役員/Modern Ageレーベルヘッド)による新刊『ファンダムマーケティング~「今日の売上」と「明日の売上」を両立させる~』(技術評論社)を2025年9月12日に発売します。
認知だけでは売れない時代に、単なるタイアップではなく、コンテンツやIPの熱狂的なファンの熱量を抱えるファンダムの力をブランドのマーケティングに活かす「ファンダムマーケティング」を体系化したマーケティング・コミュニケーションの実務書です。
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『ファンダムマーケティング ~「今日の売上」と「明日の売上」を両立させる~』
【ファンダムマーケティング|3つのポイント】
- 「推される」を設計する
・広告だけに頼らず、ブランド×IP×ファン(ファンダム)の三方良しで選ばれる理由をつくるリサーチや企画の方法論。章立てとケースで再現可能性を担保。
- 成果と資産の同時最大化
・従来のタイアップやインフルエンサーマーケティングをアップデート。
・ブランド課題の見つけ方、ターゲットの考え方、意味を見出す文脈設計、効果を出すキャスティング、効果測定まで網羅。
- 現場に効くケースと型
・アイドル/K-POP/スポーツ/VTuber/アニメ…。エンタメIPの特性の把握から企業やブランドとの接続する6ステップを提示。
【背景と本書の特徴|「この商品でいい」ではなく、「この商品がいい!」を生み出す】
情報が過多な現代では、人々は降り注ぐ情報のシャワーを浴び、無数の広告に触れながらも、それが購買行動に結びつかない状況が常態化しています。本書はこの前提を起点に、ブランド・エンターテインメント・ファンダムの三者が共創することで「推される状態」を意図的に設計する考え方と手順を、当社の支援実績・事例とともに整理しました。
中心に据えるのは、「それなくしては生きていけない」「人生への活力」「癒し」「日々の最優先事項」として存在する「可処分精神」の活用です。従来のタイアップやインフルエンサー施策を単方向の告知で終わらせず、認知→興味→購買→愛着までを一連の体験として設計するタイアップへのアップデートを提案、短期の成果(今日の売上)と中長期の資産形成(明日の売上)を接続することを目的に、判断基準を明確化しています。
実装面では豊富な事例を含みつつ、ファンダムマーケティングの作り方や気をつけるべき点などを横断的に記し、自社のブランドや商品のターゲットとファンダムを抱えるアイドル/K-POP/スポーツ/VTuber/アニメ/声優/ゲームなどの相性、ファンダムの見つけ方、見極め方法などを多角的に掲載。さらに実施に至って疑問集などもまとめて、正しくブランドとエンタメIPとファンダムの施策を接続します。
こんな方におすすめ
- 新規顧客を獲得したい、売上を増加させたいと感じているマーケティングや宣伝担当の方
- 広告・プロモーションを工夫しても「届かない」「響かない」「売れない」と感じているマーケティング担当の方
- 自社のブランドにファンをつけたい、愛されたいと思っているブランド担当の方
- インフルエンサーマーケティングやタイアップ施策、店頭販促施策の新しい可能性を模索しているPR・広告宣伝担当の方
- クラスターファン(推し活層)との共創によるブランド価値向上に関心がある方
- エンターテインメントIP事業者の方
書籍情報
- 書名:『ファンダムマーケティング ~「今日の売上」と「明日の売上」を両立させる~』
- 著者:高野 修平(たかの しゅうへい)
- 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
- 発売日:2025年9月12日(火)
- 判型・ページ数:四六判・320ページ
- 発行:技術評論社
- ISBN:978-4-297-15054-9
- Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4297150549 (予約受付中)
目次(章立て)
- はじめに
・「届かない時代」の問題提起と、本書のテーマである“「推される」ための方法論”概要
- 第1章 ファンダムとファンダムマーケティングを理解する
・ファンダムとは何か。なぜ今ファンダムなのか。ファンダムマーケティングの価値とはなんなのか。
- 第2章 ファンダムマーケティングの目的を決める
・施策のタイプ分類とターゲット設定(近距離/遠距離トライブ等)
- 第3章 IP(知的財産)のジャンル特性を把握する
