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子どもの頃の夢を現実に 贅沢すぎる「鍋いっぱいのフルーチェ」

 「フルーチェ」といえば、ハウス食品が製造・販売している、牛乳を混ぜて作る果肉入りデザート。子どもにとっては特別感のあるデザートで「フルーチェをお腹いっぱい食べたい」「無限におかわりしたい」という思いを抱いていた方もいるのではないでしょうか。

 そんな子どもの頃の夢を叶えたのは、ツイッターユーザー・日報さん(@nippou_)。鍋いっぱいに作られたフルーチェは、約20人前という超ボリューム。これは何とも贅沢なシチュエーションです。

  •  現在は親元を離れ、一人暮らしをしているという日報さん。先日誕生日を迎えた自身へのお祝いとして、「フルーチェをお腹いっぱい食べる!」ことを思い付いたのだそう。

     筆者も子どもの頃は、同じ憧れを抱いていたもの。大人になりすっかり忘れていましたが、日報さんはそんな気持ちを、忘れていなかったようです。

     フルーチェには現在、イチゴ、ミックスピーチ、メロンなど、複数の味が存在しています。その中から、今回選ばれたのは「イチゴ味」。子どもの頃、「お母さんがよく作ってくれていた」「一番好き」な思い出の味だそうです。

     重量1kgを誇る大容量の「業務用フルーチェ」(通常のフルーチェは200g)を丸ごと使用。牛乳1リットルと混ぜると、直径22cmの鍋がいっぱいになるほどのフルーチェが完成しました。こうして見ると、もはや別の食べ物に見えてきます。

     夢が詰まったフルーチェ鍋を写真に撮り、ツイートすると、投稿には10万件もの「いいね」が付き、夢を叶えた日報さんへの祝福のコメントが相次いで寄せられました。

     小さい頃に食べて以来、久しぶりのフルーチェだったといいますが、投稿の約50分後には、フルーチェをペロリと完食。空になった鍋の写真もツイートしています。

    20人前をあっという間に完食!

     完食後の感想を伺うと「最高でした!フルーチェは思い出のままの味で、本当においしかったです!」と非常に満足した様子。自身への最高の誕生日プレゼントとなったようです。

     大人になった今だからこそ、実現可能なプチ贅沢。得られる幸福感や満足感は、費用対効果抜群と言えるでしょう。

    <記事化協力>
    日報さん(@nippou_)

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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