おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

リリースプラス

エキュメノポリス、Beyond 5G事業に「会話AI品質評価」技術開発プロジェクトが採択

update:
株式会社エキュメノポリス
教育・医療など公共領域で信頼性の高い運用を支える、マルチモーダル会話AIの品質評価基盤を構築し、Beyond 5G時代の日本発の国際標準化と産業化を推進。



株式会社エキュメノポリス(本社:東京都新宿区、代表取締役:松山 洋一、以下「当社」)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が公募する令和7年度「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業 要素技術・シーズ創出型プログラム」において、当社の提案「Beyond 5G時代の高信頼マルチモーダル会話AIエージェントの自動評価基盤の研究」が採択されました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101029/12/101029-12-8d690bf30fb9e46ff1b0b2265d161aeb-3600x2013.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
次世代Beyond 5G高速通信を介した、公共的なセクターにおける高信頼マルチモーダル会話 AIエージェント

現在開催中のCEATEC(2025年10月13日~17日・幕張メッセ)でも展示中です。
(ネクストジェネレーションパーク、ブース番号:6H005)
https://www.ceatec.com/ja/

本研究開発は、世界的競争の激しいAI分野において、教育・医療・行政など公共性の高い領域でAIを安全かつ高い信頼性のもとで活用するための「対話品質評価基盤」を構築するものです。音声・表情・発話構造などマルチモーダルな対話データを統合し、AIの信頼性を定量的に可視化する新たな評価モデルと指標を開発します。

本成果を通じてAI社会の信頼を支える新たな社会インフラを創出し、日本発の国際標準化を推進するとともに、人とAIが協働する次世代社会の実現を目指します。

エキュメノポリスの研究開発の詳細
最新の研究開発活動はこちらをご覧ください。

■ AI競争時代に求められる「対話品質評価」という新たな社会基盤

2030年代に実用化が見込まれるBeyond 5G(6G)通信環境では、AIが人間とリアルタイムに協調し、学び・ケア・行政支援など、社会のあらゆる現場で基盤的役割を担うことが期待されています。

しかし、音声・言語・表情など複雑な情報を統合するマルチモーダル会話AIにおいて、「どのように信頼できるか」を客観的に測る仕組みはいまだ確立されていません。

いま、AIの性能を競う時代から、信頼性・安全性・倫理性を保証する時代へと転換が進む中で、対話AIの品質を評価する技術は、次世代AIの根幹となる「信頼の基盤」となることが期待されます。

■ 研究開発の概要

当社の開発する会話AIエージェントプラットフォーム「EQU AI Platform」を中核に、以下の4つの項目について研究開発を推進し、Beyond 5G時代に適合した高信頼AI評価基盤を構築します。
- ユーザーエミュレーション:多様なユーザーの発話・表情・行動を模倣可能なマルチモーダル・シミュレータを開発し、会話AIの品質評価における再現性と信頼性を担保します。
- 自動評価モデル:音声・映像・発話構造などを統合し、ユーザーとの信頼関係やタスク達成度を反映する対話品質自動評価モデルを構築。AIの「信頼される振る舞い」を定量化します。
- ネットワーク適応型アーキテクチャ:Beyond 5G通信環境下での遅延・帯域変動に強いアーキテクチャを設計し、通信環境の変動下でも安定したAI対話を維持できる高信頼通信制御技術を開発します。
- 国際標準化:上記の成果を統合し、会話AIの信頼性評価に関する共通参照枠とワークフローを国際標準化。ITU-TやISOなど国際機関への提案を通じ、世界的なルールメイキングを主導します。

これにより、AI対話の品質保証技術を「測定可能な信頼性」として社会に実装し、教育・医療等の公共領域における安全で説明可能なAI活用の基盤を確立します。また、日本発の評価技術が世界のAI産業の「信頼基準」を形成することが期待されます。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/101029/12/101029-12-711a4672772a038f60388fb42fe89532-3900x3715.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
CEATEC 2025に出展中
CEATEC 2025 に出展中!2025年10月13日(火)~17日(金)
10:00~17:00
幕張メッセ
https://www.ceatec.com/ja/

ネクストジェネレーションパーク
ブース番号:6H005
「株式会社エキュメノポリス」





■ 採択事業詳細

革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業 要素技術・シーズ創出型プログラム
次世代情報通信インフラBeyond 5Gの実現に向けて、社会実装まで一定の期間を要し、中長期的な視点で取り組む要素技術の確立や技術シーズの創出のための研究開発を主な対象としています。

NICTの公募結果のページ
https://www.nict.go.jp/publicity/topics/2025/09/26-1.html
研究開発プロジェクト名
Beyond 5G時代の高信頼マルチモーダル会話AIエージェントの自動評価基盤の研究

