キャッシュレス化が進むなか、現金を持たない人も増えてきました。今ではスーパーや薬局などでもカード決済やQRコード可能なお店が増え、「現金が必要なくなった」と感じる方が多いのではないでしょうか?

 とはいうものの、保育園や幼稚園などではまだまだ現金というケースも。

 ツイッターに、「来年度から保育園や幼稚園に通う親御さんへ」として、先輩ママからのアドバイスが投稿されました。

 投稿によると、保育園や幼稚園では「突然の現金集金クエスト」なるものが発生すると説明。園への現金支払いは釣銭無しが基本のため、自宅にコインケースを用意し小銭を常備しておくことをおすすめしています。

 投稿者のせつんさんも、先輩ママから聞いて100均でコインケースを購入したそう。「写真代」や「小物代」、「幼稚園でのお祭りチケット代」の他、「追加購入した制服や体操服代」や「先生の退職時の有志」などなど。こまごました現金支払いの際に役立っているそうです。

 このツイートには、「前日とかに言われるから何回助かったか」、「これやってたわー」、「まさに今日延長料金代をそこから出した」など、先輩ママから共感の声が。

 ちなみに筆者はついこの頃まで保育士としても働いており、たしかに所属していた園でも、釣銭無しの少額集金がありました。

 本当は園でお釣りを用意したいところですが、少額の場合は園児を介して封筒でのやりとりのため、お釣りの受け渡しが難しいのが実情。また、いくら少額とはいえお金の管理にも気をつかいます。保育士にとっても保護者にとっても他の集金方法があると、負担が減るかもしれませんね。

 コメントのなかには、「災害時の備え」や「小学生も是非」といった声もあり、家に小銭を準備しておくと、何かと便利な様子。他に、町内会や自治体への支払いやママ友との共同購入の際にも役立ちそうです。

 一方で、現金集金クエストが発生しない園もあるそうなので、事前に園や子どもを通わせている知り合いの保護者に聞いてみると良いかもしれません。

<記事化協力>
せつん@娘5歳。完全同居嫁。さん(@SetunaMatatabi)

(一柳ひとみ)