おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

【Wrap Up】Snowflake、ぐるなびによるデータ活用改革に関する記者説明会を開催

update:
   
Snowflake合同会社


AIデータクラウドを提供するSnowflake合同会社(所在地:東京都中央区、社長執行役員:東條 英俊、以下Snowflake)は2月27日、株式会社ぐるなび(以下ぐるなび)によるデータ活用改革に関する記者説明会を報道機関向けに開催しました。当日はぐるなび CTO の岩本俊明氏、技術戦略室 データサイエンスグループ グループ長の新井駿氏が登壇し、ぐるなびで進行しているデータの民主化の取り組みについて解説しました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/50/116784-50-0eccd48222a8b00696d4bdfa3be3afa1-864x648.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社ぐるなび CTO 岩本 俊明氏


ぐるなびでは、「食でつなぐ。人を満たす。」をパーパスとしており、2745万人の会員と約42万店の掲載店舗数を有しています。外食産業と国内外の消費者をつなぐ「ぐるなびネットワーク」を構築し、国内外の消費者に豊かな食体験を提供しています。岩本氏は冒頭、全社員・全部署がデータを活用できる「データの民主化」の必要性に触れ、「データの民主化を実現することで、誰もが新しいビジネスを創出できるようになることが重要」と述べました。


次に、岩本氏はデータの民主化に向けてぐるなびが抱えていた課題として、「データ資産のサイロ化」と「組織の縦割り構造」を挙げました。特に、組織構造の問題については、他部署のデータの使用にガバナンスが効いておらず、組織間でのデータ活用が不十分になってしまうという課題が発生していました。その解決策として、データへのアクセス管理に関するルールの全社的な見直しを実施。Snowflakeにデータ統合基盤を作ることで組織の壁を取り除き、ガバナンスが効いたデータの民主化を目指しました。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/50/116784-50-326be229fedc46b142137c5380f4ec88-1513x845.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



これらのデータ民主化の結果、岩本氏は新たな価値を創造した成功例として、2025年1月にβ版をリリースしたAIでお店探しが出きるアプリ「UMAME!」を紹介。開発期間は約半年で、Snowflake上の統合基盤からデータを活用し、一元的なデータ活用体制を構築することで短期間でのプロダクト開発を実現したと解説しました。岩本氏は「ぐるなびが持つありとあらゆるデータを横連携で使えるようにし、データを生かして新しいビジネスを生み出すことが最も重要。「UMAME!」の洞察を基に、ぐるなびの全プロダクトの進化を、データを基点に進めていきたい」と締めくくりました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/50/116784-50-58115b63f5bbd73d3028351edde77e4d-1511x841.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



続いて登壇した技術戦略室の新井氏は、データの民主化の推進にあたって直面した課題として、「BIツールの学習コスト」「適切なデータアクセス管理」「料金コスト」の3点を挙げました。これらの解決策として、Snowflake上にStreamlitアプリケーションを構築。自然言語で誰もが簡単に必要なデータを取得できる仕組みを実現でき、ロールの設定によるデータの参照権限管理や、データの問い合わせ数に応じた料金コスト管理も可能になりました。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/50/116784-50-ec712bd39df96e0abdc3395bd5a496a2-864x648.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社ぐるなび 技術戦略室 データサイエンスグループ  グループ長 新井駿氏

新井氏は、Streamlit上に構築されたSnowflake Cortex AIのデモンストレーションも披露しました。デモンストレーションでは、食材費・人件費の高騰といった飲食店の課題に対し解決策を提案するため、デモデータをもとに競合店のメニュー料金を踏まえた考察を出す様子が公開されました。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116784/50/116784-50-0dcbc36f3ad2e24ca35b83a11f6cb573-1509x843.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


Snowflakeについて
Snowflakeは、簡単かつ効率的で信頼性の高いエンタープライズAIを実現します。世界最大規模の数百の企業を含めた11,000を超える世界中のお客様が、SnowflakeのAIデータクラウドを利用して、データ共有、アプリケーション構築、AIによるビジネス強化を実践しています。エンタープライズAIの時代が到来しました。詳しくは、snowflake.com


(C) 2025 Snowflake Inc All rights reserved. Snowflake、Snowflakeのロゴ、および本書に記載されているその他すべてのSnowflakeの製品、機能、サービス名は、米国およびその他の国におけるSnowflake Inc.の登録商標または商標です。 本書で言及または使用されているその他すべてのブランド名またはロゴは、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標である可能性があります。 Snowflakeが、必ずしもかかる商標所有者と関係を持ち、または出資や支援を受けているわけではありません。




最近の企業リリース

トピックス

  1. なんだこの色は……!1日20食限定の「ブルーベリー担々麺」が意外な美味しさ

    なんだこの色は……!1日20食限定の「ブルーベリー担々麺」が意外な美味しさ

    3月14日から27日限定で、東京駅一番街・東京ラーメンストリート内にあるラーメン店「そらのいろNIP…
  2. 料理研究家・リュウジが離乳食づくりに挑戦 「リュウジのバブレシピ」始動

    料理研究家・リュウジが離乳食づくりに挑戦 「リュウジのバブレシピ」始動

    本気で作る「至高」や、酩酊状態でも作れる「虚無」といった「バズレシピ」でお馴染みの料理研究家・リュウ…
  3. 「温泉むすめ」がつないだ奇跡の縁 ファンが「旅館の娘さん」と結婚するまで

    「温泉むすめ」がつないだ奇跡の縁 ファンが「旅館の娘さん」と結婚するまで

    Xを徘徊していると、ときどきフィクション顔負けの素敵なエピソードに巡り合うことがあります。地域活性化…

編集部おすすめ

  1. 手のスケッチに便利!「ゴム手にマジックペンで線を描く」プロ直伝テクニック
    体のスケッチをする際、悩ましいのが手の部分。複雑な曲がり具合や厚みなど、面の部分を考慮しながら描くの…
  2. 可愛い子猫の衝撃ビフォーアフター!わずか1年で抱っこもやっとな大きさに
    ワンちゃんに比べると、猫ちゃんは小さな生き物というイメージが強いですが、種類によっては1メートルを超…
  3. Niantic社が「ポケモンGO」等のゲーム事業を売却 買収先は今後のサービス継続を明言
    「ポケモンGO」や「ピクミンプルーム」「モンスターハンターNow」などの位置情報ゲームを開発したアメ…
  4. 竹本英史さん公式X(@eiji10sayoko)より
    声優の竹本英史さんが3月13日、自身のX(旧Twitter)を更新し、「ゴールデンカムイ」と「白い恋…
  5. 森久保祥太郎さん「原神」降板 ファンから困惑の声「諸般の事情ってなんだ?」
    ゲーム「原神」は3月12日、登場キャラクターの声優を担当する予定となっていた森久保祥太郎さんが、降板…

【特集】STOP!ネット詐欺!

  1. さまざまなネット詐欺に潜入調査!

    さまざまなネット詐欺に潜入調査!

     インターネット上にまん延する、さまざまな詐欺サイトに「わざと」引っかかる潜入調査記事をまとめました。
ネット詐欺へ潜入調査!記事特集

提携メディア

ページ上部へ戻る