子育て中のママパパにとって、子どもの「反抗期」は出来るだけ避けたいものでしょうが、こんなにかわいい反抗期ならウエルカム。

 Xユーザー「もちま」さんが小学1年生の息子から受け取った手紙に書かれていたのは「ぼくは、はんこおきです。ほっといてください」というメッセージ。これを一生懸命書いたと思うと……むしろ微笑ましさすら覚えます。

■ 息子からの反抗期のお知らせ

 母のもちまさんをして、「年齢の割にしっかりしていて、精神年齢が高めだなと思うことがよくある」という息子さん。「反抗期」なんて難しい言葉も入学前から理解していて、過去にも反抗期をチラつかせたことがあったのだとか。

 当時はもちまさんが息子さんを注意したことで機嫌が悪くなったようで、以降呼びかけを無視するように。その後、プンプン怒りなら今回の手紙を渡してきたのだそうです。

「ぼくは、はんこおきです」息子さんから受け取った手紙

 それにしても、なぜ言葉ではなくあえて手紙だったのでしょうか。聞くとなんでも、息子さんは普段から気持ちを伝える時に手紙を書くことが多いそうで、「だいすきだよ」「さっきはごめんなさい」といった内容でよく受け取っているとのこと。なんだかより一層気持ちが伝わりますよね。

■ 約30分後に反抗期終了のお知らせ

 これに対し「反抗期なら仕方ないか~」と放っておく素振りみせると、息子さんはもじもじしながら次の手紙を渡してきたそうで、そこに書かれていたのは「やっぱりおわりました」というまさかの内容。精一杯の「はんこおき」は、わずか30分ほどで終息したとのことでした。よかったよかった。

「やっぱりおわりました」反抗期は30分ほどで終了

 一連の出来事について、もちまさんは「小学生になってから今まで以上に中身がしっかりしてきたと思っていました」と、心身の成長をうれしく感じる反面、「まだ反抗期にはなりきれないところがかわいいです。そんなに急いで成長しないで~!と思います」と、惜しがる気持ちも。実に複雑な心境だったようです。

 なお、これまで息子さんから受け取った手紙は日付を書いて保管しているとのこと。もしもいつか本当の反抗期が来た時にこの手紙を見せたら、どんな反応を見せるかも楽しみです。

<記事化協力>
もちまさん(@mochima_ma

(山口弘剛)