おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

リリースプラス

【西武池袋本店】―没後50年― 棟方志功作品展

update:
   
株式会社そごう・西武
20世紀を代表する芸術家“世界のMunakata”



■会期:[1]2025年6月26日(木)~7月1日(火)
    [2]2025年7月2日(水)~8日(火)
※[1]7月1日(火)は展示品入れ替えのため、当会場のみ午後4時にて閉場いたします。
※[2]最終日7月8日(火)は当会場のみ午後4時にて閉場いたします。
■会場:西武池袋本店 8階=美術画廊

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31382/2116/31382-2116-e7bdf9c9669c1854b49891c68798d271-730x730.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「足揚妃の柵」

池袋本店8階美術画廊におきまして「―没後50年― 棟方志功作品展」を開催します。
1903年(明治36年)に青森市に生まれた棟方志功は、「木版画こそ日本の美」と気づき、ただひたすらに板極道に励みます。家族を愛し、大自然に驚き、恩人と歓び、故郷の宿命に哀しみました。その土着的・民族的な作品群で戦後になり日本人初となる国際的な賞を次々と受賞します。棟方志功は世界の美術界を驚愕させ、日本の国際復帰へ大きな役割を果たしたのです。そして20世紀を代表する芸術家“世界のMunakata”になりました。
本展では天衣無縫な棟方志功の芸業(板画・倭画・油画・書)の逸品の数々を一堂に紹介します。

「磯鷲の柵」

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31382/2116/31382-2116-c59746bd51101ace0e791f722ec3b253-730x730.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
●1955年(昭和30年):青天抄板画柵
●サイズ:24×15cm

「磯鷲はかならず巌にとまりけり」歌人・原石鼎の歌に対して棟方志功が彫り上げた作品。歌中では〈鷲〉となっていますが、彫られているのは〈鷹〉だと思われます。八甲田の案内人・鹿内辰五郎と八甲田山を登っていた棟方志功。頂上付近に差し掛かると弧を描きながら一羽の鷹が志功めがけて舞い降りてきたという。「神鷹だ」という辰五郎の声を聞くなり、「世界一の芸術家にしてください」と神鷹に向かって平伏したという逸話が残っています。 志功描く鷹は志功の想いの詰まった大切な生き物〈神鷹〉なのです。



「足揚妃の柵」

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31382/2116/31382-2116-400f67a9068635ef2699d537ca52d19e-730x730.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

●サイズ:40.5×30cm
1959年(昭和34年)ロックフェラーに招待をされ初めての渡米。その最中にヨーロッパへも出向き憧れのゴッホのお墓参りも済ませたといいます。
正式な制作年は不明なのですが、画風より、渡米後の作品だと思われます。アメリカやヨーロッパの名画に驚嘆し、志功の画風にも少なからず影響を与えたようです。
板画の面の黒を上手く活かした作品で、その動きは活発で晴れやかな女性像。この頃より裏彩色による色彩はより鮮やかになっていきました。





「鴛鴦の柵」

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31382/2116/31382-2116-283bb533562d12a061bf5c5f7ab96f03-730x730.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
●1945年(昭和20年)
●サイズ:44.3×33cm

棟方の心の師でもある陶芸家・河井寛次郎を讃仰して制作された戦後初の作品<鐘渓頌>と同時期に制作された作品。サイズもほぼ同じです。
真っ白の身体の中に寄り添う鴛鴦模様が彫られた画面いっぱいの人物像です。白黒のコントラストに装飾性を加えた戦後の棟方板画中期の骨格を成す重要な作品のひとつと言えます。





「春映の柵」

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31382/2116/31382-2116-cc34dfc24bc98212ea975aec0f1ed106-730x730.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
●1956年(昭和31年):谷崎歌々板画柵
●サイズ:33.4×31.8cm

「春ごとに映りし人のおもかげを水にとどむと睡蓮の咲く」文豪・谷崎潤一郎の和歌24首を谷崎自身が選び、志功に依頼した作品のうちの1柵。
1934年(昭和9年)、志功31歳時の版画集<ヴェニュス生誕>を見て以来、志功に興味を抱いていた谷崎は1956年(昭和31年)小説<鍵>の挿絵を志功に依頼します。その<鍵>の休載中に制作したのが本シリーズでした。丸刀のみでの制作を基本にしていた棟方が三角刀や小刀など、様々な彫刻刀を駆使して繊細な線を刻み、芸術の幅を広げるきっかけとなった作品です。
水辺に浮かぶ睡蓮が繊細に刻まれております。



西武池袋本店
〒171-8569 東京都豊島区南池袋1-28-1 
03-3981-0111(代表)
https://www.sogo-seibu.jp/seibuikebukuro/
営業時間:午前10時~午後8時
※最新の営業時間は西武池袋本店のホームページをご確認ください。

最近の企業リリース

トピックス

  1. 70人収容の大型サウナ室で映画を上映

    サウナでロウリュを受けながら映画鑑賞 文字通り「手に汗握る」展開に興奮

    稼働中のサウナ室の中で映画を上映するという前代未聞のイベントが、茨城県常総市の温浴施設で開催されまし…
  2. 1.5人分のスペースは、100kg超えの巨漢でもゆったりと座れる快適さ

    1.5人分の席を利用できる新幹線「S Work Pシート」100kg超の巨漢でも快適

    3列席の中央部にある席の間仕切りを上げることで、通常の1.5倍の席空間が使用できる、東海道・山陽新幹…
  3. ロケ弁の王者「オーベルジーヌ」監修カップメシ 元テレビマンも再現度に納得

    ロケ弁の王者「オーベルジーヌ」監修カップメシ 元テレビマンも再現度に納得

    「高級ロケ弁」として芸能界にもファンの多い東京のカレー店「オーベルジーヌ」が監修を務めた、日清食品「…

編集部おすすめ

  1. “走る伝説”が文具に 東海道新幹線再生アルミボールペン発売、転売目的の購入は不可
    東海道新幹線の再生アルミを用いたスタイリッシュなボールペン、「東海道新幹線 再生アルミボールペン」が…
  2. 亀梨和也アーティスト写真/(C)KHONU
    亀梨和也のオフィシャルファンクラブが、6月23日18時に正式オープンすることが発表された。これに合わ…
  3. 名古屋大学で「サポート詐欺」被害 学生ら1626人分の個人情報漏えいの可能性
    名古屋大学は6月18日、人文学研究科に所属する教員が「サポート詐欺」に遭い、そのパソコンが第三者に遠…
  4. 「ポテトチップス 至高のうすしお味」「ポテトチップス おたくのマヨ味」
    料理研究家リュウジさんとカルビーの初コラボレーションによる新商品「ポテトチップス 至高のうすしお味」…
  5. Arapahoe Sheriff(@ArapahoeSO)の投稿
    日本をはじめ多くの国で2025年6月5日に発売された任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Swit…

【特集】STOP!ネット詐欺!

  1. さまざまなネット詐欺に潜入調査!

    さまざまなネット詐欺に潜入調査!

     インターネット上にまん延する、さまざまな詐欺サイトに「わざと」引っかかる潜入調査記事をまとめました。
ネット詐欺へ潜入調査!記事特集

提携メディア

ページ上部へ戻る