こんなゼータガンダム見たことない!?ツイッターにて「俺のゼータ」のハッシュタグと共に、自作のガンプラ作品を投稿した「帰ってきたミミガーマン」さん(以下、投稿主さん)。

 写真には大きなゼータヘッドに、手足が取り付けられているという、斬新すぎるデザインのゼータガンダムが。SDガンダムともまた異なる愛嬌たっぷりのプロポーションに、思わず笑顔になってしまいました。

 「ゼータガンダム」といえば、「機動戦士ガンダム」の続編である「機動戦士Zガンダム」にて、いわゆる「主人公機」となったモビルスーツ。変形機能を備えていたり、スマートなフェイスマスクを有していたりなど、初代よりも複雑かつシャープになった機体デザインが特徴です。

 そんなゼータを、投稿主さんが大改造。「部屋にゼータヘッドを飾っていたのですが、ふと目に付いた時にSDの手足付けたら面白いんじゃないだろうか」と、完全に思い付きで作ったという作品は、従来のすらっとしたゼータガンダムとは異なり、なんとも親近感を覚える体型です。

どこか親近感を覚える体型

後ろ姿もカッコよく決まっています

 使用したキットは、かつてガチャガチャで入手した「EXCEED MODEL」ゼータヘッドと、「SDガンダムクロスシルエット」シリーズのゼータガンダム。ただパーツを取り付けるだけでなく、「クロスシルエット」のフレームをゼータヘッドに埋め込む形をとることで、手足が自在に可動するなど、しっかり作品として作り込まれています。

手足もばっちり可動します

 まさに「遊びでやってんじゃない」クオリティを誇るゼータガンダムでしたが、「形としては納得してますが、色の塗り分けが酷過ぎて少し残念だなと思っています。もう少し技術を付けたいです」と、投稿主さん自身としては、納得の行く出来栄えには届かなかった様子。

 しかし、その斬新なアイデアには1万件近くの「いいね」が付き、「全然違和感ないし、カッコいい」「一体どういう発想でこうなるんだ」といったコメントも寄せられるなど、多くのガンダムファンらが、変貌を遂げたゼータの姿にアッと驚いた模様。

 「ガンプラはどんな自由な発想で作ってもいい」……という格言もあるように、その遊び方は無限大。大きな頭にSDの手足という組み合わせが、今後ガンプラビルダーの間で流行る……かもしれません。

<記事化協力>
帰ってきたミミガーマンさん(@plus_aries)

(山口弘剛)