サントリービールは「金麦」をリニューアルして1月製造分から順次全国で発売。2月26日からは俳優の柳楽優弥さんと黒木華さんが出演している新テレビCMもオンエアされます。

 2月24日、サントリービールが開催したマーケティング活動説明会&「金麦」の新CM発表会に2人も登場しました。

 最初に行われたマーケティング活動説明会では、サントリービールの執行役員マーケティング本部長兼宣伝部長である田中嗣浩さんが登壇。コロナ禍の影響や酒税改正によって、お酒に対する消費者のニーズや意識は変化してきたと語ります。

サントリービールの執行役員マーケティング本部長兼宣伝部長である田中嗣浩さん

 2021年にサントリービールが行ったアンケート調査では、平日の夜に自由な時間が平均1時間増え、多くの人がその時間を効率的に自分なりに楽しもうとしているという結果に。

平日の夜に自由な時間が平均1時間増
コロナ禍前より家飲みが好きになったと全体の68%の人が回答

 一方で「家飲み」に対する意識も変化しており、コロナ禍前より家飲みが好きになったと全体の68%の人が回答。理由としては「自分の好きなようにゆっくり楽しめる」と答えた人が97%。家飲みをもっと楽しむ方法を知りたいという回答も66%あったそうです。

家飲みに対する気持ち
家飲みが好きになった理由

 こうした「家飲み」が定着しつつある背景から、「金麦」の2022年のブランド活動方針を「日本の家時間を、もっと豊かに。」とし、自分のペースでゆっくり楽しめる「家時間の充実に貢献していきたい」と力強く訴えました。

「日本の家時間を、もっと豊かに。」

 今回リニューアルされた「金麦」のデザインは、ブランド初の縦書きのロゴに刷新。「金麦」史上過去最大量の麦芽を使用して麦のうまみをアップしていたり、100%天然水仕込みや季節に合わせて味をととのえる「新・ていねい製法」で仕上げたりするなど、今までよりもさらに麦のうまみを感じられる味わいになっているとのこと。

「新・ていねい製法」で仕上げた金麦

 ちなみに季節に合わせて味をととのえるとは、春は軽やか、夏は爽やか、秋はまろやか、冬は味わいゆたかをコンセプトに作り分けているそうです。

季節に合わせて味をととのえる

 続いて行われた新CM発表会では、柳楽さんと黒木さんがCMで着ていた衣装で登壇。柳楽さんが「普段から『金麦』が好きで飲んでいたので、その魅力を伝えられるように頑張りたい」と話すと、黒木さんも「私も『金麦』が好きなので(CMに起用されて)嬉しい」と笑顔を見せていました。

柳楽さんと黒木さんがCMで着ていた衣装で登壇

 トークに入る前には「金麦」で乾杯も。「プシュッ」と缶を開けると、CMのセリフ「おつかれ『金麦』」という掛け声で2人とも美味しそうに飲んでいました。

「プシュッ」と缶を開ける

「金麦」で乾杯

2人とも美味しそうに飲んでいました

 CMの撮影では、お総菜屋さんで揚げたてのメンチを買うシーンがあった黒木さん。自身も普段、揚げたてのコロッケなどを見かけたりすると、CMのように「もう1個!」と買ってしまうので、同じ気分になりながら撮影をしていたと振り返っていました。

お総菜屋さんで揚げたてのメンチを買うシーンがあった黒木さん

 一方の柳楽さんも「普段の僕の姿に近いです」と家飲みのシーンについて話し出し、缶の持ち方も「こう持つんですけど」と上の方をつまむように持ち、実際に私生活で飲む仕草も披露。

柳楽さん「こう持つんです」

実際に私生活で飲む仕草も披露

 舞台には、なぜか冷蔵庫が置かれていたのですが、この流れから家で飲んでいる様子を再現することに……。このために置かれていたようですね。

舞台には、なぜか冷蔵庫が

 再現は家に入るところからスタート。両手を挙げて伸びをして冷蔵庫を開ける柳楽さん。「よし!」と声を出して「金麦」を手に取り、ソファに座って美味しそうにゴクゴク飲んでいました。

両手を挙げて伸びをする柳楽さん

冷蔵庫を開ける柳楽さん

美味しそうにゴクゴク飲む柳楽さん

 すると気分が良くなったのかタップダンスを披露。以前タップダンスの練習したことがあり、音楽を聴くと自然にタップダンスをしてしまうそうです。

タップダンスを披露

音楽を聴くと自然にタップダンスをしてしまうそう

 これで再現は終わると思いきや、司会から「柳楽さんも拝見したということで……」と、黒木さんに無茶ブリが。黒木さんも「そうですよね」と、この流れを予感していた様子で再現に挑んでいました。

黒木さんに無茶ブリ

 「ただいま~」と家に(舞台に)入ってくる黒木さん。同じように冷蔵庫を開けると、「金麦」とグラスを手に取りました。プライベートでは缶でそのまま飲むのではなく、グラスに注いで飲んでいるとのことです。

「金麦」とグラスを手に取る黒木さん

プライベートでは缶でそのまま飲むのではなく、グラスに注いで飲んでいるとのこと

 美味しそうに飲むと恥ずかしそうにしながら「こんな感じです」と言い、「タップができなくて、申し訳ないです」と発言して、会場を笑わせていました。自宅では、おつまみを自分で作ったり、CMのようにお惣菜を買ったりして食べながら「金麦」を飲み、家飲みを楽しんでいると黒木さん。

美味しそうに飲むと恥ずかしそうにしながら「こんな感じです」

「タップができなくて、申し訳ないです」と発言して、会場を笑わせていました

 前述のデータで紹介したように家飲みを楽しむ人や好きになった人が増えたことについて、柳楽さんは自身も家飲みが増えたと言い、自分にとって「大切な時間」とコメント。黒木さんも「人の目を気にせず、友人と少人数で話すことができるので好きです」と、これからも家飲みを続けたいと語っています。

柳楽さんは家飲みは「大切な時間」とコメント

黒木さん「人の目を気にせず、友人と少人数で話すことができるので好きです」

 ここで2人が具体的にどのように家飲みを楽しんでいるのかフリップに書いて紹介するコーナーへ。フリップに、それぞれ楽しみ方を書いていく2人。柳楽さんは「映画三昧」と回答。

柳楽さんは「映画三昧」と回答

 サブスクなどを利用し、映画を見ながら「金麦」を飲むのが「僕の『おつかれ金麦タイム』になっています」と話す柳楽さん。黒木さんも映画を見ながら「金麦」を飲むことがあるそうで、ゆったりしながらリラックスして見ていると「普段、気づかなかったところに気づくこともある」と明かしていました。

映画を見ながら「金麦」を飲むのが「僕の『おつかれ金麦タイム』になっています」と話す柳楽さん

 そんな黒木さんは「手作りおつまみ」と回答。元々、料理が好きで大阪出身ということもあり、お好み焼きやとん平焼きを作って「金麦」と一緒に食べているとのこと。「美味しいんですよ~」と笑顔で話す黒木さんが印象的でした。

黒木さんは「手作りおつまみ」と回答

 最後に柳楽さんは「僕の大好きな『おつかれ金麦タイム』を、みなさんも満喫していただけたら嬉しいです」とコメント。黒木さんも「新しい『金麦』は家飲みのための『金麦』になっている」とし、「金麦」と一緒に大切な時間を過ごしてほしいと呼びかけました。

柳楽さん「僕の大好きな『おつかれ金麦タイム』を、みなさんも満喫していただけたら嬉しいです」

取材協力:サントリービール株式会社

(取材・撮影:佐藤圭亮)