よく晴れた日の公園で撮影された1枚の親子写真。

　草むらでサッカーボールを蹴るお父さんと、後ろで手を組んで穏やかにその姿を見守る息子さん。なんともほのぼのする光景……ん？あれ？逆じゃない？

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　Xユーザーの「なこ」さんがこのほど投稿した、父と息子の“逆転現象”をとらえた写真が話題を集めています。

父を見守る息子

　父と息子が公園で遊ぶとなると、「遊ぶ息子を父が見守る」という構図が基本。しかしなこさんが投稿した写真では「遊ぶ父を息子が見守る」という逆の構図になっています。

　息子さんが後ろで手を組んだ貫禄ある姿をしているのも、立ち位置の“逆さ”に拍車をかけます。「お父さん、あんまり遠くに行っちゃダメだよ」「そっちに蹴っちゃダメだよ、危ないからね」という声が聞こえてきそうです。

　なこさんによるとこの写真は、息子さんが蹴ったボールが少し逸れたのを、お父さんが拾いに行っている瞬間を収めたもの。あとから見返して”逆転”に気がつき、投稿したとのことです。

　ところで特に気になるのが、息子さんの立ち姿。後ろに手を組んでいるのはたまたまなのかと思いきや、実はこれは息子さんがよくやるポーズだそう。

　1歳を過ぎた頃から散歩のときは後ろで手を組むことが多かったという息子さん。まるでおじいちゃんのようでもお父さんのようでもあるその姿は、なこさんのお気に入り。

　実際になこさんの過去の投稿を見てみると、おじいちゃんポーズの息子さんの写真がたくさん。小さな背中に“現場の視察に来たお偉いさん”の雰囲気が漂っていて、微笑ましくなります。

おじいちゃんポーズ集

　世にも珍しい親子の逆転現象は、Xで1万リポスト＆25万いいねを集めるほど話題に。なこさんはこの大反響ぶりに驚くとともに「これからも今しかない息子の一瞬を可能な限り写真におさめていきたいなぁと感じています」と話しています。

＜記事化協力＞
「なこ」さん（@naco_1217）

（ヨシクラミク）