[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139497/11/139497-11-ea800e66dc3087146e63a11ad1303b9a-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
手持ちのラジオを用いて電球を点灯している
INFRGY LLCが、電子機器やバッテリーパックに電力を供給するワイヤレス電力伝送技術を発表。環境から電磁エネルギーを収集するこのシステムは、最近カシミール大学工科大学で実演されました。
19世紀後半、ニコラ・テスラの実験により、ラジオ送信機と受信機を使用してエネルギーを無線で送信できることが示されました。しかし、無線で動力を供給する世界という彼が描いたビジョンは、技術的な制約により実現しませんでした。INFRGYの革新技術は、テスラの先駆的な研究を基盤にしており、現代のRF技術を用いてそれを現実のものとしています。
INFRGYの共同創設者である五十嵐クライドは、この技術を再導入するには今が最適な時期だと感じています。五十嵐氏はこう言います。「このシステムは、環境から電磁エネルギーを収集しながらエネルギーを伝送するため、非常に効率的な電力伝送手段であることが証明されています。少量のエネルギーで複数のデバイスを稼働させられることを実証しました。」
従来のワイヤレス充電パッドとは異なり、このシステムでは接触箇所が厳密である必要はありません。INFRGYシステムは、直接見通し線を必要とし、ポイント・ツー・ポイントの送信に制限される、マイクロ波および赤外線技術の制約を克服しています。 RF技術は障害物の影響を受けにくく、長距離伝送が可能です。INFRGYシステムは、継続的な物理的接続なしでデバイスに電力を供給する実用的な方法です。
INFRGYのワイヤレス電力転送システムは、カシミール大学ザクラキャンパスのイノベーション・インキュベーション・アントレプレナーシップセンターで、電磁エネルギー収集に関連する同社のコンセプトをテストしている際に考案されました。
INFRGYのアドバイザーを務めるジョン・ワイヒー元ハワイ州知事は、この技術革新がワイヤレス・エネルギー技術の応用を前進させると感じています。ワイヒーはこう言います。「この技術をさらに開発し、ワイヤレス充電と再生可能エネルギー収集の分野をつなげていきたいと考えています。」
