「1万円札Lv9999」
ツイッターでこうつぶやいたのは、立体クラフターとして活動するBBコリーさん。またまたユニークな作品を発表しました。
祝儀袋で作られた装束を身に付け、右手に杖を持つ姿はまるで神様のよう。顔の部分には1万円札を丸め、福沢諭吉の肖像が正面に見えるように挿してあります。もしも本当にこんな神様がいたら、ぜひ自分のところに来てほしい……!
過去には「タイムイズマネーATM」や「時間が溶ける時計」といった発明品で、度々SNSで話題になったBBコリーさんですが、ペーパークラフトにおいても、高い完成度を誇る作品を次々に発表しています。
今回の「1万円札Lv9999」制作にかかった時間は2~3時間ほど。これだけの作品をこんな短時間で作れてしまうことにびっくりしますが、さらに驚くのは図面を一切引かずに制作していることです。それでいて、ばっちりと仁王立ちのポーズが決まっているのは、BBコリーさんの経験や技術があってこそと言えるでしょう。
さらに、のしの部分が前掛けに使われていたり、水引が襟や帯の柄として使われていたりと、祝儀袋の飾りがそのまま装束のデザインに用いられている点も作品の見どころのひとつです。中でも、紙で装束の生地の柔らかさを表現したところが、BBコリーさんの特にお気に入りのポイントとのこと。
材料は祝儀袋ひとつと一万円札のみながら、BBコリーさんの感覚によって生まれた本作は、まさに「神(紙)作品」と呼べる出来栄えに仕上がっています。
「もらったら絶対ありがたがられる御祝儀」をテーマに、神々しさを感じられる1万円札ホルダーがコンセプトのペーパークラフト作品。たしかにこんなご祝儀をもらったら、受け取った側は喜ぶこと間違いなし。一万円を外すのがちょっともったいなく感じてしまうかもしれませんね。
1万円札Lv9999 pic.twitter.com/Ts3kJGtBiR
— BBコリーは4/27-28超会議出展 (@BitBlt_Korry) July 22, 2022
<記事化協力>
BBコリーさん(@BitBlt_Korry)
(山口弘剛)