人気駄菓子のビッグカツといえば、子供のおやつとしてだけでなく、お酒のつまみにもあうとして、大人から子供まで幅広い層に愛されています。 中でも広島県では特に愛され度が高いようで、以前何気なく見ていたテレビ番組では広島県民にとってこのビッグカツでカツ丼をつくることは「当然」とまで言われていたのです。

【関連:昔から美味いといわれる「チキンラーメンのクリーム煮」つくってみた】

みんな大好きビッグカツ

通称「ビックカツ丼」の評判はというと、ネット上では「美味しい」というものから「微妙……」というものまでまちまち。 そこで、自分で味を確かめるべく噂の「ビッグカツ丼」を実際につくってみました!

作り方は簡単。玉ねぎ1/4を切ってめんつゆと水少々を鍋に入れ、火が通るまで煮込みます。火が通ったら、切ったビッグカツを入れて再度煮込み、最後に溶き卵でとじたら出来上がりです。

今回はビッグカツに加え、ハバネロビッグカツ、プレミアムハムカツ屋さんの3種類を並べて卵とじにして並べて味の違いを比較してみました。

補足しておくと、ビッグカツはカツと言えど中身はお肉ではなく魚介シートの珍味なんです。フライしてあるとは言え、やっぱりカツ丼の味には遠いかな……と思いながら食べてみたところ、思ったよりはカツ丼っぽい味をしていました。

ビッグカツ自体は魚介をシートにした味から遠ざかることはできず、ほんのりピンクハバネロはとにかく辛さが際立ってしまいました。しかし、ここで筆者はちょっぴり驚く自体に遭遇。プレミアムハムカツ屋さんでつくった部分がすごく美味しいぞ……!? 味もちゃんとハムっぽくて魚介シートとは明らかに一線を画していました。正直、ビッグカツはあくまでそのまま食べて楽しむ駄菓子だと決め込んでいましたが、これは結構イケるかもしれません。

カツ丼が食べたいけど給料前で財布が軽いという方はぜひ、この総額80円以内でつくれてしまうカツ丼にチャレンジしてみてくださいね。

見た目は普通のカツ丼

(文:大路実歩子)