提案者
株式会社エキュメノポリス

研究開発期間
2025年度~2027年度

概要
Beyond 5G時代には、高信頼を前提とするマルチモーダル会話AIが、医療・教育をはじめとした公共サービスにおいて社会インフラとして機能することが期待されている。一方、音声・言語・非言語を統合する高密度な対話体験に対して、信頼性を客観的に評価する基盤は未整備である。本研究では、多様なユーザー行動を模倣するマルチモーダル・エミュレータ、対話品質を多軸で評価する自動スコアリングモデル、B5G通信環境に最適化されたネットワークアーキテクチャ、および評価フレームの共通参照枠と標準化手法を統合的に開発・検証し、日本発モデルとして世界の会話AIエージェント産業の本格的な立ち上がりを牽引することを目指す。

■ 人材採用と組織体制の強化

本研究開発事業をはじめ、エキュメノポリスでは事業成長と技術進化を加速するため、幅広い専門分野やバックグラウンドを持った新たなメンバーを募集しています。あなたの専門性や情熱を、世界を変える最前線で活かしてみませんか?主な募集職種は以下の通りです。
- エンジニア:MLOps、AIインフラ、バックエンド、フルスタック、QA、データエンジニアリングなど、大規模にスケールするプラットフォーム開発を担う。
- AIリサーチャー:マルチモーダル対話技術、音声言語処理など、次世代AIの研究開発を担う。
- プロダクトマネージャー:社内外の関係者と連携しながらプロダクト開発とプラットフォーム運用をリードする。
- セールス:教育機関・法人向けの提案、価値の共創を担う。
- コーポレート:管理部長、人事など、挑戦するチームを支援する。

エキュメノポリスは、多様な才能を尊重しあい、最新のAI技術の本格的な社会実装を推進しています。

キャリアサイト
最新の募集ポジションはこちらをご覧ください。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/101029/table/12_1_4596f21a6cb875ad579430b8a3250fd3.jpg?v=202510141146 ]
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社エキュメノポリス 広報担当
Email:info@equ.ai

最近の企業リリース

トピックス

  1. ドムドムが“カニまるごと”の衝撃バーガーを再販 新作コチュジャン味を食べてみた

    ドムドムが“カニまるごと”の衝撃バーガーを再販 新作コチュジャン味を食べてみた

    ドムドムハンバーガーは10月14日に、カニを丸ごと挟んだ「丸ごと!!カニバーガー」を販売開始しました…
  2. 「読書の秋」に読んでほしい!本好きライターオススメの小説&ノンフィクション5冊

    「読書の秋」に読んでほしい!本好きライターオススメの小説&ノンフィクション5冊

    秋が好きです。「読書の秋」を謳えば好きに本を紹介しても許される、とても素晴らしい季節です。あと涼しい…
  3. 丸山製麺が「ラーメン大好き小泉さん」とコラボ!小麦麺使用の新感覚「らーめん缶」を実食

    丸山製麺が「ラーメン大好き小泉さん」とコラボ!小麦麺使用の新感覚「らーめん缶」を実食

    丸山製麺が10月6日から、人気ラーメン漫画「ラーメン大好き小泉さん」とコラボした「らーめん缶」を、東…

編集部おすすめ

  1. 毛玉とるとる Pro(KC-NW825)

    ストッキングやタイツも可の毛玉取り器誕生 マクセルイズミ「毛玉とるとる Pro」を発売

    マクセルイズミ株式会社は、ストッキングやタイツなどの繊細な衣類にも対応する毛玉取り器の新モデル、「毛玉とるとる Pro(KC-NW825)」…
  2. キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

    キヤノンの名機が「ガシャポン」で復活 歴代カメラ5種を精密ミニチュア化

    キヤノンが、バンダイの「ガシャポン」とコラボレーション。歴代のカメラとレンズをミニチュア化した「Canon ミニチュアカメラコレクション」を…
  3. 時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

    時事通信、男性カメラマンを厳重注意 生配信中に「支持率下げてやる」発言

    時事通信社は10月9日、自民党本部での取材中に「支持率下げてやる」などと発言した本社映像センター写真部の男性カメラマンを厳重注意したと発表し…
  4. 「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

    「ちいかわの世界に行きたい」ファン、考えた末に鎧さん化 再現度がガチすぎた

    言わずと知れた人気コンテンツ「ちいかわ」。かわいくもハードなあの作品世界に入っていきたいと願う人は多いはず。筆者もその1人です。しかし二頭身…
  5. ネカフェの個室に不気味なトランプが……Xユーザーの“恐怖体験”に17万いいね

    ネカフェの個室に不気味なトランプが……Xユーザーの“恐怖体験”に17万いいね

    キーボードに差し込まれたトランプのジョーカーと、その裏に書かれた「げぇむすたあと」の文字。Xユーザーの「たーけ」さんが、たまたま入ったネット…
Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

提携メディア

Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト