「ビグ・ザム」と言えば「機動戦士ガンダム」に登場するジオン公国軍のモビルアーマー。ドズル・ザビ中将が搭乗し、アムロやスレッガー・ロウらと激しい戦いを繰り広げました。
そんなビグ・ザムのプラモデルをツイッターユーザーのツムキ式さん(@SigemikanZ)が大胆にアレンジ。機体中央部には日本の城を融合し、特徴的な脚部にも別キットを使用。「ドズルの動く城」と名付けられた作品は、一度見たら忘れられないインパクト抜群の作品に仕上がっています。
ツムキ式さんがビグ・ザムをアレンジするのは実は今回が2回目。数年前に同じモチーフで制作しましたが出来栄えに納得がいきませんでした。11月に再販された、いわゆる「旧キット」のビグザムが手に入ったためリベンジすることを決意。制作を開始しました。
インパクト抜群の城部分は市販されている「安土城」のキットを使用。それにしてもビグザムと日本の城の相性に良さにはビックリ。違和感がないどころか、何となくイメージぴったりと思うのは気のせいではないですよね。
脚部には「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」に登場する「百錬」のキットを使用しつつ、特徴的なクロー部分は元の形状に近い形で再現。特にこだわったという脚のボリュームと可動範囲は本来のビグ・ザムよりも巨大かつしなやかで、何だか機動力も高そう。
カラーリングも元のグリーンから金属的な色味で統一され、ロマンあふれる仕上がり。一週間の制作期間を経て、ドズルの動く城は遂に完成しました。
作品には1万件も超える「いいね」が付き、「中将の意志が強く出てる感じがすごく良い!」「和風なのがドズルの武骨さを表しててかっこいいです!」と絶賛の声が相次いで寄せられました。日本の城+ビグ・ザムの組み合わせは多くの人の心をつかんだ模様。
作品の出来栄えに対し、ツムキ式さんも「自分なりに前回のリベンジが出来たので満足してます」と納得の様子。この「ドズルの動く城」であれば、量産化されなくとも連邦なぞあっという間に叩けていた……かもしれません。
ドズルの動く城🏯出来ました。 pic.twitter.com/sPe36VYn1E
— ツムキ式 (@SigemikanZ) December 23, 2021
<記事化協力>
ツムキ式さん(@SigemikanZ)
(山口弘剛)