
旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大和久 裕二、以下「旭化成ホームズ」)は、断熱性能の強化や創・蓄エネ設備の提案、そして防災情報システムの強化などを合わせた取り組み「HEBELHAUSトータルレジリエンス2.0」が、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(※1)主催の「第11回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2025(※2)」において、「ジャパン・レジリエンス・アワード 優秀賞」を受賞しましたのでお知らせします。
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授賞式の様子
※1.一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会は、国土強靭化担当大臣私的諮問機関「ナショナル・レジリエンス懇談会」の結果を踏まえ「国土強靭化基本計画」が円滑に達成されるよう、産、学、官、民のオールジャパンでその叡智を結集し、非常時のみならず平時での戦略的活用の方策を創造することにより、公共投資、民間投資が最大限に相乗効果を発揮し、レジリエンス立国を構築していくことを目的として設立されました。
※2.「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」は、一般社団法人レジリエスジャパン推進協議会(所在地:東京都千代田区、会長:広瀬 道明)により、次世代に向けたレジリエンス社会構築へ向けて強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる先進的な活動を発掘・評価し、表彰する制度です。
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「優秀賞」を受賞した取り組み「HEBELHAUSトータルレジリエンス2.0」について
旭化成ホームズグループは、不意の自然災害において命を守る(STAGE.1)だけでなく、健康を守り(STAGE.2)、生活の復旧(STAGE.3)までを見据えた「トータルレジリエンス(総合防災力)」を提唱しています。今回優秀賞を受賞した「HEBELHAUSトータルレジリエンス2.0」は、地震・火災・水害に加え、近年の平均気温の上昇による猛暑日の増加など、より厳しくなる自然災害に対応できるよう、3つのステージそれぞれを強化しています。
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「トータルレジリエンス」概念図
【STAGE.1(命を守る)】の強化ポイント
◆戸建全商品での断熱等性能等級6標準仕様化(※3)
1.ロングライフ次世代複合サッシの開発
窓のサイズや防火性能でも種類が豊富なアルミ樹脂複合サッシで、樹脂サッシと同等の性能を発揮する「ロングライフ次世代複合サッシ」を開発。解放感やデザインなど、窓本来の性能をトレードオフすることなく、断熱性能を向上させました。
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窓の全方位性能イメージ
2.ヘーベルシェルタードダブル断熱構法の強化
へーベルハウスは全商品に耐久型断熱「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法(※4)」を標準仕様化しています。この度、その層構成は維持したまま3・4階建ての外壁へーベルの内側に入れる断熱材「ネオマフォーム」の厚みを70mm(※5)に増強しました。ロングライフ次世代複合サッシの開発と合わせることにより、重鉄・システムラーメン構造の3・4階建てで断熱等級6の標準仕様化を実現するとともに、戸建全商品において断熱等級6を標準仕様化しました。
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壁の層構成
※3.住宅の品質確保の促進等に関する法律における省エネルギー基準地域区分5~7のエリアが対象
※4.参考リリース:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20170426/index/
※5.平屋、2階建ての場合は60mmが標準仕様となります
【STAGE.2(健康を守る)】の強化ポイント
◆太陽光発電システムの標準搭載
2024年5月より、太陽光発電システムを戸建全商品で標準仕様化しました(※6)。これにより新築戸建への太陽光システム搭載率は95%に達しています。これにより省エネだけでなく、エネルギー自給にも貢献することで、災害時の健康を守ります。
※6.一部、周辺環境などに起因して搭載不可のケースあり
◆ロングライフ全館空調
ロングライフ全館空調は「全館暖冷房システム」+「熱交換型ロングライフ・エコ換気システム」+「住環境シミュレーションシステムARIOS」で構成される独自のシステム(※7)です。本システムの採用により、居室はもちろん玄関ホールや廊下、水廻りに至るまで、家全体を快適な温度に保ちます。一人時間も重視する現代のご家族のライフスタイルに合わせ、家じゅうに心地よい居場所を創り出します。
※7.参考リリース:https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/20230427/index/
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/178/73738-178-fdea2187fe779e48e37f8f55ecad0a45-1265x783.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ロングライフ全館暖冷房システムの概略図
【STAGE.3(生活の復旧)】の強化ポイント
◆防災情報システム「LONGLIFE AEDGiS」における災害時コミュニケーションサービスの運用を開始
「LONGLIFE AEDGiS」は、東京ガスネットワークや防災科研サーバーからの地震動情報と建物の構造データを掛け合わせて、地震発生後10分~2時間程度で、旭化成グループ施工エリアである21都府県の全てのヘーベルハウス(戸建住宅)・へーベルメゾン(集合住宅)について、建物別に被害レベルや液状化発生状況を即時把握することで、早期に災害対応にあたるシステムです。そこに新たに下記2点の機能を追加しました。
1.災害発生直後のお声がけメールをPush通知
地震発生時(震度4以上)の発災直後と数時間のリマインドメールの2回にわたり、当社から会員制ネットクラブHEBELIAN NET.に登録されているお客様にお声かけメールが届きます。本サービス運用開始よりHEBELIAN NET.がアプリ化され、お声かけメールも携帯電話のPush通知に対応し、よりお客様への声かけが届きやすくなるようリニューアルしました。
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アプリのアイコン
2.お客様からの被災情報に対して即時にフィードバック
震度5強以上の地震発生時にはお声かけメールのリンクから自宅の自己点検機能で自宅の損傷度合いを確認することができるようになり、お客様の自己点検に基づく結果や、その後の対応内容などを即時にフィードバックします。また、点検結果とその他の自宅の不安な箇所は簡単に当社へ共有できるため、発災後に感じる建物への不安を軽減することが可能になります。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73738/178/73738-178-ac79529caf53d480f2cea7d69b072f5b-1196x551.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
災害時コミュニケーションサービス利用時の流れ