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Polaris.AI、文部科学省「学びの充実など教育課題の解決に向けた教育分野特化の生成AIの実証研究事業」に採択

update:
Polaris.AI株式会社
特別支援学校教員の個別の指導計画作成を動的ワークフロー制御技術で革新



Polaris.AI株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:徳永優也)は、文部科学省が実施する「学びの充実など教育課題の解決に向けた教育分野特化の生成AIの実証研究事業」において、「特別支援における支援計画等の作成支援による教員の 負荷軽減・指導力向上や、自立活動の深化の実現」が採択されたことをお知らせいたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/125583/21/125583-21-407f1e05ddb4dd52141a9e7876a64fed-1058x608.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


特別支援教育における教師の業務負担軽減を目指す
特別支援教育では、児童生徒一人一人に応じた「個別の指導計画」の作成が必要ですが、この業務には以下のような課題があると考えられます。

- 高度な専門知識の必要性:学習指導要領、障害・発達段階の理解、自立活動の6区分27項目への理解など、深く・幅広い専門知識が求められる
- 根拠ある計画立案の必要性:学習指導要領を踏まえつつも、一人一人の障害の状態に応じて計画を作るため、計画立案までのプロセスが複雑かつ高度であり、業務負荷も大きい
- 複雑な横断的思考の必要性:各教科間のつながりや過去の計画との連続性を考慮する必要があり、難易度が高い



特に若手教員にとってはハードルの高い業務であると考えられ、「経験」に左右されないサポート体制が求められています。

AIが専門知識を補完し、教師と共に質の高い計画を策定
本実証事業では、生成AIを活用して以下を実現します。
- 専門知識の即座な提供:障害種別に応じた指導方法、発達段階に適した手立て、学習指導要領に基づく学習目標など、AIが必要な専門知識を根拠と共に提示する
- 対話型の計画作成支援:教員の経験や意図を尊重しながら、AIが「なぜその目標が適切か」「どんな手立てが効果的か」を説明し、共に計画を練り上げる


動的ワークフロー制御技術により高精度な支援を実現

本実証事業の技術的な特徴として、LLMの動的ワークフロー制御(AI Agent)技術を採用します。これは、単純な質問応答を超えて、複雑なタスクを自律的に遂行する最先端技術です。

- 静的な制御を超えた自律的思考:あらかじめ決められたフローではなく、児童生徒の実態に応じてAI自身が最適な計画策定プロセスを動的に組み立てる
- Reflection技術による品質向上:AIが自身の出力を評価し、必要に応じて再考・修正を行うことで、より質の高い計画案を生成する
- RAGとの組み合わせ:学習指導要領、障害・発達段階に関する専門書、過去の指導計画データなどを効果的に参照し、根拠ある提案を実現する

本実証では、この最新技術を教育現場の実課題に適用し、その有効性を検証します。


今後の展望
本実証を通じて、特別支援教育における個別の指導計画作成の負担軽減と質の向上を実現し、将来的には通常学級における不登校児童生徒や外国にルーツのある児童生徒に、さらにその先にはすべての子どもたちに向けて、「個別最適・協働的な学び」の実現を目指します。

Polaris.AIは、松尾研発スタートアップとして、最先端のAI技術を教育現場の実課題解決に活用し、教員の専門性向上と働き方改革の両立に貢献してまいります。


関連リンク
文部科学省 プレスリリース:
学びの充実など教育課題の解決に向けた教育分野特化の生成AIの実証研究事業の採択について


Polaris.AI株式会社について
Polaris.AIは、松尾研スタートアップとして、「AI時代の羅針盤(Polaris)になる」というビジョンを掲げ、企業のAI活用を支援しています。外資系戦略コンサルティングファーム出身者や国内外の大手IT企業出身のエンジニアで構成しており、主に以下のサービスを提供しています。
- オーダーメイドAI開発:企業特有の課題に対応したカスタムAIソリューションの開発
- AI導入・活用コンサルティング:AI戦略立案から実装支援まで伴走
- AI研究開発支援 / 共同研究:最先端のAI技術に関する研究開発パートナーとしてご支援

当社は、最先端のAI技術とビジネス知見をもとに、単にAIソリューションを提供するだけでなく、企業の本質的な課題解決と新たな価値創造を実現しています


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/125583/21/125583-21-7b43fd9ebf28c8eb97d3938c530ed37c-1000x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

社名    :Polaris.AI株式会社
所在地   :東京都文京区本郷 6-25-14 宗文館ビル 3F
代表者   :徳永 優也
事業内容  :AI受託開発、AI開発伴走支援、AI技術教育
URL    :https://polarisai.co.jp/
お問い合わせ:https://polarisai.co.jp/contact



※「松尾研発スタートアップ」とは、松尾研出身者が創業または松尾研の支援を受け創業された企業の内、技術・事業力共に成長可能性が認められ、且つ松尾研の理念に共感し共に後進の育成に取り組む、選抜されたスタートアップ企業群です。(登録商標第6667237号、第6710069号)



本件に関するお問い合わせ先
Polaris.AI株式会社
メール:biz@polarisai.co.jp
お問い合わせ用リンク:https://polarisai.co.jp/contact

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