子どもの発想は、いつも自由で大人も驚かされるもの。手作りの工作品で、大きな注目を集めているのはXユーザー「カニ軍艦太郎」の小学三年生になる娘さんです。

 投稿された写真に写っているのは、赤と白の毛糸で作られた「豚ひき肉」のオブジェ。バーコードシールもしっかり再現され、遠目には本物に見えるほどの高い完成度を誇っています。

 実は過去にもおもちゃをホラー化させてしまうなど、工作品がバズったことがある娘さん。いったいなぜ豚ひき肉を作ったのかはわからないそうですが、その独創的な感性はすくすくと育っているもよう。

 先日100円ショップを訪れた際に「工作するから毛糸を買いたい」と申し出があったため、2色購入して帰宅。その後コソコソと作り始め、出来上がったところで「ジャ~ン!」と得意げに見せてきたのが本作でした。

SNSへのアップは娘さんからのお願い

 その素晴らしい出来栄えに、カニ軍艦太郎さんと息子さんで褒めたところ、すっかり気を良くした娘さんは「SNSにアップして!」とまさかの逆オファー。自身としても相当納得の仕上がりだったのでしょう。

 そんな娘さんの思惑通り(?)、投稿の返信欄には「毛糸の色といい、並べ方といい、すごく……ひき肉……!」「ほんとリアルだし、普段よく見てるんだなあ、観察力あるね」と絶賛の声が続々。9万件ものいいねがつく大反響が寄せられています。

結露でシールが濡れている様子も

 また、作品をよ~く見てみると、バーコードシールのところが水で濡れていることにも気付きます。これは意図したものではなかったようですが、結露が再現されているように見え、実にリアル。こうした点も注目を集めた要因でしょう。娘さんには、今後もぜひこの感性を磨き続けてほしいですね。

<記事化協力>
カニ軍艦太郎さん(@kanitokage

(山口弘剛)