株式会社ゲオホールディングス（本社：愛知県名古屋市中区、代表取締役社長執行役員：遠藤結蔵）のグループ会社である株式会社セカンドストリート（本社：愛知県名古屋市中区、代表取締役社長：一戸綱樹）は、売上構成比が特に大きい衣料・服飾品のカジュアル・ラグジュアリーブランドを対象に、全国約900店舗における『2025年上半期 販売数量ランキング』を調査しました。
カジュアルブランドは1位「THE NORTH FACE」、2位「LEVI'S」、3位「POLO RALPH LAUREN」、ラグジュアリーブランドは1位「COACH」、2位「LOUIS VUITTON」、3位「GUCCI」という結果になり、それぞれ昨年からトップ3の順位に変動はありませんでした。カジュアル・ラグジュアリーブランドともに、トップ3のブランドの人気が確立していると言えそうです。
カジュアルブランドにおける注目ブランドは、6位に順位を上げた「STUSSY」。現行品の人気もさることながら、1980年代から1990年代にかけて販売されたOLD STUSSYがファッション感度の高い層から支持され、多くの人気を集めています。
ラグジュアリーブランドで順位を上げたのは、6位「HERMES」、9位「CHANEL」の2ブランド。ラグジュアリー市場における価格改定の影響により、中でも特に高価格帯である両ブランドの中古品の需要が増したことがうかがえます。
■カジュアルブランド 販売数量ランキング
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■カジュアルブランド担当者コメント
カジュアルブランド販売数量ランキングでは、1位「THE NORTH FACE」、2位「LEVI'S」、3位「POLO RALPH LAUREN」となりました。今期も引き続き、アウトドアブランドやストリートブランドがランキング上位を席巻しました。中でも6位にランクアップした「STUSSY」は、「ヴィンテージ志向によるOLD STUSSY人気」と「Y2Kファッションとしての現行品人気」の2つの側面で、非常に強い存在感を示しています。OLD STUSSYはその希少性、そして当時のストリートカルチャーを象徴する魅力から、リユース市場で高値を呼び、特に2000年代初頭のY2Kファッションを追求する層から支持を得ています。一方で、現行のSTUSSYも人気ブランドとの積極的なコラボレーションが常に話題を呼び、幅広い層から支持されています。買取競争が激化するリユース市場において、安定的な在庫確保が課題と言えます。
(株)ゲオ セカンドストリート商品部 セカンドストリート商品1課
リユースバイヤーユニット（カジュアル衣服） 近藤
■ラグジュアリーブランド 販売数量ランキング
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■ラグジュアリーブランド担当者コメント
ラグジュアリーブランド販売数量ランキング1位は「COACH」、2位は「LOUIS VUITTON」、3位は「GUCCI」となりました。6位にランクダウンしたものの、「DIOR」はSNS戦略の成功で現在のリユース市場の動向にも影響を与えています。特に、Y2Kファッションのリバイバルでレトロフューチャーな雰囲気を持つ独自のトレンドを築き、若い世代から支持を得ています。「ディオール・オブリーク」ロゴが用いられたアイテムや「サドルバッグ」は人気が高く、依然相場は高騰し希少性も高いため、常に在庫が不足している状況です。2025年6月より、メンズ、レディースともに長年勤めたアーティスティックディレクターの交代で、一次市場では現在、大きな転換期を迎えています。新たな方向性が消費者にどのように受け入れられるかによって、今後、リユース市場での需要と価値が変わってくる可能性があり注視が必要です。
(株)ゲオ セカンドストリート商品部 セカンドストリート商品1課
リユースバイヤーユニット（LUXB） 百田
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＜カジュアル・ラグジュアリーブランド イメージ画像＞
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（※）調査期間：2024年4月～2025年1月
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■セカンドストリートについて
国内外に1,000店舗以上を展開し、「捨てない生活を応援する」総合リユースショップです。衣料品やバッグ・靴・アクセサリーなどの服飾品、家具、家電、スポーツ用品、キッズ用品など、さまざまなアイテムの買取・販売を行っています。ありとあらゆるアイテムを取り扱う大型店舗から各商材に特化した専門店まで、セカンドストリートは多様な店舗タイプとオンラインサービスで、日常の暮らしにリユースを提案します。
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