
台湾の再生医療CDMOリーディングカンパニーであるロカス株式会社(Locus Cell、証券コード:6891)は、世界で最も先進的な再生医療市場の一つである日本市場への展開を加速している。
同社は、日本での広報・展示運営を実施企業である株式会社トモトモ(本社:東京都)と共に進めており、現地でのブランド認知およびネットワーク構築を強化している。
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アジア最大級の国際バイオイベント「BIO JAPAN 2025」(10月8日~10日)に2年連続で出展
現在建設中の竹北新工場は2026年竣工予定であり、国際市場進出に向けた重要な拠点となる。今年3月には日本子会社を設立し、さらに本日開幕したアジア最大級の国際バイオイベント「BIO JAPAN 2025」(10月8日~10日)に2年連続で出展した。
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(左から:ロカス株式会社代表取締役 邱俊榮、DuoGenic StemCells Corp代表取締役 蘇鴻麟 中興大学教授、ロカス株式会社CEO 張裕享)
- 国際協業と現地展開、両輪で推進ロカスはこのたび、オーストラリア上場企業Cambium Bio(CMB.AX)と業務提携に関する覚書(MOU)を締結した。竹北新工場がFDA査察およびGMP認証を取得後、Cambium社が開発するドライアイ治療薬「Elate Ocular」の製造受託を予定している。同薬は現在、台湾・オーストラリア・米国で第III相臨床試験を実施中であり、ロカスが国際第III相臨床試験薬の製造を受託するのは初めて。これは同社がグローバルCDMO市場へ本格的に参入する重要なマイルストーンとなる。
- 日本子会社の設立で現地連携を強化台湾本社会長邱俊榮氏は次のように述べている:「今回の出展は2年連続となりますが、日本子会社の設立は現地パートナーとの協力関係を深化させ、サービスネットワークを強化するうえで極めて重要な一歩です。日本はiPSC細胞技術と臨床応用の両面で世界をリードしており、再生医療に関する制度も非常に整備された巨大市場です。」
- 台湾法規改正の追い風 ロカスCDMOモデルが国際製薬企業の最有力パートナーに邱氏はさらに、「台湾の再生医療法は来年施行予定であり、これは世界の製薬産業にとって大きなチャンスです」と強調する。新法のもとでは、日本を含む主要先進10カ国で第II相臨床試験を通過した再生医療製品が台湾市場に参入でき、条件付き承認を取得する道が開かれる見通しだ。
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建設中の竹北新工場は2026年竣工予定
ロカスの「ワンビルド型CDMO運営モデル」は、こうした国際医薬品の「台湾進出」潮流を見据えて設計されている。国際水準の品質要件を満たしつつ、一貫生産・高効率・コスト優位を兼ね備えた細胞製造サービスを提供。日本や他国の企業が台湾での臨床・商業化量産を行ううえで、最適な橋渡し役となる。
邱氏はさらに次のように述べた:
「子会社の設立によって、より迅速な技術サポートやカスタマイズ型の協業体制が可能となります。台湾のCDMOとしての効率性とコスト競争力を、日本の臨床および市場環境に的確に組み合わせることで、日台連携の相乗効果を最大化できます。すでに複数の日本企業から引き合いをいただき、ロカスのiPSC由来エクソソームを化粧品原料として採用する動きも進んでいます。」
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横浜中華街台湾料理店「富筵」を貸し切り「台湾ナイト」開催
横浜中華街台湾料理店「富筵」を貸し切り「台湾ナイト」開催!日台交流を加速!
さらにロカスは、日本企業との交流を一層深めるため、台湾の国慶日前夜となる10月9日夜に横浜中華街の有名台湾料理店を貸し切り、盛大に「台湾ナイトTaiwan Night」を開催する。
本イベントには日立製作所、CM Plus、Minaris、三菱UFJフィナンシャル・グループ技術チームなど、約10社の日本有力企業・機関が参加予定。ロカスが日本バイオ業界で持つ影響力とネットワークの広がりを示す場となる。
また、台北駐日経済文化代表処副代表・蔡明耀氏も来賓として登壇し、台湾バイオ産業への支援を表明する予定。
当日は台湾ウイスキー、彰化鹿港の郷土料理、東方美人茶、パイナップルケーキなど、台湾の味覚と文化をふんだんに取り入れたもてなしが用意され、日本企業のゲストが台湾の魅力と再生医療産業の可能性を体感できる特別な夜となる。