小さなお子さんのいるご家庭では、食事の支度をしていると「何作ってるの?」と様子を見に来られた経験がおありかもしれません。人間だけでなく、何を作っているか気になるのは猫さんも同様みたい。

 台所での調理中、左肩がものすごく重くなるという漫画家さん。何が起こっているのか夫さんに撮影してもらうと、猫さんが後ろからおぶさっていたのでした。まるで妖怪子泣きじじい?

 漫画家のこいずみまりさんのご自宅には、8匹の猫さんたちが暮らしています。ツイートに登場しているマロくんは、2016年8月生まれの男の子。寒い時期にはストーブが大好きなんだそうです。

こいずみさんの肩越しに調理の様子を見守るマロくん(こいずみまりさん提供)

 甘えん坊だというマロくんは、こいずみさんが台所で食事の支度をしていると、その様子が気になる模様。足元で「なでて」とばかりに鳴くだけでなく、後ろから飛びつきよじ登ってくることがあるんだとか。

 こいずみさんによると、肩に乗ってくるのは「週2、3回くらい」とのこと。自慢のジャンプ力で背中に取り付き、登って肩越しに調理の様子を見学します。「冬場はいいのですが、夏場は衣服が薄いので爪が痛い時があります」と話してくれました。

 ずいぶん大きく見えますが、これはこいずみさんが小柄なせいもあるようです。肩越しの見学は、気が済んだり飽きたりしたら自発的に降りてくれるそうですが、割と長い時間におよぶのだそう。

 いったん降りても再度乗ってくることもあるそうで、調理の手つきが興味深いのかもしれませんね。もしもマロくんが人間の男の子だったら、真似して料理上手になるかもしれません。

<記事化協力>
こいずみまりさん(@koizumimari1

(咲村珠樹)