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バイエルン王の名城群が新たにユネスコ世界遺産に登録

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ドイツ観光局


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39645/27/39645-27-800cf981996c769d0308aad1e72d9bc7-3900x2599.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ノイシュヴァンシュタイン城 (C) Lookphotos/Florian Werner

東京、2025年7月15日 -ノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城、ヘレンキームゼー城、シャッヘン山荘が、ユネスコ世界遺産に正式登録されました。この4つの城は、バイエルン王ルートヴィヒ2世の建築遺産であり、ドイツ・ユネスコ委員会の推薦を受け、パリにて開催された第47回世界遺産委員会において登録が決定しました。これにより、ドイツ国内のユネスコ世界遺産は計55件(文化遺産52件、自然遺産3件)となり、人類の歴史における重要な証としての位置付けがさらに強化されます。

バイエルン王ルートヴィヒ2世(在位:1864~1886年)は、1867年に首都ミュンヘンの喧騒から離れ、自身の理想とする王国を築こうとしました。1868年には南ドイツ・アルプスの山麓にあった中世の城跡にノイシュヴァンシュタイン城の建設を開始。この夢の城はドイツ・ロマン主義の象徴として世界的に知られており、現在でもドイツ観光のハイライトとなっています。

同時期に、キーム湖のヘレン島では、ヴェルサイユ宮殿に着想を得た壮麗な宮殿の建設が始まりました。リンダーホーフ城は1869年より、オーバーアマガウ南のグラスヴァング渓谷にて19世紀の上流階級の別荘として建てられました。そして1,866mの標高に位置するシャッヘン山荘は、狩猟ではなく、近代的な快適さの中で高山を楽しむために建設されたという点で先進的でした。

これら4つの建造物には、歴史的モチーフに加え、独創的な建築設計、そして当時最先端の技術(電灯、流水付き浴室・トイレなど)が導入されており、19世紀後半の革新性を今に伝えています。

ドイツ観光局ペトラ・ヘードルファーCEOのコメント:

「19世紀にルートヴィヒ2世によって建設されたこれらの城は、現在ではドイツを代表する観光名所です。国際観光市場において、ドイツが文化観光の目的地として確固たる地位を築く大きな要因となっています。私たちは、この文化的ランドマークを通じて今後も多くの旅行者にドイツを訪れていただけるよう、デジタルイノベーションに力を注いでいます。その一例が、最新世代のVRヘッドセット(Meta Quest 3)を活用した新しいMR(複合現実)アプリケーションであり、これにより世界中のユーザーが実際の環境でドイツのユネスコ世界遺産を体験し、ドイツへの文化の旅へ関心を高めることができます。」

日本においてドイツ観光局最新のユネスコ世界遺産VRは、ドイツ観光局が主催するビジネス向けイベントで提供するほか、ドイツ観光局が出展をする一般消費者向けのイベントでも提供をします。年内は以下のイベントでの出展が決まっています。2025年8月2日、獨協大学ドイツフェスティバル(埼玉県草加市)、2025年10月31日~11月3日、ドイツフェスティバル2025(東京港区六本木・青山公園)。



ドイツ観光局 (DZT) について
ドイツ観光局 (DZT)はドイツ連邦経済エネルギー省 (BMWE) の委託により観光の国ドイツを代表しており、ドイツ連邦議会の決議に基づきBMWEから助成されている。 ドイツ国内のインバウンド観光業界、民間のパートナー企業や各種旅行団体との協業にて、DZTは観光の国ドイツのイメージアップと外国人旅客のドイツ旅行促進のための戦略を立てマーケティング活動を実施している。

DZTの中心的な戦略は以下の3つである。
- 明確な目的のもとで実施される市場調査とエビデンスに基づく市場特有の顧客需要(Sinus-Milieus)の分析
- ドイツインバウンド業界の中核を担う中小企業を中心に、連携と情報共有の強化
- 観光の国ドイツのブランドイメージの向上とブランド力の強化

重点テーマ:デジタル化と持続可能性

ドイツ観光局 (DZT)は、ドイツ政府の目標に沿う将来を見据えた観光の促進に力を入れている。中でも重点項目となっているのは、デジタル化と持続可能性である。

より持続可能でかつ競争力の高いインカミングツーリズムのために、3本柱の戦略でまず外部に向けた知識の共有を行い、これを支援する形で組織内での持続可能性イニシャティブと組み合わせている。DZTは、観光の国ドイツを国際観光市場で万人に優しく持続可能性にも富んだ観光の目的地として位置づけている。
DZTは、チャットボットのようなAI人工知能や対話型インターフェイスを駆使した注目の新技術(VR仮想現実、AR拡張現実、MR複合現実)実用化のパイオニアである。AI支援型マーケティングプラットフォームで、観光分野のサービスやオファーを目に見えるわかりやすい形で提供できるよう、DZTはドイツ観光経済のオープンデータ/ナレッジグラフプロジェクトを実施している。

DZTは、東京を含む世界19 ヶ所にある海外支局を通じてマーケティング活動を行っており、フランクフルトに所在する本局がこれらの海外支局を統括している。

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