大神アマテラスの冒険を描いた和風アクションアドベンチャーゲーム「大神」の完全新作プロジェクトが始動。「The Game Awards 2024」ほか、公式Xで12月13日に発表されました。

 ティザームービーでは、太陽に向かって草原を駆けるアマテラスの姿が描かれ、BGMには過去作のラストバトルでも用いられた「太陽は昇る」のアレンジバージョンが。これは鳥肌が立つやつ……!

 「大神」は2006年に、プレイステーション2向けに発売されたゲーム。水墨画のようなグラフィックに、日本の神話を元にした独創的な世界観、そして心温まるストーリーで、今もなお世界中のゲームファンから愛される名作として知られています。

 以降、移植版やHDリマスター版などが発売されており、新作は2010年にニンテンドーDS向けに発売された「大神伝 〜小さき太陽〜」ぶり。アマテラスが引き続き登場するほか、画面にて特定の模様を描くことで、様々な効力を発揮するシステム「筆しらべ」と思われる演出も含まれるなど、ある程度過去作を踏襲した内容となっているようです。

大神 絶景版

 本作のディレクターを務めるのは、「大神」でディレクションを担った神谷英樹氏。さらに「大神」の制作に携わったクリエイターが多く在籍する株式会社エムツー、株式会社マシンヘッドワークス、神谷氏が在籍するクローバーズ株式会社の共同開発であることが発表されています。

本作のディレクターを務めるのは、「大神」でディレクションを担った神谷英樹氏

 本作のディレクションを行うにあたり、神谷氏は「『大神』という作品のもとへ帰り、自らの手でその物語の続きを描く……まさかそんな日が本当にやって来ようとは。今この瞬間も、夢かと疑う驚きと、言葉に尽くせない喜びが体じゅうに満ち満ちています」と喜びの気持ちをコメント。

神谷氏のコメント全文

 アマテラスたちの冒険譚がいかなるものになるのか、対応プラットフォームや発売時期の発表含め、期待して続報を待ちたいところです。

<参考・引用>
大神シリーズ(公式)(@Okami_CAP
プレスリリース「この世の命が、蘇る。『大神 完全新作』プロジェクトが始動!

(山口弘剛)