・アイドルから漫画・ゲームまでジャンル別のファンダム特性を整理
- 第4章 ファンダムを自社に接続する
・IP選定とリサーチ手法、セグメントマスの見つけ方、成功のポイント
- 第5章 「ありがとう」と言ってもらえるコンテンツ設計
・ファンダムに感謝されるコンテンツの設計と情報拡散デザイン
- 第6章 ファンダム以外へ広げる
・越境デザインによるファンダム外への波及戦略、各種ケーススタディ
- 第7章 ファンダムマーケティングの効果測定
・KGI/KPI設定法とファンダムマーケティングの独自指標の設計(「初速度」「熱狂度」「越境度」等)
- 第8章 ファンダムマーケティングの真髄
・継続性あるブランドづくり(タイアップ2.0概念、ブランドエクイティの考察)
- 第9章ファンダムマーケティングの疑問あれこれ
・よくある疑問 - 応援広告の意義、ファン卒業はある?インフルエンサー施策との違い…等、現場の疑問に回答
著者メッセージ
10年前にトライバルメディアハウス内にエンターテインメントマーケティングレーベル「Modern Age/モダンエイジ」を立ち上げて以来、「ブランドとエンターテインメントの幸せな関係」をずっと探してきました。そんな試行錯誤の10年を経て、本書にたどり着きました。「ただの広告や人気度、知名度偏重のタイアップやインフルエンサー施策を重ねても届かない」「響かない」「選ばれない」という壁を、どう乗り越えるのか。その答えのひとつが、ファンダムマーケティングでした。
本書では、「今日の売上」と「明日の売上」を両立させるための道筋を、成功も失敗も含めたリアルとともに提示しています。フォロワー数だけに頼らないキャスティングの意味づけ、短期施策に留めない設計、そして認知→興味→購買→愛着までの一気通貫とは。ブランド・エンタメ・ファンダムの三者がWin-Win-Winになる具体的な方法を、実務の言葉で描きました。
※著者・高野修平が語った本書の出発点は下記noteでご確認いただけます。
https://note.com/modernage/n/n0bd5744d62b3
著者プロフィール
高野 修平(たかの しゅうへい)
株式会社トライバルメディアハウス所属 執行役員、Modern Ageレーベルヘッド。2015年、日本初のエンターテインメントマーケティング専門レーベル「Modern Age/モダンエイジ」を設立。エンタメ×企業タイアップの新境地を開拓。著書に『音楽の明日を鳴らす』(エムオン・エンタテインメント)や『始まりを告げる《世界標準》音楽マーケティング』(共著)など多数。マーケティング系メディアでの連載や大学での講義、年間70回を超えるセミナー登壇など幅広く活動している。
出版記念セミナーのお知らせ
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4355/202/4355-202-8eb99d720e72c7b17ff373fed7097964-1760x920.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]売上を実践できるー「今日の売上」と「明日の売上」を両立する方法ー
お申し込みはこちら:
https://www.tribalmedia.co.jp/event/2025-09-18/
Modern Age/モダンエイジについて
音楽を中心としたエンターテインメント業界のマーケティング&クリエイティブ支援と、ブランドとエンターテインメントを掛け合わせたコミュニケーションデザインを専門とするマーケティングレーベル。テレビ局や音楽配信会社、音楽レーベル/メーカー、アミューズメント施設といったエンターテインメント業界を支援しながら、ブランド側としても化粧品、ヘアケア、教育機関、観光、食品、音響機器メーカーなど多くのナショナルクライアントのマーケティングをプロデュースしている。自身でもIPを保有し、アーティストプロデュースなども手がけている。【Modern Age】https://modernage.tribalmedia.co.jp/
【Tribal Media House】https://www.tribalmedia.co.jp/
【X】https://x.com/groundcolor
会社概要
株式会社トライバルメディアハウスは、大手企業300社以上の顧客を持つマーケティング支援会社です。『売上の地図』をベースとした再現性ある戦略策定、PRxSNSによる成果創出力に定評があります。