次世代移動通信として注目される「5G」。2020年の商用サービス開始を目指して通信各社が研究を進めていますが、その5Gだからこそ実現可能な未来のコンテンツをNTTドコモとフジテレビがタッグを組み、自撮り+ARを組み合わせた「JidorAR」として発表しました。
JidorARでは、2020年の商用サービス開始を目指すNTTドコモの5G技術が体験できるそうです。5Gでは、高速、大容量、低遅延の3要素が大きな特徴となっており、これまで不可能だったロボットを介しての「遠隔手術」や、「遠隔運転」、さらにはホログラムで投影してのスポーツ観戦やヴァーチャルデートなど様々な場面・方法での活用が期待されています。
その未来のサービスの特徴を生かした「JidorAR」は、自分のアバターを合成することで、自分のいない場所での自撮りを可能にするシステムです。ユーザーは3Dスキャンで撮影した自分のアバターを専用アプリにダウンロードし、スマホ越しに誰かと一緒に撮影することができます。
その体験イベントが2017年8月4日(金)~8月6日(日)にお台場・青海周辺エリアで行われる「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」(TIF2017)で展開されます。TIF2017は2010年に開催してから今回8回目を迎える出演アイドル数世界最大の音楽フェスティバル。昨年は初の3日間開催で、7万人以上を動員しています。
TIF2017の会場では「NTTドコモ×フジテレビ 5Gステージ」を設置。3組のアイドルグループ「まねきケチャ」、「大阪☆春夏秋冬」、「sora tob sakana」が登場。そしてその際、JidorARを使って参加者はこの3組と共にステージに立ち歌やダンスに参加することができるそうです。この体験参加者は事前に募集が行われています。応募資格はTIFチケット購入者で、募集人数はステージ毎抽選で100名。応募はJidorAR公式サイトより7月30日(日)まで受け付けが行われます。
(宮崎美和子 / 画像提供・株式会社フジテレビジョン)