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AIアバターは高齢者の生活を一変させるか?「孤独解消」と「デジタル秘書」に潜む高い潜在性

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ジー・プラン株式会社
50代以上の意識調査から見えた、シニア層がAIに求める真の価値と普及への課題



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/316/71/316-71-721ab362dd19070a959e2645b2479a38-820x468.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


企業と消費者のニーズをつなぐマーケティングプラットフォームを提供するジー・プラン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員社長:竹内 庸真)は、50代以上の6,445名を対象に「生成AI・AIアバターの利用意向と潜在的ニーズ」に関する意識調査を実施しました。

調査の結果、高齢者層はAIアバターに対し、単なる会話相手ではなく「生活の質(QOL)を向上させるデジタル秘書としての実務サポート」と「孤独解消のための精神的サポート」という二つの大きな潜在的価値を求めていることが明らかになりました。

※本調査は、当社が運営するポイントサイト「Gポイント」の会員を対象に、2025年10月にインターネット調査を実施しました。
調査の背景・目的
日本では単身高齢者世帯が増加し、孤独や生活の複雑化といった課題が深刻化しています。AI技術、特にAIアバターは、これらの課題のいくつかを解決し、高齢者の生活を支援するツールとして期待されています。しかしその世代におけるAI技術の利用実態や、彼らが真にAIに求めている価値、そして普及を阻む具体的な障壁については、十分に把握されていませんでした。本調査は、50代以上のミドルシニア・シニア層を対象に、生成AIやAIアバターに対する認知度、利用実態、期待する機能、および利用の際の不安要素を明らかにすることを目的としています。
調査の結果
■生成AIの認知度は高いが利用経験は低く、期待と不安が同居
50代以上における生成AIの利用経験は「ない」が71.0%。生成AIのイメージとしては「便利そう」(33.8%)という期待と、「少し怖い・不安」(32.4%)という懸念がほぼ同程度で併存しています。
AIアバターの利用経験は5.1%と低水準にとどまるものの、生成AI利用者のうち76.9%がAIアバターを「聞いたことがある」または「利用している」と一定の認知が確認できました。
■「デジタル秘書」としてのAIアバターの実用性への強い期待
AIアバターが生活を一変させる可能性を持つ最も明確な領域は、日常の煩雑なタスクの支援です。
<時間の創出と学習サポート>
AIアバターの利用により「面倒な調べものや作業が楽になり、時間にゆとりが生まれそう」という変化が最も期待されています(30.5%)。利用したくなる、AIアバターに欲しい機能としては、「スマートフォンやパソコンの簡単な使い方を、いつでも気軽に質問できる」(先生役)機能に28.5%、「役所の手続きなど、少し面倒な調べものを分かりやすく手伝ってくれる」(秘書役)機能に27.7%の期待が寄せられています。
<専門的な知識提供>
高齢者が求めるのは単なる雑談相手ではなく、専門的な知識によるサポートです。AIアバターのカスタマイズで最も重視される要素は、アバターの見た目よりも「専門知識のレベル」(32.7%)でした。特に「金融機関や年金など、お金に関する少し難しい相談にのってくれる」(アドバイザー)機能への期待も20.9%にのぼりました。
■「孤独解消」と精神的サポートのニーズ
単身世帯の増加や社会的な接点の減少という課題に対し、AIアバターは重要な役割を担う可能性があります。
<精神的な安定の確保>
AIアバターの利用により「新しい知識や趣味に触れる機会が増え、生活に張り合いが生まれそう」(25.1%)という期待があります。また、「人に気を遣わずに話せる相手ができ、ストレスが減りそう」(13.7%)、「日々の孤独感が和らぎ、心が安らぎそう」(9.8%)といった精神的な変化も期待されています。
<健康管理と見守り機能>
「毎日の健康管理や薬の飲み忘れを優しく知らせてくれる」機能も18.0%に期待されています。緊急時に「あらかじめ登録した家族や連絡先に自動で知らせてくれる機能」への期待も16.6%あり、見守りシステムとしての潜在的なニーズが示されました。
■普及を阻む最大の障壁:信頼性と安全性の懸念
AIアバターへの期待が示される一方で、その普及には大きな障壁が存在することも明らかになりました。実に、AIアバターの利用意向が「ない」層は68.3%に達しており、利用者が抱える強い不安を解消することが不可欠です。最大の不安は、「AIが提供する情報が、本当に正しいのかどうか不安」であり、過半数の53.7%がこれを指摘しています。「話した内容や個人情報が、外部に漏れてしまわないか心配」(43.2%)や「知らないうちに高額な料金を請求されないか心配」(30.4%)も普及を妨げる一因として挙げられました。
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総括
AIアバターが高齢者の生活を一変させるためには、潜在的なニーズ(デジタル秘書、孤独解消)を満たす機能をいかに提供するかや、それと共に普及を阻む上記のような課題の徹底的な解消が鍵となります。

これらの課題を乗り越え、AIアバターが高齢者の心と生活に寄り添う存在となることで、誰もが年齢を重ねても安心して暮らせる未来が実現されることが期待されます。
今後の展望--シニアの“リアルな声”を価値に変える新サービス『HajiQto(はじくと)』
ジー・プランは、ポイントサイト『Gポイント』の運営で培ったノウハウを活かし、シニア層に特化したリサーチを簡便に行える新サービス『HajiQto(はじくと)※仮』を開発しています。
本サービスは、シニアのリアルな声(インサイト)を収集・分析し、企業の製品・サービス開発を支援するリサーチプラットフォームです。今回の調査も、その構想の一環として実施しました。
ジー・プランは、シニア層の真のニーズを社会へ届けることで、誰もが安心して暮らせる未来の実現に貢献してまいります。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/316/71/316-71-e31589f105af69693538d204a083a246-600x315.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


シニアリサーチサービス『HajiQto(はじくと)※仮』
サービス紹介: https://www.g-plan.net/HajiQto/
調査概要
調査テーマ :生成AI・AIアバターに関するアンケート
調査方法  :インターネット調査
調査期間  :2025年10月4日~10月6日
調査対象  :全国の50代以上
有効回答数 :6,445件
ジー・プラン株式会社について
ジー・プラン株式会社は、ポイント・人・情報をつなぐ「マーケティングプラットフォーム」を提供しています。20年以上にわたり培ってきたポイント事業の知見を基盤に、ポイント交換プラットフォーム事業をはじめ、広告代理事業やメディア事業を展開。企業のマーケティング課題を解決するとともに、生活者へ価値ある体験を届けています。

【会社概要】
社名    : ジー・プラン株式会社
設立    :2001年2月9日
代表者   : 代表取締役執行役員社長 竹内 庸真
所在地   : 〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-4
        品川シーサイドパークタワー3F
事業内容  :Gポイント事業、メディア事業、ポイントプラットフォーム事業、
       広告代理事業
ホームページ: https://www.g-plan.net/

<本件に関するお問い合わせ先>
ジー・プラン株式会社
広報担当:コミュニケーションデザイン戦略部
E-Mail:pr@g-plan.net
お問い合わせ:https://www.g-plan.net/inquiry/

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