
介護・福祉領域に特化した有償ボランティアのマッチングプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは3月5日、熊本県熊本市と連携協定を締結した。「スケッター」を通じて、多様な地域人材(未経験者層)に多様な切り口で関わってもらうことで、介護人材の裾野拡大、新しい互助インフラの構築を図る。政令指定都市との連携は、北九州市、仙台市、川崎市に続いて4例目。全体では15以上の自治体がスケッターと連携中。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46505/41/46505-41-cdd719f2d2669888443348bb833813e1-567x423.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
熊本市の大西市長が出席。
「スケッター」は、地域住民で福祉を支える令和時代の互助インフラ構築(地域共生社会の構築)を目的に、2019年にリリースされた「すきま時間のお手伝い」プラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが最大の特徴。登録者のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種で、あらゆる業界からの関係人口を増やし続けている。
学生や10~30代の若者をはじめ、60~80代のアクティブシニアも活躍するなど幅広い世代の地域人材が関わっており「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」潜在的な関心層を惹きつけている。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46505/41/46505-41-73b6c896c2307612eddfd024d851e05f-856x841.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
地域共生社会の実装へ
今回の協定を通じて熊本市は、市内の介護事業所にスケッターのトライアル利用を促すほか、市民に対してスケッター活動(介護事業所への有償ボランティア活動)を大規模に広く呼びかける。トライアルのスタートは6月から。
スケッターはこの他に、福岡県北九州市、宮城県仙台市、埼玉県川口市、東京都品川区、東京都中野区、茨城県大子町、神奈川県小田原市、神奈川県川崎市、長野県須坂市、長野県小諸市などと連携しており、自治体との連携が加速している。
「スケッター」▼
https://www.sketter.jp/about/