思わず二度見したくなる「謎需要アクセサリー」を作っているTwitterユーザーのらららさん。「心から駄々漏れるあなたの希望をアクセサリーにしました」と、今回作ったのはその名も「ご希望アクセサリー」。

 絵馬のような形のアクセサリーには、「これは欲しすぎ」「めちゃくちゃ可愛い」などの声が寄せられ、注目を集めています。

■ 心の中にある様々な希望を身につけてみませんか?

 「心の中にあるあんな希望やこんな希望。そんなご希望を身につけてみませんか?」というコメントと共に「ご希望アクセサリー」の写真を投稿したらららさん。

 写真を見てみると、絵馬のようなアクセサリーに「あと10分寝たい」「推しに会いたい」「宝くじ当てたい」など、いろいろな願いが書かれています。これは、誰でも欲しくなってしまうのではないでしょうか。

「ご希望アクセサリー」

 らららさんに話をうかがうと、「ご希望アクセサリー」はお子さんの冬休みと夫の年末年始の休暇が重なり、家族がずっと家にいた時に思いついたそう。

 この時は、忙しくしている時期に限って「やりたいこと」や「行きたい場所」がどんどん浮かんできてしまい、欲望と現実のジレンマで悶々としていたといいます。

■ 神頼みと言えば「絵馬」

 「ご希望アクセサリー」のデザインは、希望を叶えたい時のシチュエーションをいろんなパターンで考えた結果、「人間極限まできたら神頼みしかない」という結論に。そして「神頼みと言えば絵馬」という感じで決まったのだとか。たしかに、「困った時の神頼み」は記者もよく使う手です。共感している人も多いはず。

豊富なラインナップ

 書かれている願いは他にも、「水族館に行きたい」「ライブに行きたい」「推しに貢ぎたい」「焼肉が食いたい」「一人になりたい」「愛でたい」「動物園に行きたい」「酒が飲みたい」「映画見たい」「好きだ」など、豊富なラインナップとなっています。

■ 「願いが叶うように!」と大きめサイズで作成

 普段は「デザインと同時に作りたい内容が浮かぶことが多い」というらららさん。今回は、作りたい内容が先に浮かんでしまったので珍しくデザインに苦戦したそう。

 こだわった点は「願いが叶うように!」という想いを込めて、他のアクセサリーと比べて一回り大きめのサイズで作っているところ。「着けているのを見て『叶えてあげたい』と、まわりの誰かが思ってくれたらいいな」と願っていました。

 「需要がどこにあるかわからないアクセサリーをテーマに制作をしている」と自ら語るらららさん。これからも「何故こんなものをアクセサリーにしたんだ」と笑ってもらえる作品を作り続けていきたいと意欲を燃やします。今後はどのような作品を生み出し、みんなを楽しませてくれるのかワクワクしますね。

<記事化協力>
謎需要アクセサリー らららさん(@likelovelikes

(佐藤圭亮)