トレンディドラマの代名詞ともいえる『東京ラブストーリー』。柴門ふみさんのマンガを原作にした作品で、原作は週刊ビッグコミックスピリッツ1989年1月9日号にて連載を開始、そしてドラマは1991年に織田裕二さん(カンチ)・鈴木保奈美さん(リカ)主演でフジテレビで放送されました。
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本作のラストは歯がゆいもので、ハッピーエンドではなく、二人が別れてしまうというもの。その続編となる特別読切『東京ラブストーリー~After 25years~』が1月25日発売の小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ9号に掲載されています。
続編では50歳になったカンチとリカが衝撃的再会を果たすそうです。
“あの日 あの時”から25年。再会した二人は何を語るのか。
作者の柴門ふみさんは今回の執筆にあたり、自身の作品を実に20数年ぶりにちゃんと読み返したそうです。すると「リカとカンチが私の頭の中で動き、笑い、喋り出していたのです。」と語っています。
この続編では、当時リカのモデルだった女の子達は、みなお母さんになっているということから、それを反映させたストーリーになっているとのこと。ただ描き切れなかった部分が出てしまったようで、「本当は、三上と長崎さんの話も描きたかったのですが、ページが足りずに断念。いつか機会があれば、描いてみたいものです。」とコメントしています。それは是非とも読みたいです!
小学館さんから続報が出てくること、心よりお待ちしております。
なお、これに合わせて1月25日から2月8日まで『東京ラブストーリー』を含む、柴門さんの7作品が1巻まるごと無料で読める期間限定試し読みキャンペーンが、コミック小学館ブックス他、各電子書籍配信サイトで実施されています。あの日あの時のことを振り返りつつ、懐かしい物語に触れてみるのもいいかもしれません。
(C)柴門ふみ/ 小学館