三重県鳥羽市にある鳥羽水族館に、一見お寿司のように見えるナマコが登場して話題になっています。
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鳥羽水族館は1955年5月に開館。日本初のラッコの赤ちゃん誕生をテレビで見かけて心を奪われた人も多いことで有名です。さらに世界初スメナリの飼育下での繁殖成功やジュゴンの飼育下での長期飼育世界記録達成、オウムガイ3世誕生などの飼育実績があります。
2013年には飼育種類数が約1200種に到達。同年夏には変わった生きものたちを集めて飼育展示する「へんな生きもの研究所」がオープンし、この“お寿司なナマコ”はここに展示されているそうです。
ご存じの通りナマコの色は通常鈍くくすんだ茶色だったり鉛色をしています。
飼育係の人によると、真っ白なナマコが揚がったという連絡はよくあるそうなんですが、今回のような上が鉛のような茶色で下が真っ白になっているツートーンなナマコは非常に珍しく初めてのことだそうです。
ナマコの色は何らかの色素の欠落によるものとみられるようですが、原因は分からないとのこと。この機会にぜひ超レアなお寿司ナマコを見に行ってみてはいかがでしょうか?
○鳥羽水族館
年中無休 9時~17時
▼参考:
鳥羽水族館飼育日記
鳥羽水族館公式ホームページ
(文:大路実歩子)